ルノー純正シャークアンテナ塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたルノー純正シャークアンテナの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は艶あり黒に塗装済みだった物を、

ルノー純正色の「グリチタニウム」(カラーコード:KPN)に、

またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で塗装を施しています。

 塗装後の磨き処理も行いました。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ルノー純正シャークアンテナ 本塗り

 先日お預かりしておりましたルノー純正のシャークアンテナです。

元々黒に塗ってあるのですが、肌が悪かったりゴミが着いていたりするので、

 まずは#1000で全体を研いで肌を落とし、

 #800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理を行います。

通常番手は上がる(細かくする)順番で使いますが、布のタイプはコシが柔らかく研磨粒子が均一な為、水研ぎペーパーに比べて深い傷が入り難いのが特徴です。

いつもの様に持って塗れるよう芯棒に固定します。

  色はルノー純正色の「グリチタニウム」(カラーコード:KPN)で、配合データを基に原色を混ぜて作ります。粗目のブルーパールの他に中目のメタリック、またSTANDOX原色では最も粒子の大きいメタリック(MIX598)も使われています。

ベースコートを塗布します。隠ぺい性は良いので3コートでOKです。

 そしてクリアーを塗布して本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜が硬化したら磨き作業も行います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ルノー純正シャークアンテナ塗装承ってます

先日到着しておりましたルノー純正のシャークアンテナです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 現状はソリッドの黒に塗装された新品で、今回はこちらをルノー純正色の「グリチタニウム」(カラーコード:KPN)、クリアーを高品位なタイプの「クリスタルクリアー」に変更で承りました。

通常こういったルーフアンテナは【お任せ仕上げコース】でのご依頼が多いですが、今回は磨き処理も含めた【標準コース】にてお受付しております。恐らくですが、既存の肌が悪い事、

 またゴミの付着などもあるからだと思います。

ちなみに車体の塗装でもこういったゴミの混入は普通にあって、ただ部位によってそれらのチェック基準は判れています。

私が当時勤めていた外資系ディーラーの集中センターは都内にあって、そこで扱っているのは事故車両の補修でしたが、研修で行った愛知豊橋のセンターでは新車補修のラインを見る機会を頂きました。

今は判りませんが、当時の輸入車は余り(と言うかかなり)程度が良くなく、そのままでは日本人のレベルに沿わないという事で、殆どの車両はそこで再補修が行われていました。

ただそういった補修は殆どがスポット塗装(部分的な塗装)で行われる為、最初は良いのですが(ワックスで騙されるのですが)、納車されてから数カ月経つとそれらの跡が出て来て、それらのクレーム処理を主に私のような集中センターで働く従業員が行う訳です。海を渡ってくるからか途中で錆なども出ていたりして、ただそれも単に上から塗っただけだから結局後で出てくるんですよね・・・。お陰で色々鍛えられました。

塗装するのは上のカバーのみなので、土台部分は外しておきました。社外品とは違って中身がちゃんとしていてビックリしました(笑)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!