KAWASAKIバイク用ウィンカーレンズ 下準備

kawasaki2 こちらもお待たせしております。イエローグリーンキャンディーカラーで御依頼頂いているバイクのウィンカーレンズ×6個です。レンズ系はまとめて来週本塗り予定ですのでそれまでは地味な下地が続きます。

レンズは表側を塗るので裏側はマスキングしますが、一般的なマスキングテープはイエローやグリーン、水色など色が付いているのでそれを貼ってしまうとそれに塗る色味が判らなくなってしまいます。今まではスモーク塗装などでも濃度の確認の為に透明なフィルムなどを貼っていましたが今回はちょっと新しい試みとしてミラーフィルムを貼ってみる事にしました。所謂「仮想反射板」といった感じですね。丁度3Mの反射フィルム(懐)があったのでそれを利用してみます。

kawasaki3 レンズ内側に入るサイズにダンボールをカットして、それをレンズの間に挟むように固定します。後はレンズフチのフランジ部分に沿ってマスキングします。

kawasaki4 ただしこれが純正同様と言う訳ではありませんから、一応いつも通り透明フィルムマスキングVer.も二個程作っておき、後は塗りながら確認したいと思います。それにしてもこんな良い方法、何故今まで気が付かなかったんでしょう・・・(頭が固くなって来てますね)。

kawasaki5 そして色も作成しておきます。iPadに写っている画像はオーナー様より参考として送って頂いたもので、今回はこれに合わせます。

ちなみに以前も紹介しましたが、キャンディーイエローは比較的濁りが強いので今回はそれがちょっと懸念されます。ちなみにもう一種類、透明度の高いイエローキャンディーの原色があるのですが、そちらはどちらかと言うと赤味があってオレンジ寄りのイエローなので使えません。赤に反対色であるグリーンを混ぜると濁りが生じますので(グレーな傾向になります)。光の三原色はRGB(レッド・グリーン・ブルー)が混ざると白になりますが色はそうでは無いんですよ(黒になります)。

kawasaki6と言う事でこんな感じになりました。モニターの上に乗っかっているのは余ったクリアーが硬化したもので、それにちょっと垂らしてiPadをライトボックス代わりにして確認しています。スティックだとグリーンですが実際に透過するとイエローが強く出るようですね。中々の曲者ですので後は実際にレンズに塗りながら調整しようと思います。

どうぞもう少々お待ちくださいませ・・・!

バイク用ウィンカーレンズ一色 完成

bike8大変お待たせしました!バイク用のウィンカーレンズ一式、スモーク塗装で無事完成となります。紹介がすっかり遅くなってすいません。

濃度は「極薄めと薄めの中間」となっておりまして、籠の上に置いてあるのはレンズ単体の状態で下に置いてしまうと透明感が解らなくなってしまうからです。仮想取り付けられた状態といった感じですかね。

bike5 珍しく縦画像にしてみました。光の当たり方と見た目の角度でスモークの濃さが違ってみえるのが解ると思います。実際の濃度はどれも一緒です。

bike6 高品位なクリアーの特徴としては「ギラツキ感」と言うのがありますが、それにしてもプラスチック素地の質感とはまるで違うかと思います。実際に装着されたらどう見えるのかを確認してみたいですね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

バイク用ウィンカーレンズ スモーク塗装本塗り

bike4 こちらもお待たせしました!バイク用のウィンカーレンズ一台分、無事本塗り完了しております。

上の画像は本塗り前の状態で、良く脱脂処理をしたらエアーブローをしてホコリを飛ばし、プラスチックプライマーを塗ったらいよいよ本塗り開始です。

bike6レンズ単体の場合は車のテールランプとは違って内部の反射板が無いので、塗っていて濃度の確認が難しいのが特徴です。特に今回は「極薄目と薄目の中間」と厳密な指定を頂いていますので濃くなり過ぎないように注意が必要です。

という事で、今回は4個の内二個をマスキングテープではなく透明のフィルムを使ってマスキングしています。これにより常にレンズは透過をして見れるので濃度の微調整をしながら濃さを決めていきます。

bike5 そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

この固定台から外して反射板の上に付けばさらに透明感は上がります。完成時の画像ではそれもイメージして紹介出来るようにしますね。完成次第改めて紹介致します。もう少々お待ち下さいませ!

バイクウィンカーレンズ 下準備

bike2 こちらもお待たせしております。「極薄目と薄目の中間」でご依頼頂いているバイクのウィンカーレンズ4個ですね。

今回のようなバイクのウィンカーレンズは車のテールランプと違って「レンズ単体」の状態なので、これは反射板が無い分塗っている時のスモーク感が非常に解かり難いです。

お任せコースでの標準度とかであればそこまで厳密に気にしないのですが(「お任せコース」はそういったコース設定ですのでその分安くなっています)、今回は標準コースでの厳密な濃度指定となっていますのでこの辺に重きを置くことにします。

4個の内2個はいつも通りマスキングテープで、もう二個は透明なセロファンを使ってマスキングをしてみました。

bike3この状態だとまだその差は感じられませんが、実際の本塗り時にはこれのお陰で濃度の微調整が出来ると思います。下手に「長年の経験と感で」とかを信用すると痛い目を見ますからね。何事も疑って作業していた方が間違いは少ないと思っています。

それではこちらも作業進行しまいたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

バイク用ウィンカーレンズ スモーク塗装承ってます

bike1

こちらも先週には到着していたバイクのウィンカーレンズ一式です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

同じ形かと思いきや薄いのと厚いので二種類あるようですね。車種は不明ですがどうやらHONDA車のレンズのようです。

ご依頼内容としては「極薄目と薄目の中間」のスモーク濃度で承っております。

こういったレンズ単体の場合は内部の反射板が付いていない為、塗っている時でのスモーク濃度が分かり難いところがあります。裏側にはマスキングの為のテープを貼ってしまうのでそれにより濃いのか薄いのかが分かり難いんですよね。なので今回はそれに対応したマスキング方法で挑みたいと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!