大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたマツダNAロードスターの純正テールランプ&フロントウィンカー塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
今回の塗装では「トップコート=クリアーのみ」となっております。
ただし大きな変更点としては、
テールランプではよく見受けられる、こういったレンズ面の凸文字を全て削り落としています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたマツダNAロードスターの純正テールランプ&フロントウィンカー塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
今回の塗装では「トップコート=クリアーのみ」となっております。
ただし大きな変更点としては、
テールランプではよく見受けられる、こういったレンズ面の凸文字を全て削り落としています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
先日下準備を行っていたマツダNAロードスターの純正テールランプ&フロントウィンカーです。
本塗り前日までにはブース内の壁と床、塗装台を洗浄して極力クリーンな状態にしてあります。
今回はクリアー塗装だけですが、実はその方が誤魔化しが効かないところがあり、世の中の塗装屋さんとしては出来ればこういう作業は避けたいのでは、と思う次第です。実際よくある話としては「新車の状態でクリアー塗装だけをお願いしたい」といったご希望で、絶対やりたくない仕事の一つですよね…。
続けてベースコート用のクリアーを塗ります(ベースコートカラレスでは無くMIX599をシンナーで希釈した物)。
いきなりトップコートクリアーを塗っても勿論良いのですが、その場合修正が出来ないところもあるので、様子を見るという事でレンズ関係での塗装では大抵これを行うようにしています。
ウィンカーレンズも同じようにベースクリアーを塗って各部を点検します。この時点でゴミ等を見つけたらサンディングで取り除き、またその際素地まで露出したらプラスチックプライマーからやり直します。手直しが出来るという点で万が一の予防になる感じですね。
ガムテープの芯が付いているのは転倒防止の為ですね。無くても作業中自体は大丈夫なのですが、大きな地震があった場合でも倒れないようにしています。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日より下準備を始めたテールランプ等のレンズパーツです。
ロードスターのテールランプとフロントウィンカーレンズはクリアー塗装のみで、ただしこれらの凸文字の除去を承っていますので、まずはこちらを研磨して平滑にします。
あまり深い傷をつけないようにと高い番手(例:#1000)から始めるとしっかり平滑が出せないので、通常のパテ研ぎと同様、荒い番手から始めます。ただ当初は#120を想定していましたが、切削性の良いPMMA(アクリル)樹脂だったので#180からとしました。ちなみに切削性の悪いPMMAの一例としてはメルセデス等のテールランプで、傷が付き難いので足付け処理もし難い傾向にあります。アクリル樹脂は大きく分けて「押し出し」と「キャスト」の2種類がありますが、メルセデスベンツのテールランプは比較的傷が付き難いキャストに近いような製造方法を行っているのでは、と思う次第です。
ちなみに今回のテールランプですが、純正の割に仕上げが粗いようなところもあり、各画像をよく見て頂くと判るのですが、表面には若干のポツポツや線が出ているのが判ると思います。今回の塗装ではクリアーのみですが、こういった素地の粗さも払しょく出来るかと思っています。
最初はダブルアクションサンダー#180→#240→#320→#400の順番ででラインを整えます。
最後は#500→#800→#1300で細部の足付け処理&ペーパー目を均します。
その他のパーツも同じように足付け処理を行います。ダッジのテールランプは前回と同様バリが酷かったのでペーパーと当て板を使って均しておきました。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
次回の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツです。他のご依頼品と順番が変わっていますが(抜いてしまっていますが)、同じような内容の物は複数を並行して作業をするようにしておりますので、何卒ご理解を頂けますようお願い申し上げます。
・NAロードスターテールランプ&フロントウィンカー塗装承ってます
メーターカバーパネルはレンズ単体なので、塗りながらスモークの濃さが判るよう透明なシートを貼ってマスキングを行います。カッティングステッカー等を転写させる為のアプリケーションシートで、その中でも粘着力の強い物を採用しています(弱・中・強の三種類を使い分けています)。
ただアプリケーションシートはコシが強いので皺が寄る部分は浮いてしまいますから、端はマスキングテープで、さらにその重なり部分を透明なセロテープで抑えています。万が一にも塗料が入らないようにですね。
テールランプは電球ソケットが付いていないと穴が開いたままになるので、まずはそれらを塞ぎます。気にされて元々貼っている方もいらっしゃって、その場合はそれを最後までそのままにするか、または貼りなおしておいたりします。とにかくこれをやらない状態でエアーブローとかはしませんのでご安心くださいませ(人を雇ってやって貰うとそういう所が気になってしまうので結果一人で全部やる事にしました)。
その後被塗面以外の部分をマスキングします。ネジ等で突起している箇所は紙が破けるので二重にしたりマスキングテープやガムテープでその都度補強しておきます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!