クロモリフォークは・・・

今年始めにサンドブラスト屋さんに出しているクロモリフレームとアルミフレームはまだ戻って来ておりませんのでもう少々お待ち下さいね。恐らく年始早々混み合っているのかも知れません。いつもならもっと早く戻って来ますからもう少しだと思います。

で、クロモリフレームとセットでお預かりしている「フォーク」についてはこちらで処理しております。フレームをブラスト屋さんに発送した時に剥離用溶剤槽に入れておいたので一週間以上は浸けておいた状態ですかね。良い感じになってます(笑)。

剥離剤ならものの数分でこれくらいにする威力はあるのですが、如何せん剥離剤はその取り扱いとその後の処理が宜しく無いので私的には好きではありません。なので今はちょっと大きめのタンクに廃シンナーを貯めてこういった部品をそのまま浸けておけるようにしています(元はゴトー氏のアイデアです)。

と言う事で、古い塗膜は溶剤に侵されて綺麗に素材から浮き上がってくれています。見た目はなんだか洋服のしわみたいでちょっと面白いですよね(気持ちが悪いという解釈もありますが・・・)。

あそこまで綺麗に旧塗膜が浮いてくれていると後はワイヤーブラシかスクレーパーで軽く擦るだけで簡単に落ちてくれます。

が、この状態で置いておくとあっという間に錆が発生しますので素早くプライマーを塗る必要があるのですが、フレームの方がまだ戻って来ていませんのでとりあえずまた溶剤槽に浸けておく事にします。シンナーの中に浸かっていれば酸化する事は無いですからね。油がタップリ塗られているのと同じ事ですので。

で、フレームが戻ってきたら一緒にプライマー塗装の準備をします。もう少々お待ち下さいね。