PCスピーカー 下地処理~本塗り

speaker1 こちらもお待たせしております。パソコン用の小型スピーカーボックスですね。作業着手し始めてたらそのまま本塗りまで完了していたりしますので御安心下さい。ご依頼自体が激安コースなので作業自体はそんなに時間掛からないんですよね。

そして内容ですが、スピーカーボックスの一個は付属品が外されて箱だけの状態でしたが、もう一個はオーナー様自らがマスキングもしておいて頂いておりまして、ただどの道足付け処理などはしますからその部分のマスキングも張りなおしておきました。

speaker2 そして本塗り開始です。二個の内一個は箱だけなのでいつものように棒を差して固定していますが、もう一個の箱にはスピーカーも付いているので、スピーカーのコーンに直接当たらないようにフチにダンボールを固定するようにしています。

ちなみに今回のスピーカーボックスはMDF材で作られていて、それにオーナー様自らカッティングシート(恐らく3M社のダイノックフィルムでは?)を貼り付けています。こういったフィルムの素材はプラスチック系ですから、塗装時には直接塗る訳では無くやはりプラスチック用のプライマーを塗る必要があります。塗装は疑い深いくらいじゃないと痛い目を見ますから用心深くなったと言うか変な癖が付きました。

speaker3そして無事本塗り完了です。画像は既に強制乾燥も終えてブース内に置いている内にTACさんの動きがあってブースの中に車が入っていました。車が車なだけにまさかこの状態で塗っていたりはしませんので(詳しくは解かりませんが随分と新しい型のフェラーリでした・・・)。

今回の作業は、足付け処理からマスキング、そして本塗りと一連の作業は2時間も掛かっていません。激安コースなのでクリアーは塗りませんからスプレーガンを使うのも一回だけなのでお手軽です。 お任せコースも当初はこれくらい気軽に塗ってしまうコース設定の筈だったのですが、やっている内にレベルがどんどん上がってしまい、結局ある程度までの仕上がりにしてしまうと言う悪循環?に陥ってしまいました。本来はもっと気軽に手ごろなお値段で何でも適当に塗ってしまおうって考えだったんですけどね。

まあこれに関しては考えるところもあって、いずれはこの間にもう一つコースを儲けたいとと思っています。ちゃんと窓口がある店舗を持ったとしたら、朝頼んで夕方には違う色で出来上がっていたりしたら凄く面白いですよね。揚げ物屋さんみたいなノリで塗装が出来れば・・・なんて思っていたりします。 ただし今のように私一人で運営している会社じゃ絶対無理ですけどね(苦笑)。

小型スピーカー塗装承りました

先日無事到着しておりましたパソコン用の小型スピーカーボックスです。小型なのにちゃんとMDF(繊維板)で作られているようで凝ってますね(まさか手作りじゃ・・・)。

ご依頼の内容としては、シルバーのベースコートのみを塗る「激安コース」でして、これはクリアーを塗らない仕様ですので耐久性などでは2コートにはやはり劣ります。が、実はこちらのオーナー様は何度もご依頼頂いているリピーターでして、今までは主にモデルガンなどのパーツでそれらも同じく激安コースの仕様でしたから内容(仕上がり)は良くご存知頂いています。なのでこちらも特に進言する必要も無く安心してお受付出来ます。いつもご贔屓頂き有難う御座います!

ちなみに現状は木目調の樹脂シートが貼られていて、色はパールホワイト?っぽい感じになっています。シートはオーナー様自ら貼ったらしいですから、もしかしてケース自体も作っているのかも知れませんね。

ただ今使っているパソコン周りの製品がどれもシルバーとの事で、恐らくこれだけが浮いてしまう存在になったので統一性を図る為今回のご依頼に至ったのかと思います。ちょっとした事でも一度気にしてしまうとどうしても目に入ってしまいますからね。解ります解ります(笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!