ヘッドライトインナーレンズ塗装 完成

 こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたヘッドライトインナーレンズ4点の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は透明のレンズで、

 それに「極薄目と薄目の中間」の濃度でスモーク塗装を施しました。

最初の画像です。

コントラストが増して、表面にあるカットガラス調の模様がはっきりと判るようになったのが判るかと思います。

 裏側に反射フィルムを貼るのは難しかったので、今回は何もマスキングをせず裏表全面を塗装しています。もちろん下地処理も全て行っています。

 リング状の部品は表面はツルツルしていて、裏側にカットガラス調の模様が入っています。

 裏側はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行っています。

 裏側の肌を悪くすると透明感が損なわれてしまうので、全面ツルンと塗るようにしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ヘッドライトインナーレンズ 本塗り

 こちらも先日下準備を行っていた、ヘッドライト内に入っている透明なレンズ4点です。

 よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

 濃度は「極薄目と薄目の中間」となります。

 「言われなければスモークにしたとは分からない」くらいの濃度で、ただ薄いスモークでもキャンディーカラーの特徴でもあるコントラストが強調されますから、元のようなプラスチック的な質感を払拭出来る効果があります。

 裏側にマスキングテープを貼ってしまうと濃度が判らなくなってしまう為、今回はマスキングはせず全面クリアーを塗る方法にしています。

 裏側にも足付け処理、プラスチックプライマーを塗ってあります。スモークを塗るのは表側のみです。入り組んだ箇所はスプレーの際に空気の流れが止まってしまう為、裏側から塗るとムラが出て綺麗に塗れない為です。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 塗装面積は少ないのですが、今回塗装したご依頼品の中では一番手間が掛かっています。

素材はPC(ポリカーボネート)で、これはヘッドライトレンズ(アウター)も同じですが、そちらは表面にコーティングが施されているので当店ではお受付しておりません。

 この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます(当店で塗装する物で60℃で変形したりするような物はありません)。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ヘッドライトインナー スモーク塗装承ってます

 先日お預かりしておりましたヘッドライト内に入っているレンズ4点です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容はスモーク塗装べた塗りで、濃度は「極薄目と薄目の中間」で承っております。

今回のように土台(反射板)が着いていなくレンズ単体でスモークを塗る場合、裏側にマスキングテープを貼ってしまうと塗っている時に「濃さ」が判らなくなってしまう為、いつもは透明なシートや反射フィルムを貼って濃さが判るようにしていますが、今回のような細い形状だとそれが難しいので、「コ」の字型の部品は裏表共に塗ってしまう方法で対応しようかと思っています。円形のレンズはどうしようか、もう少し検証してみたいと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせていただきます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!