テールランク関係 下準備

smoke23次回の透過性塗装(レッドキャンディー&スモーク)関係の本塗りはこれらの部品でして、予定としては来週半ば辺りを想定しております。お待たせして申し訳御座いませんがどうぞもう少々お待ち頂ければと思います。尚、テールランプ関係の年内の塗装は終了となっておりますのでご了承下さいませ(お受付・お預かりは大丈夫です)。

作業内容はいつもの通りで、最初に裏側の清掃、その後レンズ以外の部分をマスキングしたら被塗面を足付け処理します。足付け処理は最初に#800で全体を、その後フチ(レンズの断面)をしっかり研磨し、その後#1300(アシレックスオレンジ)で全体をしっかり研磨します。

この後は各内容を纏めて作業指示書を作成し、本塗りまでにイメージトレーニングを行っておきます(意外とこれが重要でして…)。

それでは作業進行次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターテールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

forester7先日到着しておりましたフォレスターのテールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

当初のご依頼内容としては「テール全体をレッドに」と言う事だったのですが、現物を確認しましてそちらは少々難しい事が発覚しましたので色々と打ち合わせをしておりました。

forester8レンズを赤く塗る場合、今までの施工例ではウィンカー部分であれば赤を塗装時に薄くしたり電球を高輝度タイプにしたりでアンバー(オレンジ)に光らせる事には対応出来ていたのですが、バックランプはどうやっても赤くしか光りません。赤を薄くしたとしても恐らくはピンクに光るだけなのです。

forester3 と言う事で改めてバックランプ部分のクリアー抜きの範囲を検証しました。

forester6 クリアーに残す部分は極力小範囲にするようにして、イメージとしてはこんな感じとなります。

クリアー抜きの隣、ウィンカーの部分はスプレーの塗り方で赤を薄くする感じにします。勿論そのままの電球だと赤く光ってしまうと思いますが、こういった高輝度タイプの物を使えば普通に赤いレンズでもアンバーに光るとの事なので恐らくは大丈夫だと思います(今までの施工では大丈夫だとご報告を頂いております)。

forester4 真後ろから見ると、

forester5こんな感じになります。

キャンディーレッドの上に塗るスモークは「極薄め」の濃度で承っておりまして、クリアーは耐候性に優れたクリスタルクリアーの仕様となります。

これでテールランプ関連は今回4セット(内1セットはこちらでは紹介しておりません)揃いましたので、タイミングが出来次第作業着手致します。以前からお預かりしております方々にはお待たせしました!

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フォレスターテールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

forester 先日到着しておりましたスバルフォレスターの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!またわざわざご足労頂き有難う御座いました。

forester1ご依頼内容は、

・テールレンズ上部をレッドキャンディーに(下は赤くしない)

・上部ウィンカー部(?)をクリアー抜きに

・全体に薄くスモーク

・クリアーを耐候性の良い「クリスタルクリアー」

となっております。

早速イメージ画像を作成しましたのでそちらもご案内致します。

forester2赤の色味に関しては実際はもっと透明度があって綺麗になりますのでご安心下さいませ。

塗り分けの位置について間違いが無いかご確認頂ければと思います。

レッド&スモークの色味の完成イメージ(ご希望)としては、先日こちらで紹介したハリアーのテールランプが「まさにそれ」との事ですのでそれを参考に致します。画像も紹介致しますね。

harrier14 内部の反射板が黒い部分はかなり黒い赤となりますので、今回のフォレスターのテールランプだとフチ周りがドス黒くなり、レッド部分は赤黒く、クリアーレンズ部分は白さを抑えたスモークになる感じです。

harrier16最初にお問合せ頂いたメールに「プロフィットさんのホームページを見て我慢できなくなった」と言う言葉が非常に印象的で、まさに作戦通りです(笑。しかしながら日記に掲載している画像は殆ど加工していませんのでその点はご安心下さいませ)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

尚テールランプ関係はまだ数が集まっておりませんが、年内に完成出来るのはこちらも含めて次の1ターンのみとなります。来年まで続く大きな案件が幾つかありますので、余り余裕がなくなってしまいました。何卒ご理解の程宜しくお願い致します。

フォレスターテールランプ塗装 完成

forester34 お待たせしました!フォレスターの純正テールランプは「極薄目と薄めの中間」のスモーク濃度で完成となります。

forester35 フォレスターのテールランプも最近御依頼が増えています。ただ型は違って、こちらのテールランプは今回で二回目、もう一回り小さい方のテールランプが3~4回くらい塗っていると思います。何にしてもやはりスバル関係が多い気がしますが・・・(怖)。

forester36純正品にしては結構派手なテールランプオで、多分それが好みじゃないという方も結構居ると思います。ただ余り黒過ぎるテールランプも敬遠しがちだと思いますので、派手さを抑えつつ「如何にもスモーク」と言うのを避けたいといった方にはお勧めの濃度です。同じフォレスターオーナーなら直ぐに判ると思いますがそうで無ければ気付かないレベルだと思いますので。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

フォレスターテールランプ 本塗り

forester30 こちらもお待たせしました!フォレスターのテールランプも無事本塗り完了しております。

forester31スモーク濃度は「極薄目と薄目の中間」で御指定頂いておりまして、本塗り中に濃度を確認する方法としては上の画像にあるようにマスキングしてある箇所の上に新しいマスキングテープを貼る事で今どれくらい濃さに塗っているのかの目安になったりします。

forester32濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。

クリアーは「主剤」と「硬化剤」、そして「シンナー」の3つで構成されていて(シンナーを入れないタイプもあります)、硬化剤とシンナーは塗る時の湿度や温度などの状況によって選びます。ただし選択する「主剤」によっても出来上がったクリアーの特徴は変わりますのでそれに応じてそれぞれ硬化剤もシンナーも変えなければなりません。例えば今回はレベリング性の良いクリスタルクリアーでしたから比較的簡単に綺麗な塗り肌が出来ますが(イメージとしては勝手に綺麗に仕上がってくれるという素晴らしいクリアーです)、これが通常使うイージークリアーだとそこまでのレベリング性能はありませんから、その場合は硬化剤とシンナーを遅め(高い温度と湿度用)に設定しなければなりません。また被塗物の面積や形によっても使い分ける必要があり、塗装をする上ではこの辺の選択が重要になってきます。季節の変わり目が難しいというのはそう言う事ですかね。

forester33こちらは現在熱を入れている所で、今週土曜日から当店の夏季連休となりますのでその間に寝かしておき、完成は22日以降となる予定です。完成次第改めて紹介させて頂きますのでどうぞもう少々お待ち下さいませ!