色相環壁時計 販売準備

こちらは以前塗装しておいた12色の色相環用アクリル板ですが、一部仕上がりの悪い物もあったので、

そういったピースはクリアーだけを塗り直しておきました。

ゴミが着いていたり艶が引けている物は「磨き処理」(ペーパー掛け&ポリッシュ)で綺麗にはなりますが、ここまでの数なら塗ってしまった方が早いと言う事で、仕事のついでにクリアーだけを塗り直しておきました。

二度塗りにした方が明らかに仕上がりが良いので、今度から同じように全部二度塗りにしてしまおうかとも思っています(という感じで結局コストだけが上がってしまい、いつまで経っても商売として成り立たないという・・・)。

その後ムーブメントを取り付けて各時計の時間を合わせ、このままの状態で数日寝かします。時間が狂わないかどうかのチェックですね。

サイズの比較として、左側が直径25センチ、右が直径20センチとなります。

たった5センチですが、大分見た目が違うのが判ると思います。それぞれ値段を変えて販売する予定です。

そしてこちらはさらに小さい15センチです。とりあえずこちらも壁時計として販売しますが、棚や机の上に置けるような台を作ってみようと思います。

そしてこちらは背面にコンクリート=モールテックスなる製品を塗った物です。私的には人工的な物(塗装)と、自然な物(土とか)との組み合わせが好きで、ただ耐久性という点では漆喰や普通のセメントは使えず、なので色々探した結果この薄膜で塗って剥がれないベルギーのコンクリートを探し出した次第です。

裏に照明を着けて光らせたら間接照明っぽくて格好良く見える筈なので、今度実際に試してみようと思います。

実は壁時計もキーホルダーもまだ販売する予定では無かったのですが、とりあえず様子を見てみようと年末大晦日にそれぞれ一個だけを当ウェブショップとminneに出品し、それがすぐに売れてしまった次第です。全く告知とかしていなかったのでまさかこんなに早く売れるとは思っていなく、非常に嬉しい思いで新年を迎える事が出来ました・・・!

が!肝心の梱包の事を全く考えておらず、なので年明けは一日早く1月3日から出社してそれらの準備をしていました。

とりあえず箱はTwitterで知ったアース段ボールさんにてそれらしいサイズの物を購入し、ただしそれが届くのは5日ですから、先に中の緩衝材を作っておく事にしました。

とりあえず今回売れた直径25センチの色相環壁時計が段ボールの内寸に丁度よく嵌るよう、厚さ12ミリの発泡スチロール板を、レーザーで切り抜きました。この機械、本当に役に立ってくれます。

実際には被塗面(時計)には和紙上の梱包材を被せ、その上から今回作成した発泡スチロールを嵌めるようにします。時計に対して箱のサイズがちょっと大き過ぎるところですが、まあいくら大きくなっても購入された方の負担額は変わらないのでOKとします。

現時点ではある程度のコストが掛かってしまっているので(工場の賃料など)、今回のような販売製品ではどうしても赤字になってしまいますが、いずれはこういった物で商売が成り立てばと思い、仕事の合間を見つけては制作に勤しんでいます。

ただやはり実物を見て買いたい!と言う方もいらっしゃると思うので、いずれはデザインフェスタなどの催しにも出店したいと思います(ただその出展料をどうやってもペイ出来るとは思えないのですが・・・)。