セロー250 車載工具箱取り付け③

先日アクリル板で仮作成&取り付けをしていた社外品の汎用小物入れです。

セローは小物入れが小さく、しかも左右あるうちの一方はドライブレコーダー本体で埋まってしまっている為、別途車載工具を常備できる小物入れを取り付けようという作戦です。

頼んでいたアルミ板が届きました。一般的なA5052で、厚さは5mmとなります。

レーザーマーカー機能で直接アルミをケガく事も出来るみたいなのですが、取り敢えず今まで同様、アクリル板をカットします。本番は長方が310mmですが、端材のアクリル板は300mmしかないので少し足りなく、なのでこれは後で調整します。

型として作った透明アクリル板をアルミ板に当てて、

マジックで輪郭を描きます。

それに沿ってバンドソーでカットします。

厚さ5ミリのアルミ板をバンドソーで切るのは大変かな~と思っていましたが、刃を新しいのに替えたお陰で木を切るかのようにサクサクカットしてくれます。

そしてジャジャーンと!

結構前に買っていたのですが、全く使っていなかった卓上ベルトサンダーです。

自動車補修業ではハンドツールのベルトサンダーを使うのが一般的ですが、今回のように手で持てるくらいのサイズはこれがあるととても便利です。100Vのは中古でも意外と高いのですが、動力電源(三相200V)は意外と安価で売られていました。確か¥15,000くらいだったと思います。

それを使って断面を整え、さらに角の面を取っておきます。

そしてボール盤で穴を開け、

ステーの完成です!

本当はこのままの方が格好良くて好きなのですが、アルマイト処理されていないアルミは直ぐに腐食してしまう為、防錆処理(プライマー塗装)と、何かしらの塗装を施しておこうと思います。

2021生田緑地行き

先日の日曜日にセローに乗って、神奈川県川崎市にある生田緑地に行って来ました。毎年行っている岡本太郎美術館があるところですね。

とりあえずのアクリル板で固定している車載工具箱も問題なさそうで、ヘルメットホルダーもちゃんと使えました。

今回は美術館が目当てでは無く、手軽に散歩が出来る森に来た感じです。

気温的には今が丁度良い時期ですね。

美術館入り口を過ぎて広場に行くと肩くらい高さになった円形の壁があって、そこのステップに足を掛けて中を覗いて見ると、眼下に岡本太郎氏の作品が見れたりします。見ようとしないと見れない感じがとても良いですね。

さらに広場の奥に行くと「母の塔」があります。美術館のシンボルタワーで、岡本太郎氏の死後に作られたとの事です。

調べてみるとちょっと特殊な方法で造られているみたいで、最初に塔の先端から作成し、その後下を作って徐々に伸ばして行く「ジャッキアップ工法」がとられているとの事です。高層ビルをダルマ落としみたいに下から解体していくカットダウン工法の逆みたいな感じですかね。

と言う訳で、今回はこの生田緑地内にある遊歩道を散歩しに来ました。

SLが置いてある広場の方は結構人が多いのですが、こちらは殆ど人が居ないのが気に入っています。

ちゃんと整備されているので普通のスニーカーで来ても大丈夫なのが良いですね(ただ今回はバイクだったのでくるぶしが隠れるトレッキングシューズを履いて来てます)。

梅の樹が多く植えられています。

昼食は園内にあるお蕎麦屋さんで頂こうとも思ったのですが、現在は民家園の利用者のみとの事なので、サーモスに熱々のおでんを入れて持って来ました。

その後、園内にある科学館を除いてみると、

丁度プラネタリウムの予約が取れたので、こちらにも寄っていく事にしました。新しくなってからは初めてです!

うっかり途中で意識を失ってしまったのですが(笑)、普段は見れないような美しい星空を見れてとても楽しめました!

(メガスターに塗られた色はニッペのトラペジウムでしょうか。)

その後は新しくなった館内も回ってみる事に。

以前と違って凄く明るくて綺麗です!

展示内容はこの近辺に居る動物や昆虫等がメインで、

こちらの展示が面白かったのは、一つ一つの標本が後ろからも見れる事です。

パーティションがそのまま展示パネルになっていて、

透明なパネルに固定してあるので360度どこからも見れてしまいます。なんて素晴らしい展示方法・・・!

大人になるとカエルのお腹とか見る機会が殆ど無いですからこういうのめちゃくちゃ楽しいです。

こちらは鳥コーナーです。

おお~。通勤時に通る呑川でよく見かけるカワウも居ました。この足ヒレと尻尾であのクイックなターンを可能にしている訳ですか。本当に面白いなぁ・・・。

まさかの垂直展示も!

しかも間違え易い外来種と対にしたりと演出が凝っています。剥製でもそれぞれの目線が合うとリアリティが増して断然臨場感が湧きます。

リニューアルする前もそれなりに楽しめましたが、今の展示は本当に良く考えられて作られています。子供で無くても(むしろ大人の方が。笑)十分楽しめました!

