シビックブレンボブレーキキャリパー塗装承ってます

 先日よりお預かりしておりましたブレンボのブレーキキャリパーです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

こちらのオーナー様は6年くらい前ににブレンボのキャリパー塗装をご依頼頂いていたのですが、なんとその後車体を盗まれてしまったとの事で、今回新たな車体用にと再びご依頼頂ける事になりました。何とも酷い話ですが、新たな車体の制作に取り掛かっている事、また今回再びお声を掛けて頂けた事が非常に嬉しく思います。

 状態としてはいつものようにクリアーが剥がれていて、下地処理はいつものブレーキ屋さんにてサンドブラスト処理をお願いし、色は以前と同じく(!)キャリパーはシルバーに、bremboのロゴは赤の塗装で承っています。

以前ご依頼頂いた時の画像もありますので紹介させて頂きますね。

この時はまだ知人の自動車鈑金塗装工場に間借りしていた時で、まだ6年しか経っていないという事に驚愕しました。

下地処理をお願いするのはこの時一緒にここの工場に間借りしていたブレーキ屋さんで、以下の記事が参考になると思いますので宜しければご参照くださいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

 こちらは今回お預かりしたキャリパーの裏側ですが、当時はボルト止めの個所も気にせずに塗装していましたが、今はこれと同じような状態としてボルト止め部分には赤は塗らず、丸い形の艶消しの黒に仕上げます。純正は黒アルマイト仕上げなので当店の塗装とは違いますが、効用と見た目は同じような感じになっています。別の案件ですがそちらの画像も紹介しますね。

完成のイメージとしてはこのようになる予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ブレンボキャリパー塗装 完成

大変お待たせしました!ブレンボキャリパーの塗装、オレンジパールメタリックで完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

 元々白く塗られていた物を、

サンドブラストで旧塗膜の剥離&素地調整を行った後、さらに全体を研磨して素地を均し、

 プライマーを塗布した後、オレンジ系のパールメタリック色に塗装を施しました。

 パっと見はオレンジのソリッドカラーに見えますが、

 光に当たるとイエローパールとオレンジ系着色メタリックが効いて明るくなります。

またロゴもソリッドカラーでは無く黒系のメタリック、VW社の「ブラックマジックパールエフェクト(カラーコード:LC9Z)となっています。

 車体との接合部はクリアーは塗らず、プライマーとベースコートの黒を薄膜で仕上げています。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ブレンボキャリパー 本塗り

 先日下準備を行っておいた白く塗られていたブレンボキャリパーです。

 まずは全体にプライマーを塗り、

 塗膜厚を着けたくない車体との接合部にベースコートの黒を薄くぬり、乾いたらマスキングをします。反対型のボルト穴も同様にしています。

ベースカラーには以前トヨタ86のキャリパーに採用したオレンジパールメタリックを使います。単に「オレンジ」と言うよりも、使われている原色=塗料構成が判っていると安心と言うかイメージが膨らんで楽しいですよね。

 ベースコートを自然乾燥させ、テープフリーな状態になったらロゴ用のマスキングシートを貼り付けます。

ちなみに元々白く塗られていた時の黒いロゴは63ミリ幅でしたが、今回(も)下地処理をお願いしたブレーキ屋さん曰く「通常は68ミリです。」と言う事でそれに倣っておきました。さすがですね~。

 ロゴの色も前回と同様、VW社の「ブラックマジックパールエフェクト(カラーコード:LC9Z)で承っています。

再びブースに戻し、

 クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせいたしました!

この後一日自然乾燥させた後、60度40分程(と言いつつ実際はいつも2時間くらい)熱を入れてさらに数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ブレンボブレーキキャリパー 下準備

先日よりお預かりしておりました、白く塗られたブレンボキャリパーと、

スバル用のゴールド色のブレンボキャリパーです。

それぞれオーナー様は違うのですが、一緒にいつものブレーキ屋さんにて下地処理(サンドブラスト)を行って貰い、同時に返って来たので並行して作業を行っています。

まずはスバル用のブレンボリヤキャリパーです。

 そのまま塗っても良いのですがサンドブラストでは打痕や傷などは消せない為、#120のダブルアクションサンダー&手掛けで研磨します。

 ちなみに色ですが、当初はブレーキ屋さんから「project μの空き箱」を色見本として貰える筈だったのですが、そのお知り合いがメーカー(もしくは販売店)から頂いた補修用のタッチペンがあるとの事でそちらを頂ける事になりました。おおお・・・。

 まずは容器に出してみます。ちなみにこのまま使う訳ではありません(何の塗料か分かりませんし、そもそも全然足りません)。

 先ほどのタッチアップ用塗料を基に新たにSTANDOXで色を作成しました。ソリッドカラーなら色板で見るよりもこの方が断然楽ですね(塗料はスプレーして表面が乾くと色が変わるのです)。

 ただ事前にオーナー様から頂いた参考画像と比べてみるとかなり緑寄りの色になっています。ちょっと心配するレベルです。

他の画像を見てみてもやはり黄緑が強いです。

 ただ中にはこんな感じで似た色もあります。

一応元の色に青を足し、多少画像寄りにした色と共にオーナー様に画像を送ってお伺いを立てたところ、「正規タッチアップ塗料に似せたカラーで」とご回答を頂いたのでその方向で行く事となりました。まあブレーキ屋さんも「これって製品ごとに色が全然違うよ」との事でしたし、ディスプレイの色を参考にするよりも実際の塗料の方が確実ですかね。

 そして白かったブレンボキャリパーです。かなり厚い膜厚でしたがきっちり全部剥がれて戻って来ました。

 同じく全体を#120で研磨して取れる傷は削り、目立つ部分は表面のザラザラを平滑にしておきます。

 付属していたネジについては洗浄していますが、今回こちらのキャリパーはネジも一緒に塗られていたのでそれらはこの後シンナー槽に浸け置きして剥がしておきます。

既にブレーキ屋さんの方で脱脂清掃~マスキングまで行われていますが、こちらでも作業していますので再び脱脂&マスキングをしておきます。

こちらの色に関しては当初はポルシェのスピードイエローでしたが、その後以前TOYOTA86用としてご依頼頂いたブレンボキャリパーに採用した色とロゴ色(LC9Z)に変更となりましたので、前回作成しておいた配合データを使って塗料を作成しておきます。イエローパールと着色オレンジメタリックを使ったオレンジですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ブレンボキャリパー塗装承ってます

 先日到着しておりましたブレンボキャリパー2点です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状は後から塗装が施された状態で、かなりの膜厚があるように見受けられます。

ご依頼内容は、こちらを先日施工しましたトヨタ86用ブレンボキャリパーのオレンジパールと同様に、またbrembのロゴは黒の塗装で承っております。その時の完成時の記事を紹介させて頂きますね。

TOYOTA86ブレンボキャリパー塗装 完成

サンドブラストを含む下地処理についてはいつものブレーキ屋さんにて作業を行って貰う予定で、詳しくは以下のページで紹介しておりますので宜しければご確認下さいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!