ステアリングボス塗装 完成

boss3 こちらもお待たせしました!結構古い車の物と思われるステアリングボス(付け根のアダプターです)も艶有りブラックで完成となります。

boss4 本当は立てた姿も撮影したかったのですが上手く撮れませんでして・・・。

boss5一応撮影スタジオでも撮影してみましたがやはり上手く表現出来なく横にした状態になってしまいました・・・。内側は特にマスキングはしていないので大部分は色は塗られている状態ですが細かい穴などもありましたので膜厚が付くようには塗っていませんからその点は御安心下さい。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ステアリングボス 本塗り

boss2 こちらも無事本塗り完了しております。と言うか本日追加でのお問い合わせを頂いたのですが間に合わなくてすいません・・・。

画像は先日サンドブラスト処理を終えた状態で、リン酸にて処理したらプライマーを塗布します。

boss3 プライマーは薄膜での塗装で、セッティングタイムをとって表面が乾いたら軽くサンディングし続けて本塗りとなります。

boss4アテンザのスイッチパネルと同じく、ベースコートの黒を塗ってクリアーを塗ったら本塗り完了です。

本日こちらのオーナー様からあった質問で、「塗る時期によって色が違ったりしないか」といった事ですが、今回は原色の黒そのままですので問題ありません。また配合データ通りに作った色であれば同じく塗るタイミングは違っても同じ色になります。

その他に色違いで心配する事としては「色褪せ」がありますが、補修に使うアクリルウレタン・ポリウレタンの塗料は耐候性はバツグンなのでそう簡単に色が褪色したりはしません。むしろ焼付け型塗装である新車塗膜の方が色褪せは早く、新車で買った赤い車が10年経って朱色みたいになるのはそう言う事です。「新車の焼付け塗装が最高」なんて事が間違いなのは塗装屋なら誰でも知っている事ですので(勿論それぞれの長所短所がありますのでどれも知っておく事が大事ですかね)。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

ステアリングボス 下地処理

boss テールランプ関係が塗り終わってW124のヘッドカバーはサンドブラスト屋さんに送ったので比較的作業に余裕が出来て来ました。いつもならお預かりしてから作業着手まで2週間~一ヶ月くらい掛かったりするのですが最近は全体的なスピードが上がっているようです。巷ではこれを「暇」と言うのかも知れませんが(爆)。まあ以前から作業場の壁をマットホワイトに塗りたかったので良い機会だと思います(思う事にします)。

という事で先日到着しておりましたハンドルボスの旧塗膜を剥離します。全体的に細かいブリスターが出ていたので塗膜の下には腐食が出ているかと思いきや「プライマーが塗っていない」為に起きた密着不良だったようです(大きな問題には変わりありません)。ただプライマーが入っていないと言う事は腐食も防げませんので作業は予定していた通りに行います。

深い傷はサンドブラストでは取れないのでそれは#120のダブルアクションサンダーで削り落とします。傷を全部探し出すよりも全体的にサンダーを掛けた方が発見が早いのでそうしています。ブリスターで目立ちませんでしたが傷は意外とありましたね。

boss1 ダブルアクションサンダーを掛けたままだとエッジが少し滑らかになってしまっているので、最後は当て板にペーパーを貼って手掛けでシャープに仕上げておきます。素材はやはりアルミで、手研ぎ#240でもかなり削れますから柔らかい番手のようです。ちなみにこんなに光らせたままでは足が付きません(密着しません)のでこの状態でプライマーを塗っては駄目です(ただしリン酸処理をして皮膜を作れば大丈夫かと)。

boss2最後は予定通りサンドブラストを掛けておきます。本日はこの後シンナーで洗浄したまでで、来週にはリン酸処理をした後にプライマーを塗って本塗りを行う予定です。こちらの色は「艶有りブラック」ですので、既にお待ちの「アテンザスイッチパネル」と「BMW MINIハンドルカバー」も艶有りブラックなのでこれら全部一緒に塗る予定です。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

ステアリングボス塗装 承ってます

boss こちらも紹介お待たせしました。先日無事到着しておりましたステアリングボスです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

結構古い車体に装着されていた物のようで、素材はちょっと不明ですが内側を見るとアルミっぽいです。

boss1表面にはブツブツと細かいブリスターが発生しているので塗膜の下の素地で腐食が発生しているのだと思われます。ですので今回はサンドブラストを掛けて下地からのやり直しとなります。

既存の塗装はちょっと艶が引けたような感じですが元々は多少艶があったようなので御依頼内容としては「艶有りブラック」で承っております。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!