Lancer Brembo caliper

先日業者様からご依頼を頂いていたランサーエボリューション純正のブレンボキャリパー一式です。

ロゴのサイズは元の通りに戻すので、剥離する前に測っておきます。

いちいちメモを書くよりも「メジャー付きのマスキングテープを貼って撮影する」と言う方が後で発見し易く便利です。尚サイズはフロント80mm、リヤは54mmとなります。

  色に関しては一緒に見本をお預かりしたので、それに近い色の色を選びます。赤はいつものようにブレンボの赤に近い物を、ロゴのシルバーは高輝度タイプのJLAM-906を採用します。

サンドブラストはいつものブレーキ屋さんにお願いし、その後深い傷と打痕が目立つ前面のみエポキシプライマーサーフェサーを塗っておきます。この後熱を入れて硬化後に研ぎ作業を行い、今度は全面にプライマーを塗布します。

 そして完成です。

 いつものように画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

車体との固定部は膜厚を付けないよう薄膜のプライマーとベースコートの黒のみの仕上げとしています。

こちらの業者様からご依頼頂いたキャリパーはサーキットでタイムアタックをするような使われ方をするようで、以前「当店で塗装した物で何か問題が出た事とかありましたか?」と伺ったところ、全く無いとご回答を頂いております。

ランサーブレンボキャリパー塗装承ってます

先日到着しておりました三菱ランサーエボリューションXの純正ブレンボキャリパーとシールキット一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 状態としてはいつものようにクリアー層が層間剝離した状態で、

また色も褪色しています。

今回は「純正に近い色で」と承っておりますので、当店規定のランエボキャリパー近似色で対応いたします。

ロゴも元と同じように、フロント80mm、

リヤは41mmを白で再現します。

この後はいつものブレーキ屋さんにてオーバーホールと下地作業をお願いします。ブレーキ屋さんについてはこちらの記事が判り易いので宜しければご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Mitsubishi Lancer brembo Cnady Red

 三菱ランサーエボリューション純正のブレンボキャリパーです。

 いつもご贔屓頂いている業者様から、「車体色がエボ10純正の赤(レッドメタリックP26)なのですが、これよりも明るい赤ラメで、ブレンボ文字は黒で」とご依頼を頂きました。

 現状はいつものようにクリアー層が剥がれ、文字も消えてしまっています。

 まずは先ほどの状態から、いつものブレーキ屋さんにて洗浄・サンドブラスト処理を行って頂きました。

下地作業をお願いしているブレーキ屋さんについては、以下リンク先の記事が判り易いかと思います。宜しければご参照下さいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

 そして完成です。

下地に粗目のシルバー(STANDOX MIX598)を塗り、その上に透過性の赤を塗ったキャンディーレッドの仕様となります。

 ロゴのサイズは純正と同様、フロントを80mm、リヤを54mmとしています。

ロゴの色は黒となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 オーバーホールは業者様の方でやられるとの事で、ピストンは外れた状態となります。

 一般的な2コート塗装では、こういった鮮やかな赤メタリックは表現出来ません。

 こちらと同じ色を御希望の場合は「3コートキャンディーレッド」とご指定下さいませ。

この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

ランエボ純正ブレンボキャリパー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたランサーエボリューション純正のブレンボキャリパー(フロントのみ)の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はいつものようにクリアーだけが剥がれた状態になっていました。

その後はいつものブレーキ屋さんにてサンドブラストを掛けて貰い、

元の近似色で塗装しました。

 ロゴも同じサイズで80mmとなります。こちらも塗装で行っています。

F50のブレンボキャリパーの赤は朱色の強い明るい赤で、こちらはそれに比べると青味のるどす黒い赤となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ランエボ純正ブレンボキャリパー 本塗り

 先日お預かりしておりましたランサーエボリューション純正のブレンボキャリパー(フロントのみ)です。いつものブレーキ屋さんにて洗浄~サンドブラストを行って頂き、少し前に戻って来ていました。ちょっとタイミングが早いのですが、このままだと錆びが出てしまうので先に塗らせて頂く事にしました。

 そのままの状態でも塗れるようになっていますが、塗装した後に艶が出るよう#120~#180でアルミ素地を研磨しておきます。ただしシングルアクションだとプライマーが密着しない為、最後はダブルアクションサンダーで仕上げます。

 全体をシリコンオフで洗い流すようにして脱脂清掃し、本塗り開始です。

 まずは全体にプライマーを塗布します。

 塗膜の厚みをつけたくない箇所にはベースコートの黒を塗り、よく乾燥させたらマスキングをします。画像では見えませんが、ブレーキパッドを固定するシャフトが通る穴もそのまま塗ってしまうと装着出来なくなってしまう為、プライマーとベースコートの黒のみにしています。

 そしてベースコートを塗布します。今回は元々あったランエボキャリパーの近似色でドス黒い赤となります。

 十分に乾燥させたらマスキングをして、bremboのロゴを白でスプレーします。

 これでベースコートが完了です。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。その間に付属品パーツの洗浄なども行っておきます。

それでは完成次第改めて紹介をさせていただきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!