ランサーHKSヘッドカバー結晶塗装承ってます

lancer先日到着しておりましたランサーエボリューション8 HKS製のヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はこちらを結晶塗装の赤で、色味は鮮やかなイタリアンレッドで承っております。フェラーリのヘッドカバーを塗る時と同じ赤ですね。

ちなみに同型の製品の施工例がありますのでそちらも紹介させて頂きます。

swift63この時と同じ様に「HKS POWER」の凸文字は最後に研磨して鏡面状に光らせ、クリアーを筆塗りしておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ランエボヘッドカバー 完成していました

lancer20 少し前に業者さんからご依頼いただいていたランサーエボリューションのヘッドカバーで、掲載OK頂きましたので紹介させて頂きますね。いつも気さくに御快諾頂けるので一応途中工程も撮影しておいた次第です。

lancer21 ちなみに今回は凸文字は不要との事で全部削り落としました。作業はそこそこ大変なのですが、今回は素材がマグネシウムなので比較的ザクザク削れてくれました。

lancer22最後は当て板を使って平らに削って完了です。上の画像だと半分の状態で、全部削ります。

lancer17そして完成です。今回は結晶塗装では無く「鮮やかな赤の艶々で」で承っております。以前ヘリコプターのプロペラに採用したHYUNDAIの「hiphop red」(カラーコード:HL)ですね。激しく隠ぺい力が弱いので下にフェラーリのレッドを塗っています。

lancer16比較的状態が良かったので今回は旧塗膜は剥がさずに全体を足付け処理だけして塗っています。マグネシウムは腐食し易いので諸刃の剣みたいなところもありますしね。

lancer18結晶塗装でチヂレ目を綺麗に並べる為には「塗装をしっかり塗りこむ事」と「全体に膜厚を均一に」する事が重要で、それを普通の塗装(塗料)で行うとこんな感じにテロテロに仕上がる、という訳です。明らかに塗り過ぎですが、新車塗膜の再現(補修)と言う訳では無いのでオーナー様としてもこの方が嬉しいですよね。ただここまで塗るとその日は焼けません。塗装屋さんなら判ると思いますが発泡して大変な事になります。

もっと近接画像もあるのですがそちらは余りにもクドイので(笑)フェイスブックの方でだけ紹介しようと思います。

いつもご贔屓いただき有難う御座います!

業者さんからの依頼品です

evo 先日業者さんからご依頼頂いていたランエボのヘッドカバーです。こちらは先ほど紹介したベンツのヘッドカバーと同じくマグネシウム製で、ただこちらは結晶塗装では無く艶々の塗装で仕上げています。

evo1同じく同時にご依頼頂いたブレンボのキャリパーで、こちらはオーナー様の御指定でいつもとは違うロゴを入れての塗装となっています。

当店の場合個人の方からのご依頼も多いですが、業者さんからのご依頼もある程度はあります。比率にすると7:3くらいでしょうか。こちらの業者さんも直接お会いした事はありませんが一応は信用して頂けておりますようで何度もご依頼を頂いています。車体を扱っているショップさんですから必ず懇意の板金塗装屋さんを抱えている筈ですが、こういった小物はわざわざ手間(とお金)を掛けてでもご贔屓いただけています。

ただこれらの作業も当店だけでは出来ない(やらない)事もありまして、例えば根深い腐食(錆)が出来てしまった物は強力なサンドブラスト機器がある専門のショップさんに御願いしますし、ブレーキキャリパーはデリケートな部分もありますからこれに関しても下地の作業は専門の方に御願いしています。ビストンが着く部分を傷つけたりしたらブレーキキャリパーの性能としてはもうお終い(らしい)ですからね。ちなみにお金さえ積めばオーバーホールも対応してくれますが(笑)、今回はご依頼主の業者さんの方でオーバーホールされるようです。故に現在ピストンは付いていません。

装着された画像も後日送ってくれるとの事ですのでいただきましたら紹介させて頂こうと思います。いつもご贔屓いただきありがとう御座います!

 

ランサーエボリューション内装パネル塗装 完成

lancer7 大変お待たせしました!ランサーエボリューションの内装パネル4点、本日完成となります。発送は一応明日の夕方以降でお願い出来ればと思います。

lancer8 画像で見ると色は黒に見えますが実物だとかなりしっかりバイオレットパールが効いています。何故か上手く写せなかったんですよね・・・。色々な角度で撮っては見たのですがその中でもこれらは比較的ましな画像なのです。すいません・・・。

lancer9これらの部品は元々素地表面が細かい梨地だったもので、そのまま塗ってもこういった艶には仕上がらないのです。通常はサフェーサーで平滑な下地を作りますが、今回は「二度塗り」の方法でこういった艶のある仕上がりに出来ました。元の状態に比べると全然違いますよね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

(こちらの部品、車体から外していたんですよね。長い間不都合をお掛けしてすいませんでした・・・)

ランサー内装パネル4点 本塗り

lancer13大変お待たせしました!ランサーエボリューションの内装パネル4点は無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

画像は本塗り前の状態で、元々はプラスチック素地で表面がザラザラとした梨地でしたが、今回の梨地も比較的細かい目の物だったのでサフェーサーでは無く1コートソリッドカラー^での下塗りで対応しています。クリアーを一旦塗って硬化後にもう一度塗るような感じですかね。

lancer12こちらはエアコン噴出し口の枠部分でしょうか。同じ様に下塗り塗装後、表面を研磨して均してあります。

lancer10 そして本塗り完了です。今回の塗色は日産GT-Rの特別色に設定された「アルティメットオパールブラック」(カラーコードLAC」なのですが、実際のボディーカラーとはちょっと違います。本来の塗色であればマジョーラ系のような特殊顔料が使われていて、それを揃えるだけで数万の費用が掛かってしまうので代替的なカラーデータで対応しています。って言うか奇跡的にそんなデータがあったんですよ・・・。

lancer11  STANDOXのデータにあった色は確かにカラーコードは「LAC」ですが、そういった特殊顔料は使わない、例えて言うなら「裏吹き用」の色のような感じでしょうか。ボンネットの裏などにそんなコストは掛けられないのでそんな場合はこれで代用出来ると思います。

原色の配合としては、黒が76.27%、アメジスト(バイオレット)パールが10.02%、粗目のブルーパールが4.01%、同じく粗目のレッドパールが3.04%入っています。確かにGTRな感じの色にはなっているかと思います。画像で見るより良い感じにパールが変化しています。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!