海外の小物塗装屋さん

以前とある業者さんから、プレステ―ションなどのゲーム機器の塗装を定期的に出来ないか、といったお問合せを頂いたのですが(まあこういうのは多いです)、いやいやそんなに需要は無いでしょう・・・と言う事で丁重にお断りさせて頂いていました。

が!

海外ではゲーム機の塗装が比較的一般的のようで、まるでNIKE iDよろしくウェブ画面上で自分好みのカラーリングにオーダーが出来たりする様です。私が言うのもなんですが、これをちゃんと商売として成り立たせているっていうのが凄いですね。動画を見る限りでは従業員も結構居る様で、会社の規模も相当のように見受けられます。

サイトを見てみると随分と手広くやっているのが判ります。

ちなみにこちらがオフィシャルサイトです→http://www.colorware.com/

動画もあって、塗装屋さんはツッコミどころが満載ですが(笑)Macbookの分解などは結構面白いと思います。↓

 

ちなみに当店で塗装したそういった物としては、

マイクロソフト社のサーフェス3や、

キーボードやマウス、ペンタブレットなど一式を艶消しホワイトに塗ったり、

ちなみにこちらのキーパッドなる物はフルマスキングで対応したのですが、いやはや大変過ぎました。専門でやればこういう分解も普通に出来そうですね。

こちらのキーボードは艶ありの白に塗っています。

こちらはレンズフードのみの塗装でしたが、オーナー様にはかなり喜んで頂けました。

こちらのイヤフォンカバーは手前の青い方を塗っていて、奥の赤い物は見本です。ロゴも塗装で再現しました。

パソコンケースも何台か塗らせて貰っていまして、

徐々にサイズや内容も大きくなって行きました。この時のCORSAIR900DのPCケースの塗装費用はもはや車を塗っているのと変わらないくらいになっています。

たださすがに毎回違う物を塗るのは大変で、本当はああいった感じで何か一つのジャンルに絞った方が良いとは思うのですが、それも何だか面白く無さそうな気がしてちょっと違うかな~と思うんですよね。あの会社で働いている自分はちょっと想像が出来ません。

塗装の仕事は塗る事自体も楽しいのですが、やはりご依頼を頂く内容が一つ一つ違うオーダーメイド的な物のお手伝いをさせて頂く事が楽しい訳でして、私もいずれは何かしら一つのジャンルに絞る予定ですが、動ける今の内は何でも塗っていこうと思っています。最後の最後はメガネフレーム専門ですかね(何故一番難し物を…)。