大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた日産スカイラインR35 GT-R用の社外品ウェットカーボン製フロントグリルのクリアー塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
また表面にはカーボン繊維の凸凹が出ていたので、これを研磨してクリアーを塗装し、さらにもう一度研磨してクリアーを塗っています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた日産スカイラインR35 GT-R用の社外品ウェットカーボン製フロントグリルのクリアー塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
また表面にはカーボン繊維の凸凹が出ていたので、これを研磨してクリアーを塗装し、さらにもう一度研磨してクリアーを塗っています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!
先日クリアーを下塗りしておいた日産スカイラインR35 GT-R用の社外品ウェットカーボン製フロントグリルです。仕様としては通常の本塗りと同じですが、元々あった巣穴などをサフェの代わりにクリアーを使って埋めています。
平面は当て板を使って#600の水研ぎをし、その後#800をスポンジパット&手研ぎで行い、最後に当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均しています。
デジャヴのようですが、各マスキングも貼り直しています(そうしないと前に塗ったクリアーが剥がれ落ちて塗装面に付着する!という地獄のような状況に陥ります)。
今回もベースコートクリアーは塗らず、直接トップコート(クリアー)を塗布します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで、1コート目を塗ってからフラッシュオフタイム(コート間の乾燥時間)を20分程設け、2コート塗っています。
この後は一晩自然乾燥させ、再び60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日お預かりしておりました日産スカイラインR35 GT-R用の社外品ウェットカーボン製フロントグリルです。
現状は新品状態ですが、クリアーゲルにはカーボン繊維の凹凸が出ていますので、
まずは#320~#400のダブルアクションサンダーで粗研ぎをし、
その後#600→#800の水研ぎで全体を均します。また断面のエッジを面取りするような感じで滑らかにしておきます。
ハジキの防止などでまず最初にベースコートクリアーを塗ったりする場合がありますが、これくらいのサイズなら脱脂不良などのリスクはまず無いので、大抵はこのままいきなりウェットコートでクリアーを塗ります(そもそも捨て吹きとかドライコートは艶引けや肌を荒らすだけなので、デカールやドライレタリングを貼った場合を除き全くしません)。
フチを柔らかいラインにしたいので、クリアーは裏側に回り込むように塗れるようにしています。
今回はカーボン(とポリエステル樹脂)の劣化を防ぐ為でもあるので、クリアーは下塗りにもクリスタルクリアーを使用しています。
この後熱を入れて塗膜を硬化させ、もう一度全体を研いで次は本塗りで大丈夫そうです。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
日産スカイラインR35 GT-R用の社外品ウェットカーボン製フロントグリルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
現状はクリアーゲルコート仕上げで、表面はカーボン繊維の凸凹が出ていますので、まず一旦「研磨→クリアー塗装→完全硬化→研磨」といった工程で下地を作ってから上塗りとします。ご依頼はカーボン地をそのまま活かしたクリアー仕上げなので、サーフェサーの代わりにクリアーを使う方法ですね。
ゲルコートはポリエステル樹脂の為に耐候性が弱く、紫外線に当たると塗膜を構成する分子が酸化分解などの化学変化を起こします。経年で白くなっているのは(白亜化)、樹脂が劣化してボロボロになってしまっているからです。
アクリルポリウレタン系の樹脂は耐候性に強いという特徴があり、またその中でも耐候性の良いクリアーを使う事で長期間良い状態を保てるようになります。なので今回もクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで承っています。
カーボン製品は型から抜いた後にフチをサンダーでカットしている為に鋭角で、こういった部分もクリアーの二度塗りで自然な感じに仕上げたいと思います。
参考までに以前施工したカーボン製品の塗装事例を紹介します。
DUCATIのアッパーカウルです。今回と同じくウェットカーボン製で、やはりクリアーの二度塗りで仕上げました。
こちらはGIOSの自転車フォークです。素材はドライカーボンですが、元々下地が出来ていた物をGIOSのロゴを削って消してクリアーで仕上げています。またカーボンの接着部分を目立たなくするようスモーク塗装も行っています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!