塗装台とか工場整備

通常塗装を行う際には被塗物の下に格子状の棚板を置いていますが、これだと被塗物から外れた塗装がオーバーミストとして床をみるみる汚してしまうので、

大きな板を用意してみました。

サイズは市販のコンパネと同等の1800×900で、ただ重たいのは嫌なので6mm厚の合板に、垂木と2×4材を枠に打ち付けて強度を出しています。

 また使わない時は邪魔なので、唯一空いているスペースのここに引っ掛けられるようにしました。まあ仕舞うのはブースを掃除する時くらいですけどね(車が入る訳でも無いですし)。

 今までも汚れがキツイ塗装(結晶塗装など)は棚板の下に段ボールなどを挟んでいましたが、これなら安定感も抜群で、塗料の食み出しを気にしないので安心です。汚れたら養生紙を貼り直せば良いですしね。大した手間もコストも掛かりません。

 

在庫を切らしていた幅広のビニールマスカー(3600幅)も届いたので壁全面に貼り終えました。

さらにいつもの粘着剤を塗り、ようやく塗装環境周りのメンテナンスが完了です。床塗りを含めると一日では終わらなく、これを年に2回やるのが基本となっています。

あとは先日頼んでいたLEDが届きました。塗装ブースでも使っている40Wの長いタイプで、数年前に4本1万円くらいで買っていましたが、最近は10本で一万円くらいになったので今回纏めて買ってみました。

既に何本か取り付けていまして、こちらは後日改めて紹介したいと思います。

BOOKS

歴史物は元々苦手でしたが、最初に北方謙三氏の「三国志」(全十三巻)を読み終えてちょっと(と言うかかなり)ハマってしまい、その後同氏著の「水滸伝」(全15巻)読み、さらにそれの続きのこちらの「楊令伝」全十五巻も終わり、さらに続編(!)の岳飛伝(全17巻)に行こうかと思っていたのですが、さすがに他の本が全然読めていないので少し休憩する事にしました。勿論その間にはアキハバラ@DEEPを入れて(多分8回目。笑)。

と言う訳で先日届いた本達です。新刊は書店に行って買いますが、新たな発掘も兼ねてまとめ買いをする時はブックオフオンラインが定番です。

今回は少しハードボイルド系から離れてみまして、久しぶりにSF物を織り交ぜてみました。「虐殺器官」は名前だけは知っていましたが事前情報は無く、グロいホラーだったらどうしようかと思いきや漢字が違うのに後から気付きました(「機関」ではありませんでした。笑)。読んでいて途中で無くしてしまうという失態をしましたが、今回買い直して先日無事全て読み終えました。感想は、これはヤバいですよ・・・。

ちなみに元々この本に興味があった訳では無く、出先の待ち合わせで手持ち無沙汰だった時に書店でそのままパケ買い(とは言いませんか)をしたような感じだったので、著者の伊藤計劃氏については読み終わってから調べたら、実はもう亡くなっていたのですね。しかも34歳と言う若さで・・・。

さらに調べてみるとこの「虐殺器官」が長編デビュー作で、しかも病床で10日間でこれを書き上げたって・・・。ディテールは後から修正したかも知れないにしても、てっきり何年も掛けて綿密に筋立て作り上げた物かと思っていました。

そもそも本作はかなり有名な作品だったらしく(それすら知りませんでして・・・)、詳しくは以下のサイトが判り易いかと思います。

死後強まるカリスマ性 伊藤計劃 病床で10日間で書き上げた作品

映画にもなっているみたいなので是非見てみたいですね。

 

自作撮影スタジオ 改

 先日こちらで紹介した海外の塗装屋さんのサイト掲載画像がとても恰好良くて、どうやったらこんな風に撮影出来るんだろうと思い、新たなアイテムを導入してみました。購入したのは背景用のグラデーションペーパーです。

 尚、手前の棒は背景紙を掴んでぶら下げる為の物で、こちらは自作した物です。実物は見た事が無いですが、多分こんな感じだろうと思ってその辺にあったアルミアングルに目玉クリップをボルトで固定しました。

 ワイヤーもあった物を使って、

こんな感じでいつも撮影場所に吊り下げてみました。

ちなみに当工場の撮影スペースについては以下の記事判り易いかと思います。

自作撮影スタジオ

今まではこんな感じの写り方でしたが、今回導入した背景を使ってみると

 ぉおお!まるで売り物のよう(笑)。

しかし冷静に見ると商売色が強過ぎるというか量産品っぽい感じがして余りうち向きでは無い感じですかね。いつもの方がオーダーメイドっぽくて合っているかも知れません。

実は手前に置いた照明の写り方が変なのは判っているのですが、これが無いと塗り肌がはっきりと判らなく、判る人が見ると誤魔化していると思われてしまうので(私自身でそう思ってしまう訳でして)わざとこうしてます。

ただもう少し何とかならないかと思い、今さらですがレフ板(!)というのを現在取り寄せ中です(先ほど届きました!)。撮影では基本的なアイテムのようですが、今まで使っていなかったんですよね。そちらも使ってみてまた紹介したいと思います。

しかし撮影は塗装の仕事の一部(と言うかおまけ)な以上、「綺麗に写す」と「仕上りを見せる」とは違うので、この辺は余り凝り過ぎないように注意しています。と言うかそこにそんなに時間も掛けられませんでして(苦)。

工場床塗装

 お盆休みを利用して、工場一階の床を塗り直していました。今回はそんなに汚れてはいなかったのですが、作業を止められるのはこういった連休しかないので、やれる時にやっておかないと、と言う感じです。中央より右側が塗装前、左側から真ん中くらいまでが塗り終わっている所です。

工場床塗装

上の記事は一年前くらいに床を塗り直した時で、この時比較的下地をしっかりやっておいたお陰か、今回は塗装が剥がれている箇所は殆ど無く比較的作業は楽に出来ました。と言うか馬鹿みたいにスチームを至近距離から当てても余り意味が無い(それ以上綺麗にはならない)と言うのを理解したので、それのせいもあると思います(苦笑)。

使ったのはいつものエポキシ塗料で、今回は撮影し忘れたので以前の画像で。プライマーは1:1、トップコートは5:1にシンナーを5%くらい入れています。

と言う訳で床塗り完了であります。やはりと言うか艶々は良いですね!先日アルミのドアに貼ったSTANDOXのステッカーも良いアクセントになっていて、少し高級感が出た気がします(笑)。

あとはうっかり在庫切れをしてしまった、壁に貼るビニールの到着を待つ事に(苦)。