SHURE ULXD2ワイヤレスマイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHURE ULXD2ワイヤレスマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこういった黒いボディだった物を、

御希望のデザインで承りまして、

塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ロゴは全てデカールでの施工となります(マスキングによる塗装でこのような細いラインを表現する事は出来ません)。

デカールはベースコート(この場合はイエロー) とクリアーの間に貼ってあるので、使っていて印刷が擦り切れるという事はありませんのでご安心くださいませ。

いずれこちらのロゴをフルカラーでも表現されたいとの事で、現在対応を検討中となります。

こちらは自然光での撮影となります。

イエローはスズキ「チャンピオンイエロー」(カラーコード:ZFT)となります。

赤はフェラーリ「ロッソコルサ」(カラーコード:300)となります。

黒はSTANDOX原色の黒(MIX570)となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE ULXD2ワイヤレスマイク 本塗り

先日お預かりしておりましたSHURE ULXD2ワイヤレスマイクです。

頂いたデータをプリントアウトし、実際のマイクに当ててサイズや位置を確認しました。

ネームロゴが入る箇所はマイク本体が円錐状になっていて、印刷したロゴをそのまま貼ろうとすると曲がってしまう為、予めロゴデータを修正しておきます。結果としては「HIRO」のロゴを円弧2%に、下の「USE ONLY」を3%でカーブさせておきました。この後デカール用紙を使って本番用の印刷を行います。

被塗面を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理し、芯棒に固定します。

グリルは入り組んだ形状になっているので、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。

グリルは赤と黒の2色の塗り分けで承っておりまして、まずはベースコートの黒を塗布します。

その後メッシュ部(網)と、中央リングの真ん中凹んだ箇所をマスキングします。最初は市販のマスキングテープを使って試しましたが、凹のラインがシャープでは無いので2本のラインを重ねて真っ直ぐに貼るのが難しく、なので1本で貼れるようマスキングシートを幅1.3mmにカットして作成しました。

黒の上に直接赤を塗ると隠ぺいし難い為、一旦ベージュを敷いてから塗り重ねています。赤はフェラーリのロッソコルサ(カラーコード:300)を使用しています。

マスキングを剥がしてグリルボールのベースコートが完了です。

同じ様にマイク本体も最初は全体にベージュ(具体的にはVW社ハーベストムーンベージュ)を塗り、その上にスズキ チャンピオンイエロー(カラーコード:ZFT)を重ねています。

チャンピオンイエローが乾いたら、上部(マイク下部)にロッソコルサを塗布します。

その後は場所を工場二階に移し、デカール貼りの作業となります。

木工用ボンドを溶かした水でデカールの台紙を剥がし、専用の接着剤(マークセッター)を使って貼り付けます。

ネジを締めて位置が合っているかを確認します。

問題が無ければこの後40℃20分程の熱を掛けて接着剤を乾かします。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

二回目のクリアーが塗り終わったら直ぐに液晶パネルフチのマスキングテープを剥がします。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

クリアーが塗り終わったばかりの時は目立ちませんが、完全硬化後にはデカールの段差が判るので、その箇所は#1500~#3000で研いで均し、磨き作業を行います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE ULXD2ワイヤレスマイク塗装承ってます

先日到着しておりましたシュアーのワイヤレスマイクULXD2ワイヤレスマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はイエロー・黒・赤の配色と、オリジナルロゴ入れも承りました。イメージイラストを作成していますのでそちらを紹介させて頂きます。

比較的派手な配色なのですが、こちらは舞台リハーサルなどでガナリマイクとして使う物との事なので、他の方が間違えて使わないように(間違えようのないように)してあるのだと思います。クリアーは艶ありで、高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!