LOTUS樹脂製エンジンカバー結晶塗装本塗り

lotus6 こちらもお待たせしました!ロータス用の樹脂製エンジンカバーも結晶塗装で本塗り完了しております。

lotus7 こちらもオデッセイと同様、鮮やかなイタリアンレッドの結晶塗装となります。今回は5個まとめて塗っていますがどれも赤系となっています。

lotus8結晶塗装は焼き付け型の塗料となるので、通常プラスチック製品には施工が出来ませんが(熱で変形してしまいます)、今回のように施工例がある物であれば対応は可能です。

尚、プラスチック製品の凸文字部分に関しては、アルミ素材のように削って光る訳では無いので、今回は研磨して平滑に均した後にシルバーを筆塗りで承っています。筆塗りなので仕上がりは悪いですから、それについてはクリアーの筆塗りの場合と同様無料で対応しております(ただし研磨費はアルミの場合と同じように掛かります)。

それではこちらも来週中には完成出来る予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

 

LOTUSエンジンカバー 結晶塗装承ってます

lotus 先日到着しておりましたロータスの樹脂製エンジンカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

lotus1どうやら以前にも結晶塗装の赤を塗られていたようなのですが、恐らく下地処理を何もしていないので全部剥がれてしまった模様です。素材は確かPA(ポリアミド)ですが、PP同様に塗装との相性は良く無い樹脂ですから、いくら塗料自体の密着性が良い焼付け塗装でもそのまま塗るだけでは簡単に剥がれてしまいます。

と言う事で、今回は全体的にサンドブラストを掛けて残った旧塗膜も剥がし、新たに鮮やかなイタリアンレッドの結晶塗装の赤で塗りなおします。

また凸部に関しては塗装後にいつもと同じ様に面研して、ただ素材はアルミではありませんから削っても黒くなるだけなので、最後にシルバーを筆塗りで行います。以前同じ内容で施工例がありますので紹介しますね。

lotus2遠めには普通にシルバーに塗ってありますが、筆塗りなので刷毛目は普通に残っています。ただしクリアー筆塗りの時と同様にこちらはサービスですのでその点は御理解を頂いております(筆塗りでも結構大変なのでして・・・)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ロータスヘッドカバー結晶塗装 その後

lotus3 こちらは先日完成~発送したロータスのヘッドカバーもとい「ポスト」です。いや、実際に車のエンジンに装着されているヘッドカバーそのものです。自動車が好きでたまらないって言うのは一目で分かって良いですね。むしろ怪し過ぎて変なチラシとか投函され難いのではないでしょうか(笑)。

ちなみに今回のご依頼は二回目で、先日これに運送会社さんのトラック?が当たったらしく、今回はその修理として保険作業で承りました。以前の自動車補習塗装では日々の業務は殆どがこの保険作業でしが、小物塗装屋になってからは本当に久しぶりです。

住所とお名前が出てしまっていますが、これはオーナー様よりご了承頂いておりますので有りがたく使用掲載させて頂いております。

lotus4オーナー様から頂戴したご感想もありますので紹介させて頂きますね。

「今回も素晴らしい縮み具合の美しい結晶塗装を施工して頂きまして感謝いたします。
 カムカバーが綺麗になった分、門柱の塗装の汚さが目立ってしまったような?(汗)
 また今後もお願いしたい物がありますので宜しくお願いいたします。添付した画像は苗字と番地だけなのでそのまま日記にアップして頂いて構いません。 
その方がリアリティーがあって今後、同様な注文が入るかもしれませんから(笑)」
との事です。うちの行く末まで心配して頂けているようで有り難い限りです(笑)。

この度もご贔屓頂き有難う御座いました。こちらこそどうぞ今後とも宜しくお願い致します!

LOTUSヘッドカバー(ポスト)結晶塗装 完成

lotus5こちらもお待たせしました!玄関に取り付けていてるちょっと変わったポストは結晶塗装のグリーンで完成となります。正確には「ポストに被せた本物のヘッドカバー」ですかね。

lotus6結晶目は近くで見るとこんな感じです。幾何学と言うかフラクタルと言うか・・・この世の模様とは思えません。

ちなみにここまで近くまで寄って撮るのはいつものカメラだと出来ないので以前使っていた極普通のコンパクトデジタルカメラを使ってます。

lotus7  ちなみに今回のご依頼は珍しく「保険」での修理で、玄関先の壁に固定してあったこれに運送会社のトラックが当たったとの事です。以前の自動車修理の時同様、今回は写真と見積書を提出しておきました。

オーナー様の携帯電話宛に完成のお知らせの旨を留守番電話に登録しておきましたので、お手透きの時にでもご連絡を頂ければ幸いです。

この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

 

LOTUSヘッドカバー 結晶塗装

lotus こちらもお待たせしております。無事本塗り完了しておりますのでご安心ください。

画像は溶剤槽に漬け置きをしておいて旧塗膜を剥離している状態です。元々の塗膜は当店で塗っている物で、白く残っているのは下地に塗られていたプライマーです。溶剤に漬かっていてもちゃんと残っているのが解りますよね。

lotus1 残ったプライマーは綺麗なシンナーで洗い流し、良く乾かしたらリン酸で表面を処理をしていよいよ本塗りです。

lotus2 冒頭で紹介している画像にあるプライマーがまさにこれです。ちなみに今回のヘッドカバーは「ポスト」として使われている物ですから、防錆の事を考えて裏側もプライマーを塗っておきます。これも前回と同じですね。

lotus3    アルミの鋳造製品は大体こんな感じで「巣穴」や「バリ」があったりします。砂型に溶けたアルミを流し込んで作っている訳ですから多少の粗はあって当然です。

これを「比較的簡単な方法で綺麗に見せられないか」という事から結晶塗装は生まれたと聞きます。通常こういった巣穴はパテやサフェーサーで埋めないと最後まで残ってしまいますが、それをせずとも綺麗に見せられるのが結晶塗装という訳です。lotus4で、既に塗膜の焼付け(140℃~170℃)も行い、文字凸部の研磨も完了しています。最後に凸部にクリアーを塗って完成です。明日完成画像紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

次回の結晶塗装はジムニーのヘッドカバーですね。こちらもお待たせしておりますが作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!