紺屋の白袴、みたいな

前々から塗りたかった工場一階のドアです。

doors ただ外したままでは帰れませんからこれを塗るタイミングをずっと待っていました。およそ一年・・・(笑)。

doors1 ただ一日で完成させなければなりませんから仕事的にはかなりやっつけです。柄は木目ですが素材はスチールで(そういえば枠の部分のみアルミでした)、以前ここに貼ってあったプレートを無理に剝がそうとしてベコベコになっちゃってます。本当はパテで直したいところですが時間も無いですし、そもそもちゃんと直していたら新しい物が買えてしまいますから、固着した両面テープを削り落とすのみに留めておきます。取っ手ももうマスキングです。

doors3色は一応見本帳を照らし合わせて作ったのですが、どこかで貧乏性が出てしまい、余っていた塗料を混ぜたら少し寒色寄りになってしまったようです。色を作っている時は暖色寄りのグレーで良い感じの筈だったのですが・・・。

doors2 塗りあがってみると黒が強くなり過ぎてちょっと寒い感じにグレーになってしまいましたが、まあ自分の事だと大抵いつもこんな感じなので問題無いです。ちなみに一応両面塗っていまして、ただ時間がありませんから室内側はベースコートのみ、艶消しクリアーを塗った(塗れた)のは表面のみです。

しかしお陰であのゲンナリしていた木目柄も完全に払拭出来ましたから満足度としては充分です。内側は照明が反射してこのドア付近は明るくなりましたから機能的にも良くなりましたし。

無事取り付け終わってやっぱり塗装は楽しいなあ~!、なんて思えるのはプレッシャーの無い作業だからなんですけどね(苦笑)。