PANTONE色見本キーホルダー

car101こちらはいつもデカールを貼る際に使用している平筆ですが、先日こちらの社外記にご訪問頂いている方から「筆先を3分の1程切った方がコシが出て貼り易くなる」とのアドヴァイスを頂きまして、早速試してみる事にしました。

car102あぁぁ・・・、お気に入りのタミヤ製の筆が・・・(笑)

car103 そして今回試している注型レジン製キーホルダーがこちらです。

car104以前石膏製のダースベイダーを使って、STANDOXで塗装したPANTONEカラーの色見本を作成していましたが、今回はこの色見本自体をアクセサリーに出来ないかと思い、ちょっと試してみました。

car100 PANTONEのロゴデータは以前使っていた物があるのですが、それをそのままではちょっとマズい気がしたので少しだけ変更しておきました(これはこれで問題な気がしないでもないですが…)。まあこれは両者ともリスペクトした結果と言う事で。

ちなみに今回はQRコードも埋め込んでみます。

car105 デカールシートにドライプリンターで印刷しました。本当はこれをレーザー彫刻でやってみたかったのですが、今回固定用のジグを作る時間はりませんでした。

car106 ちなみにSTANDOXにはPANTONEカラーの配合データが存在していて、今回の塗色もそれを使用していますが、配合内容については著作権上の事があるので紹介は出来ませんから、今回は使用した原色名だけの記載となっています。

car107 と言う訳で3パターン作ってみました。

ちなみにQRコードはこちらのサイトを利用すれば簡単に作れます。サイズについては大きい方が読み取り易いらしいのですが、入れる面積がこんな感じなので今回は一番小さい「1倍」にしました。

car108 早速iPadで試してみるとl、見事にQRコードを読み込みました!

本来であれば原色の配合データを紹介するか、或いはこれを制作している記事のページに飛ばしたら面白いかも知れませんが、前者は先ほどの事からしてNGで、また後者はまだこの時点ではページが出来ていないという(笑)。

car109塗装した色を実際にPANTONE色見本と照らし合わせてみると、見本よりも塗装した方の緑味が強く、ただこれは今回作った量が規定値よりも少ない為に起きた事が原因だと思われます。

今回作った色には緑の量が0.04gで、たださすがに塗料用スケールでもそこまで細かくは計れませんから、この場合は出来上がりの量を増やさなければならないのですが、今回はこの3個だけの為とテスト的な事なのでその辺は余りシビアには考えていませんでした。

しかし私的にはもっと激しいズレが起きると思っていましたが、これは結構意外な結果でした。うーん、やるなぁ、STANDOX!と(笑)。

car110この後デカールが十分に乾いたらクリアーを塗って一旦研いでデカールの段差を取り、再度クリアーを塗ったら最後にヒートンとワイヤーを着けて完成です。

普通の人が見ても何のことか判らないと思いますが、色を扱うデザイナーさんなら気が付くのでは、なんて思っていたりします。