Nワゴン フロントグリル等外装パーツ塗装 完成

 大変お待たせしました!ホンダNワゴンのフロントグリル周りの部品とリヤガーニッシュ、合計9部品の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介致しますね。

9部品の内の7点がメッキパーツで、それぞれそれ専用の下地処理を施してから上塗り塗装を行っています。

 また今回使用した色は3色で、グレーメタリックはボディ同色の「ホンダシャイニンググレーメタリック」(カラーコード:NH880M)、

 フロントグリルの元々グレーメタリックだったフィン部分はソリッドカラーの艶あり黒で、

 フロントフォグ周りのコの字のメッキパーツと、リヤのメッキガーニッシュはフェラーリの赤「ロッソコルサ」(カラーコード:300)で塗装しています。

 クリアーは全て高品位なタイプの「クリスタルクリアー」へ変更しています。

 こちらは元々未塗装で、表面はザラザラとした梨地の状態でしたが、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を平滑にしてから上塗りを行っています。

 装着されるとこんな感じで、

 一体感が増したと思います。

 撮影はそれぞれ色毎に分けようとも思ったのですが、混ぜた状態で一緒に見た方が車体に装着した時のイメージが沸き易いかと思いわざと雑多にして撮っています。

 塗装自体はどれも「単色べた塗り」なので仕上りのコースは【お任せ仕上げコース】で、磨き処理は行っていません。どれも塗りっ放しの状態です。

 また今回はこちらの色見本キーホルダーの製作も承っていました。

色見本キーホルダーはシリコーン型に注型用ウレタン樹脂を使って作成している物で、自動車塗装のレーバーレートで換算すると販売価格の10倍くらいの費用になってしまいますが、この辺は限定品と言う事で費用を抑えてご提供させて頂いております。宜しければご検討下さいませ。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご贔屓頂き有難う御座いました!

Nワゴン リヤガーニッシュ等メッキパーツ 本塗り

こちらのパーツ全9点の内の6点までは本塗りが終わっておりまして、今回は残りの3部品の本塗りとなります。

下地処理についてはどれも一緒に行っていて、サフェーサーは#600→#800の水研ぎで行っています。元々メッキパーツなのでライン自体は出ていますから、研ぎ作業は主にサフェーサー(とその下に塗ってあるプライマー)の肌を研ぎ落として平滑にする作業です。

 マスキングをし直して台にセットします。長いセンターガーニッシュも持って塗りたいので中心の位置でボール紙の芯棒一本で固定してあります。

 素地が装飾クロムメッキなのでプライマー等も裏側に周り込むように塗ってある為、本塗りもやはりフチから裏側までしっかり塗れるように固定してあります。こちらはフロントフォググリル周りに付く「コ」の字型のメッキモールです。

ベースコートにフェラーリの赤「ロッソコルサ」(カラーコード:300)を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。前回のご依頼時と同様、今回お預かりした部品は全て高品位なタイプの「クリスタルクリアー」で承っています。

これでようやく全9点、3色での本塗りが完了です。こちらが完全硬化したら全てまとめて撮影して紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Nワゴン フロントグリル 本塗り

先日お預かりしておりましたホンダNワゴンの純正外装パーツ一式です。

この内のフロントグリル周りのメッキパーツ4点については、先日ボディ同色の「ホンダシャイニンググレーメタリック」(カラーコード:NH880M)にて本塗りを終えています。

今回はこの2点で、大きい方のグリルは新品塗装済み品なので空研ぎでの足付け処理と、小さい方はプラスチック素地の梨地なので「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な下地に仕上げてあります。

 良く脱脂清掃し、

 台にセットします。小さい方のパーツは装着されると見えるのはサフェーサーを塗った個所だけですが、マスキングするより一緒に塗ってしまった方が見た目も綺麗なのでこうしています。足付け処理は全体にしてあります。

 ベースコートの黒を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーを使用しています。

残るはメッキパーツが3点で、そちらも作業進行次第紹介させていただきますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Nワゴンメッキパーツ4点 本塗り

 先日サフェーサーの塗装まで行っておいたホンダNワゴンのメッキパーツ4点です。

 お預かりしている部品は全部で9点ですが、業者さんからの案件で同じようなガンメタ系の色を本塗りする機会があったので先にこちらの4点のみを本塗りする事にしました。

尚、他の部品は「赤」と「黒」で承っていますので、そちらは後日別工程で本塗りを行います。

 最終的に塗ってあるのは通常の2液ウレタンサフェーサーで、その下はメッキ素地用に下地処理とプライマーの塗装を施してあります。

十分に脱脂清掃した後、エアーブローをして埃を飛ばしたら本塗り開始です。

尚今回の本塗りからは塗装時に下にこういった大きな台(板)を置いてみる事にしました。詳しくは後日社外記で紹介しようと思います。

 

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 今回の部品4点の色はボディカラー同色の「ホンダシャイニンググレーメタリック」(カラーコード:NH880M)で、前回ご依頼頂いたアウターハンドルとリヤガーニッシュと同じ色になります。

塗装範囲は表だけでは無く裏側から周り込むようにも塗る為、被塗物を天地逆さまにしても落ちない様固定はしっかり行っています。

 また今回はこちらの色見本キーホルダーもボディ同色で承っております。

注型樹脂で作った色見本ミニカーは、塗装のご依頼を頂いた場合のみの販売となっております。宜しければご検討下さいませ。 →ミニカー色見本キーホルダー

他の部品の本塗りはもう少し先になるかも知れませんので、そちらも終わり次第一緒に完成のご案内をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダNワゴンフロントグリル等 サフェ入れ

 先日お預かりしておりましたホンダNワゴンのフロントグリル周り&リヤガーニッシュなどの外装部品です。お待たせしておりましたが作業着手しておりますのでご安心下さいませ!

こちらはフロントグリルの一部に着くプラスチックパーツで、これ以外は全てメッキパーツなのでこれだけ別工程で下地処理を行います。

 最初に梨地部分に#180でペーパーを掛け、その後スコッチとウォッシュコンパウンド、ナイロンブラシも併用して全体に足付け処理します。

 良く水気を取り、周りの部分はマスキングします。

 プラスチックプライマーを塗り、梨地の部分だけにサフェーサーを塗布します。

 その他の装飾クロムメッキが施されたパーツは別工程でメッキ用の下地処理を行い、最後は一緒にサフェーサーを塗布します。

 これらも素材は樹脂=プラスチックですが、先ほどの黒い部品はPP(ポリプロピレン)で、こちらはABS樹脂となります。

結構面倒な固定の仕方をしていますが、メッキパーツはサフェ研ぎの際にメッキ素地を露出させる訳にはいかない為(とても面倒な事になります)、裏までしっかりプライマーとサフェーサーが回り込むようにする必要があるのです。

この後60℃40分程の熱を掛けてサフェーサーを完全硬化させたら少しの間寝かしておき、その間に他の本塗りを行う予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

尚、今回同時にご依頼を頂いている注型樹脂で作るオリジナルキーホルダーですが、こちらは既に別工程でサフェーサーを塗ってある物を使います。色はボディ同色の「ホンダシャイニンググレーメタリック」(カラーコード:NH880M)で塗装予定となります。併せてもう少々お待ちくださいませ!