Harrier Tail Light Red&Smoke

トヨタの60系ハリアーの純正テールランプです。

 ご依頼内容は以下の通りとなります。


・レッドキャンディー塗装

・クリアー抜き(4ヵ所)

・おまけスモーク(最後にレンズ全体に薄くスモーク)

・高品位なタイプの「クリスタルクリアー」に変更


 テールランプには予めオーナー様がクリアー抜きの位置にラインテープを貼っておいて頂けましたので、

 下地処理を行う前にその位置を記録しておきます。

レンズ以外の箇所をマスキングし、被塗面となるレンズに足付け処理を行います。

 脱脂清掃後、クリアー抜きの位置にラインテープを貼り付けます。

 隣り合うテールランプ同士でラインにズレが無いかを確認します。

 本塗り当日にクリアー残しの箇所にマスキングテープを貼り、

 それ以外の箇所に透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。

 さらに全体にスモークを薄く塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。

 塗装工程としては、「プラスチックプライマー塗布→レッド→プラスチックプライマー→スモーク→クリアー」といった内容となります。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、必要に応じて磨き処理を行い、さらに数日寝かしたら完成となります。

ハリアーテールランプ レッド&スモーク塗装 完成

harrier11 大変お待たせしました!60系ハリアーのテールランプ一式、レッドキャンディー+スモーク塗装で完成となります。

最初の状態も紹介させて頂きますね。

harrier元々は黒ベースのクリアーレンズ仕様で、今回は全体を透過性のレッドに、クリアー抜きを4ヵ所、最後に薄くスモークを塗った仕様となります。

harrier12 形は同じでも色が変わるとかなり印象が変わりましたよね。

harrier13 最終的には車体と組み合わせた時の見た目となりますが、これ単体でもかなり存在感が出たと思います。

harrier14 ウィンカー部分はマスキングをしてレッドは塗らず、その後全体にスモークを塗ってあります。

harrier15 クリアー抜きは、上下をレンズのプレスラインに合わせ、横は内部の反射板のラインに合わせるような形とし、事前にオーナー様が貼っていたラインテープとほぼ同じ位置となっています。

harrier16 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」を使用しています。

harrier17彩度のある透過性の塗装(キャンディー塗装)はどうしても通常の塗装に比べて耐候性が劣りますが、その上にスモークを塗り、さらに耐UV性の高いクリアーを塗る事で色褪せを防ぐようにしています。

そう言えば初期の方に塗らせて頂いたプレリュードのテールランプのオーナー様からその後のご報告も頂いていますので、後日ご了承を頂いてそちらも紹介したいと思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ハリアーテールランプ レッド&スモーク塗装 本塗り

harrier4 こちらもお待たせしました!60ハリアーのテールランプはレッドキャンディー&スモーク塗装で本塗り完了しております。

上の画像はクリアー抜きにする見切りラインのマスキング作業です。

harrier5 上と下のラインは丁度プレスラインがあるのでそこで決まり、横は角度が付いた時にウィンカーの灯火が判り易いよう少し広めにとっておきました。

隣り合うランプ同士でラインが揃うかもチェックしておきます。

harrier6 工場一階のブース内に移動させ、マスキングテープで覆ったら最後の脱脂作業を行い本塗り開始です。まずはプラスチックプライマーからですね。

harrier7 透過性の赤=レッドキャンディーを塗布し、クリアー抜きのマスキングを剥がします。

harrier8 元々内部が黒い部分は既にスモークが掛かったような状態なので、そちらは控えめにして正面の方を多めにスモークを掛けていきます。

harrier9正面の方はスモークを3回、サイドの元々黒かった方はスモークを2回に留め、最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

harrier10クリアーレンズ部分にもスモークがかかり、全体的に重厚な感じになったと思います。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ハリアーテールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

harrier 先日到着しておりました60ハリアー用のテールランプ一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

harrier1 ご依頼内容としては、


・レッドキャンディー塗装

・クリアー抜き(4ヵ所)

・おまけスモーク(最後にレンズ全体に薄くスモーク)

・クリスタルクリアー


で承っております。

harrier2 クリアー抜きの位置についてはオーナー様にテープで印を付けておいて頂きましたのでそちらを目安に改めてこちらで微調整しておきます。

harrier3こういったカバーレンズタイプの場合は内部の光る部分と外側のレンズの間にある程度の距離がありますので、斜めから見た時にはどうしても「ズレ」が生じます。

かといってクリアー抜きの範囲を大きくするととても格好悪いので、基本は「正面から見て中の反射板の枠にピッタリ」と言う位置で、後は多少広がっても大丈夫そうな箇所を調整しておく程度に留めます。その他としては左右と、それぞれ隣合うレンズでクリアー抜きの位置がズレないように注意する事ですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!