枝垂夜桜

honmonji (1 - 1)-10ちょっとまだ早かったのですが風も無く良い感じだったので撮影してみました。先日も紹介した通勤路の途中の池上本門寺の麓にある枝垂れ桜です。まだ6分咲きくらいなのですが、それにしてもまあ見事です。

honmonji (1 - 1)-6辺りは真っ暗なのですが丁度この樹の真横に街灯があるので、ひと際桜の花びらが目立って綺麗です。ただその街灯のせいである程度アングルが決まってしまうんですけどね。

honmonji (1 - 1)-8良く見ると花は小輪でか細く、まだ開いていない蕾も沢山あります。染井吉野の見ごろが一週間後くらいとの事ですから、もしかしたら重なって楽しめるかも知れませんね。

次は明るい時に来てみたいですが、ゆっくり楽しむと言う点では夜の方が良いかもです。何にしても超贅沢ですよ~。

耐溶剤手袋

dairove塗料を扱う仕事では、通常は薄いタイプのビニール手袋が主流ですが、実際のところそんなのはしている暇は無く、基本的には素手で作業しています。駄目なのは判っていますが、その辺はもう仕方ないですよね。

たださすがに旧塗膜の剥離作業など常に溶剤に触れる場合には手袋の使用は必須で、その場合はこういった繰り返して使える厚手のタイプを愛用しています。昔ならがの物だとベンケイ8号がメジャーですが(本当にそういうのがあります)、私の最近のお気に入りはこのダイローブ5500です。内側には綿が貼ってあるので汗でビニールがベタっとくっついたりもしなく夏でも比較的使い易いのです。

肉厚なので細かい作業には向きませんが、「やるぞ~!」と腰を据えて気合を入れる重作業の時にはとても頼もしい相棒手袋です。お値段は¥3,000くらいと少々高いですが、一家に一双これさえあれば間違いは無いと思います(多分間違い)。

特種塗料と言うかクロマフレア顔料

croma 塗料的には今更な感じもしますが、日記で紹介する施工例でこの塗料を使った物があったのでついでにこちらでも紹介しようと思います。少ないネタを効率よく使うという感じでして御理解頂ければと・・・。

croma1 一般的には「マジョーラ」と呼ばれる塗料は日本ペイントなる塗料メーカーの商品名でして、各塗料メーカーによってその呼び方は違います。

この色見本はDUPONT社の物で(今は塗料部門は買収されてアクサルタでしょうか)、「クロマリュージョンカラー」と呼ばれる物です(間違っていたり変わっていたらすいません)。

croma2こういった色に使用されているクロマフレア顔料はパールの一種で、表面層で光を反射させつつ透過もさせ、さらに中央層でも光を反射させるという多重層によって、見る角度によってみるみる色が変わって見えると言う優れ物です。

塗料自体はそんなに真新しいという物では無いのですが、如何せん材料費が高いので一品物への使用となるとその点でハードルが高いかも知れません。尚当店でも一応施工例はあって、昔の日記でも紹介していますので後日改めて今の日記に施工例として紹介したいと思います。

croma3 同じ色でも見る角度によってここまで色相が変わると言うのは確かに他に例は無いかも知れません。綺麗にグラデーションして見える所がまた良いですよね。

croma4 私が持っている1色は多分この色だと思います。グリーンが入っていない青・紫・オレンジに変わるタイプの物ですね。

croma5 私的な見解としては、この見本のように曲面と平面、そして急激にラインが変わるプレスラインを併せ持った形だと一番効果的に色の変化を表現出来ると思います。ボンネットのような平面の1パネルだけこれに塗っても余りパッとしないのですが、全体にこれが塗られるとそれぞれ見る角度が違いますから凄いことになります。

croma6 使い方としては、上塗りに使う塗料(クロマ顔料)自体はパッケージのままが基本で、調整は下色で行います。DUPONTの場合は黒から白までを7段階に分けていて、これさえ控えておけば後で再補修をする際も調色作業が不要(!)と言う事になります。と言っても他人が塗っていたり他メーカーの物だったり、また厳密には膜厚も揃えないといけないのでそんな簡単な話でも無いと思いますが・・・。

croma7材料費の半額をご負担頂ければお取り寄せも可能です。定価は6万円くらいなので、塗装費とは別に3万円・・・と言う感じでしょうか(勿論使用量は半分以下に限られますが・・・)。

ちなみに現在制作中のR2-D2のボディの一部に使ってみたいなんて思っていたりしますが、やっぱり邪道かなと(笑)。

危険が一杯

honmonji (1 - 1)-4今日工場の現場でうっかりピックツールを踏んでしまい、L字型に曲がった先端がサンダルを突き抜け、足の親指にブッスリと刺さってしまいました。まさか勝手を知った手前の仕事場でそんな事をするとは・・・。

まあ幸いにして親指を浮かせれば歩けない事は無いですし、自転車でもペダルを踏む位置では無いので、仕事は勿論通勤にも特に問題は無いレベルです。早めに消毒をしておいたのが良かったのかも知れません。さすがというか、シリコンオフは万能です(多分間違い。笑)。

画像はいつもの通勤ルートの脇道にある枝垂れ桜で、今のところ五分咲きといったところです。この樹はソメイヨシノよりも開花が早く、また通りから一本入ったところなので誰も来ませんから毎年ここでゆっくり夜間の撮影会を楽しんでいます。

あと数日で満開なので、次は枝の方にピントを合わせたいですね~。