R34スカイライン用メーターパネル塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスカイラインR34用メーターパネルカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は下側のちょっと青紫色掛かった透明メーターパネルを、上のスモークメーターパネルカバーを参考にスモーク塗装で承りました。

下に敷いている布がグレーだと黒く見えるので、薄葉紙に敷きなおしました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

見本のメーターカバーと並べてみました。赤茶色の色味に比べると当店でのスモーク塗装は青味寄りで、これについては問題無いと伺っております。ちなみに透過性の橙(オレンジキャンディー)を混ぜて色味を合わせることも可能ですが、本塗りでそれを行うのはあり得ないので(塗り直しが効かないので)、その場合は別途透明アクリルの色板を用意して調色&テストピースの作成が必要となり、追加費用が必要となってしまいます(色板4枚の作成で¥25,000くらい)。

それでは後ほど完成音お知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

R34スカイライン用メーターパネル 本塗り

先日下準備を行っていたR34スカイライン用のメーターパネルカバーです。

ちなみにメーターパネルの透過性塗装はちょっと特殊で、

現在これらについてはスバルエンブレムのアクリルプレート同様、2回に分けて塗装を行っていたりします。

ですのでこちらは既に一度目の塗装を行った状態で、その時点で多少(半分程度)の濃さのスモークも済ませています。その後通常通り熱を入れて塗膜を完全硬化し、再度足付け処理も行っています。面積が小さい割に金額が高いのはこういった事が理由ですね。

なので今回が2回目の本塗りで、この時点で残りのスモーク塗装を行います。

今回はこちらのスモーク済みメーターカバーを参考にとお預かりしていますので、それに合わせて濃さを微調整します。

色味が大分違いますが、これについては気にされないとの事ですので、今回は濃さのみを合わせています。当店のスモークは比較的青味がある感じですね。

濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ関係透過性塗装 下準備

先日より下準備を始めたテールランプ等のレンズパーツです。

ロードスターのテールランプとフロントウィンカーレンズはクリアー塗装のみで、ただしこれらの凸文字の除去を承っていますので、まずはこちらを研磨して平滑にします。

あまり深い傷をつけないようにと高い番手(例:#1000)から始めるとしっかり平滑が出せないので、通常のパテ研ぎと同様、荒い番手から始めます。ただ当初は#120を想定していましたが、切削性の良いPMMA(アクリル)樹脂だったので#180からとしました。ちなみに切削性の悪いPMMAの一例としてはメルセデス等のテールランプで、傷が付き難いので足付け処理もし難い傾向にあります。アクリル樹脂は大きく分けて「押し出し」と「キャスト」の2種類がありますが、メルセデスベンツのテールランプは比較的傷が付き難いキャストに近いような製造方法を行っているのでは、と思う次第です。

ちなみに今回のテールランプですが、純正の割に仕上げが粗いようなところもあり、各画像をよく見て頂くと判るのですが、表面には若干のポツポツや線が出ているのが判ると思います。今回の塗装ではクリアーのみですが、こういった素地の粗さも払しょく出来るかと思っています。

最初はダブルアクションサンダー#180→#240→#320→#400の順番ででラインを整えます。

その後#800とクッションパットでペーパー目を均します。

最後は#500→#800→#1300で細部の足付け処理&ペーパー目を均します。

その他のパーツも同じように足付け処理を行います。ダッジのテールランプは前回と同様バリが酷かったのでペーパーと当て板を使って均しておきました。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ関係透過性塗装 下準備

次回の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツです。他のご依頼品と順番が変わっていますが(抜いてしまっていますが)、同じような内容の物は複数を並行して作業をするようにしておりますので、何卒ご理解を頂けますようお願い申し上げます。


NAロードスターテールランプ&フロントウィンカー塗装承ってます

R34スカイライン用メーターパネル塗装承ってます

ダッジマグナムテールランプ塗装承ってます


メーターカバーパネルはレンズ単体なので、塗りながらスモークの濃さが判るよう透明なシートを貼ってマスキングを行います。カッティングステッカー等を転写させる為のアプリケーションシートで、その中でも粘着力の強い物を採用しています(弱・中・強の三種類を使い分けています)。

ただアプリケーションシートはコシが強いので皺が寄る部分は浮いてしまいますから、端はマスキングテープで、さらにその重なり部分を透明なセロテープで抑えています。万が一にも塗料が入らないようにですね。

テールランプは電球ソケットが付いていないと穴が開いたままになるので、まずはそれらを塞ぎます。気にされて元々貼っている方もいらっしゃって、その場合はそれを最後までそのままにするか、または貼りなおしておいたりします。とにかくこれをやらない状態でエアーブローとかはしませんのでご安心くださいませ(人を雇ってやって貰うとそういう所が気になってしまうので結果一人で全部やる事にしました)。

その後被塗面以外の部分をマスキングします。ネジ等で突起している箇所は紙が破けるので二重にしたりマスキングテープやガムテープでその都度補強しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

R34スカイライン用メーターパネル塗装承ってます

先日到着しておりましたR34スカイライン用のメーターパネルカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はスモーク塗装で、

濃度についてはこちらを参考にとチェイサー用のメーターパネルも一緒にお預かりしております。少し茶色っぽいスモークで、対して当店で施工するスモークは青味寄り、さらに今回の透明なパネルは既に青味が着いていますが、これらの色味については気にされないとの事ですので、濃度が同じようになるように調整させて頂きます。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様への変更で承っております。

参考までに以前施工した画像も紹介します。

こちらはNISMOのメーターパネルで、3つ同じ物をそれぞれ違うスモーク濃度で御依頼頂きました。

こちらは三菱ランサー用となります。

今回の様なメーターパネルやバイクのスクリーンなどパネル単体でのスモーク塗装は、テールランプ等「土台」が着いている物に比べて難しく手間も掛かるので、面積に対して割高になってしまう傾向にあります。なので平面的な物であれば塗装よりも「フィルム」を貼る事もお勧めしています(今回のような3次元曲面はフィルムでは難しく綺麗に貼れないらしいですが…)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!