アランミクリメガネフレーム塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたアランミクリのメガネフレーム塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は赤かったフレームに、

艶あり黒の塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

レンズはそのまま入れようとすると塗膜を剥がしてしまう為、フチを削って塗膜の厚み分小さくしています。ガタつきも無く良い具合に出来ているかと思いますのでご安心くださいませ。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

自然光でも撮影しました。

知り合いの塗装屋さんが「嵌めこみタイプのフレームを塗装するなんて信じられない!」と仰っていましたが、誰でも出来る事だけをやっているといずれ仕事は無くなってしまうので(または値段競争になってしまうので…)、人が嫌がる事も出来るだけやってみようと考えています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用いただき誠にありがとうございました!

アランミクリメガネフレーム 本塗り

先日お預かりしておりましたアランミクリのメガネフレームです。その後全体を#800相当で足付け処理し、しっかり持って塗れるよう固定をしておきました。

メガネフレームの固定方法としては、フロントはアルミワイヤーで、テンプルは100円ショップで購入した老眼鏡を分解してそのパーツと被塗物をネジで固定しています。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

プラスチックプライマーは塗り過ぎると逆に密着性が悪くなる為、口径0.3mmのエアーブラシで全体的に金一に満遍なく、2~3コートに別けて塗装しています。

まずはベースコートの黒を塗布します。STANDOX原色黒=MIX571となります。

レンズが嵌る箇所は膜厚を着けないよう極薄く塗っています。

ドライコートにならないよう(肌を荒らさないよう)、3コート程をウェットに塗り込み、その後しっかり乾燥させます。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

クリアーは合計2コート塗っていますが、こちらもベースコート同様、レンズが嵌る部分は塗膜が厚くならないよう1コートのみとしています。

塗装屋さんなら判ると思いますが、メガネフレームはとても磨き難い形状ですので、肌を荒らさないよう気を遣ってスプレーしています。

蝶番のマスキングは2回目のクリアーが塗り終わった直後に剥がしてブツ切りマスキングとなるフチを馴染ませています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程bの熱を掛けて塗膜を硬化させます。今回はレンズの取り付け(嵌めこみ)もあるので、いつもより長く寝かしてから行う予定です。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アランミクリメガネフレーム塗装承ってます

先日到着しておりましたアランミクリのメガネフレームです。こちらのオーナー様は以前にも同じ型のフレームで塗装をご依頼頂いている方で、この度も当店をご贔屓頂きまして誠に有難うございます!

ご依頼内容も前回と同じく「艶あり黒」で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。

少し引っ張るとフレームに半分隠れていた蝶番のネジが出て来るので、それを外して分解を行います。

レンズの取り外しも完了し、今回は取り付けも行います。

参考までに前回ご依頼頂いたフレームの画像も紹介させて頂きます。

この時のフレームは元々青い色をしていました。また今回オーナー様から「因みに以前塗装頂いたメガネは現在も毎日掛けており、大変気に入っております。」とのお言葉も頂戴しております!

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

アランミクリメガネフレーム×2塗装 完成

大変お待たせしました!先日テンプル部の本塗りを終えていたアランミクリのメガネフレーム2点の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々以前当店で塗らせて頂いた内の2本で、使っている内に塗装が剥がれてした物と、使う機会が無かった物を新たな色でご依頼頂きました。

また今回は艶ありと艶消しの2通りとなります。

こちらが艶ありで、

こちらが艶消しの仕様となります。

艶ありの方はクリスタルクリアーの仕様となります。

判り易いよう、人形に着けてみました。

オレンジ・グリーン共にメタリックとなります。

蝶番の部分は恐らくフレームに打ち込みなので分解が出来ず、なのでマスキングでの対応とし、フロントとテンプルそれぞれ別けて塗装を行っています。

そしてこちらはブラウン&グリーンの艶消し仕様です。

プラモデルの塗装にある艶消しはもっと艶の無い状態だと思いますが、あれは触れないで飾っておく事が前提で、なのでちょっと爪で擦ると簡単に傷が付いてしまいます。対して自動車補修用の艶消しは日常的に触れ、また屋外で使う事も想定されていますから、プラモデルのそれに比べると艶があるように感じられるかと思います。

ブラウンからモスグリーンにグラデーションしています。今まで塗ったフレームに比べると、こちらはかなり落ち着いた配色となっています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂き誠に有難うございました!

アランミクリ メガネフレームテンプル 本塗り

先日テンプル部の本塗りを終えていたアランミクリのメガネフレーム2本です。その後60℃40分程の熱を3回程掛けて塗膜を硬化させておきました。一回熱を入れて直ぐだとマスキングの跡が付いたりするので余計に熱を入れています。

最初に塗ったフロント部をマスキングし、残るテンプル部の塗装を行います。

台にセットし、脱脂清掃&エアーブローを行い、

プラスチックプライマーを塗布します。

まずはオレンジを、少し大きめの範囲に塗ります。

その後グリーンを塗り、左右が同じ位置になるよう丁寧にグラデーションさせます。

続けてもう一方のフレームです。まずはブラウンを塗布します。

先ほどと同じ様にグリーンをグラデーションさせます。

使用しているガンはSATAのエアーブラシで、口径は0.3mmと0.5mmとなります。

ベースコートが終わったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

こちらは艶消しクリアーの仕様となります。

蝶番部分はバツ切りのマスキングとなる為、2回目のクリアーが塗り終わったら直ぐに剥がしておきます。

この後さらに時間が経つともう少し艶が消えていきます。

そしてこちらは艶あり仕様です。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!