ゼンハイザーMD445 ノイマンKMS105マイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたNEUMANN ( ノイマン ) / KMS105コンデンサーマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのような状態だった物に、

淡い蛍光ピンクで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

そしてこちらも今回一緒に御依頼頂いて先日本塗りを終えていたゼンハイザーMD445ハイエンドダイナミックマイクです。

こちらも最初の状態を紹介します。

元々はこのような状態だった物に、

同じく淡い蛍光ピンクの塗装を施しました。

ぱっと見は普通のピンクですが、通常顔料でこういった色味は出せず、なのでSTANDOXの原色にパウダータイプの蛍光顔料を足して色を作っています。

こちらは自然光での撮影となります。

二本並べて撮影してみました。

画像加工で彩度を高く編集すれば幾らでも鮮やかな色に出来ますが、こういった仕事で実物と画像が乖離するのは最もやってはいけない事の一つだと思いますので、完成時の画像は撮ったそのままにするようにしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ノイマンKMS105マイク 本塗り

先日お預りしておりましたNEUMANN ( ノイマン ) / KMS105コンデンサーマイクです。

エンブレムのアルミプレート部はマスキングをし、それ以外の部分を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン) で研磨しています。

ただしグリルのメッシュ部はその方法では奥まで届かないので、こちらはナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理をしています。

色はこの時に塗ったピンクで、こちらは下色の上に蛍光ピンクを重ねた3コート塗装となります。信じられないかも知れませんが、既存の顔料だと奥にあるピンクでもかなり鮮やかな色で、それ以上の彩度を出すには蛍光顔料が必要なのです。もしくは印刷のように下地を白で、それを透かすようにすれば似たような事は出来ますが(3コートソリッド)、色の安定性に欠ける事、ムラやダマが生じてしまうので普通はしませんかね。

と言う訳で、まずは下色のピンクで元の黒い下地を完全隠蔽させます。

その後以前のデータを参考にして蛍光ピンクを作ります。

派手なショッキングピンクと言うより、可愛らしいピンク色ですね。

コート数が増えるので念のためハードナーも添加しています(ベースコートは通常ハードナーを入れないシステムですが、膜厚が大きくなるとクリアー中のハードナーが浸透しきらなくなるのでこの方法を行います)。

膜厚が変わると色味も変わってしまうので、本体とグリルが同じようになるように気を付けてコートします。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ノイマンKMS105マイク塗装承ってます

先日到着しておりましたNEUMANN ( ノイマン ) / KMS105コンデンサーマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は「ピンク」のベタ塗りで、ただしマイク中央にあるノイマンのロゴプレートはマスキングで塗らないよう承っております。

色につきましては、以前施工した時の画像を参考に紹介させて頂きます。

SENNHEISER E945 Microphone Pink

ぱっと見は普通のピンクに見えますが、通常顔料だけでこの色は出せませんので、パウダータイプの蛍光顔料を使う事で発色の良いピンクを表現しています。

艶具合についてはこの時と同じく艶あり仕上げで承っております。

また今回は同時にゼンハイザーMD445の塗装も同仕様で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!