セロー250 カメラ取り付け

先日取り付けたドライブレコーダーのカメラですが、こちらはとりあえず走り出せるようにと仮付けした物なので、ここからちゃんとした位置に変えていきたいと思います。

と言う訳でジャジャーンと!

中古のカウルを買いました。

かなり深い傷がありますが、これから穴を開けるのにあんまり綺麗だと躊躇してしまいますから、むしろこれくらいの方が良いかと思う次第です。まあ自分のですし。

カウルの上には後付けの風防(泥除け?)が着いていますが、接着剤では無くシーラーだったので比較的簡単に外せました。

それよりもベースとカバーを固定する為に使われていた金具の取り外しが厄介でした。ポルシェのエンブレムバッジを固定しているようなやつですね。ピックツールを持っていないDIYerにはこれがかなり厳しいのではと・・・。

と言う訳で既存のステッカーを剥がしました。

ちなみに今回の製品は「割れ無し」と言う事で買いましたが、しっかり割れていた箇所がありました(笑)。まあネット通販なのでこれくらいは問題ありません。と言うか昔の通信販売に比べると今は本当にマシですよね。

ちなみに今回のパーツを買って初めて判ったのですが、私が中古で購入したセローには元々このアッパーカウルカバーが着いていない!という事に気づきました。今回の事が無ければこの先も気が付かなかったかも知れません・・・。

アッパーカウルとメーターの隙間から中を覗くと、ここにちょっとしたスペースがあるのが判り、今回はここにドライブレコーダーのカメラを取り付けよう!という作戦です。

分解したアッパーカウル カバーを取り付けました。なるほどこれが正規の姿だったんですね。自分で塗っておいてなんですが、今回の事があるまで全く気が付きませんでした。毎度の事ですが自分の事となると絶望的です。

大体の位置を決め、印を着けておきます。

それをリュックに入れて工場に持っていき、工場で穴を開けます。穴を開けた位置がちゃんと測った箇所で、手描きの印が目検討の位置です。誤差±2mmくらいですかね。

大きくし過ぎたら取り返しが付かないので、とりあえず小さめに留めておきます。

土台部分に取り付けて穴の印をけがき、

そちら側には少し大きめの穴を開けておきました。

合体させるとこの様な感じになります。開通しましたね!

カメラを取り付けたイメージはこのような感じです。

ちなみにこれはカメラでは無くモノタロウのマジックです。

出っ張り過ぎると格好悪いので、少し奥に引っ込めたこんな感じが良さそうです。あとは中にカメラを固定できる土台をアクリル板か何かで作って接着できるようにしようと思います。

ちなみに塗装する色についてですが、

今回のセロー250のボディーカラーはこちらの色にしようかと思っています。

当初は艶消し黒と半艶黒、艶あり黒の「黒三昧」にしようかと思っていましたが、一応は仕事に活かせるサンプルにしたいという事も考え、マイクの色見本を作っていなかったこちらの色を採用してみようと思った次第です。ぱっと見は黒に見えますが、光にあたるとオレンジ味が現れ、これがホイールのアルマイトオレンジとマッチするのでは、と思った次第です(有彩色の数はオレンジ以外増やしたくないので)。

と言う感じで、とりあえず空いた時間で下地処理を行っておき、年末年始のタイミングで本塗りが出来れば!と思っています。

9mm有孔ボード設置

先日購入した、比較的分厚い9mm厚の有孔ボードです。工場から車に乗せて自宅作業場に持って帰って来ました。

作業場の壁は石膏ボードに艶消し白が塗られていて、叩いて骨が入っている箇所を探し、そこに50mmくらいのビスを打ち込んで固定しました。また壁とボードには多少隙間を空けるよう、適当な端材(8mm)を間に挟んでいます。

早速工具を引っかけていきます。

現在専用のフックを制作中ですがまだ出来ていないのでとりあえず手元にあったM8のボルトを挿していきます。

ボルトの頭が大き過ぎて入らない物もありますが、取り敢えずOKとして先に進みます。

細いドライバー類はボルトでは固定出来ないのでまだですが、取り敢えずこんな感じで配置完了です。

三六サイズはさすがに大きすぎるかと思いましたが、むしろ全然足りないくらいです。まあでもまだ隙間に余裕があるので、後は実際に使いながら使い易いように変えていけば良いかと思います。

ボードは5千円ちょっと、ボルトは廃材を買った物なので正確な金額は判りませんが多分300円くらい、併せて6千円くらいといった感じでしょうか。下手な工具箱を買うより安く済むし、この方が断然使い易いですよね。

とりあえずはトリッカーのフロントフォークOHと、セローもクラッチが滑る時があるので、冬になったらそれらのメンテナンスをしてみようと思います。