トヨタスマートキー ロゴ色確認

car65現在施工中のトヨタスマートキーに埋め込む極小トヨタエンブレムは前回モトクロームで各色に塗装しているのですが、それだと他のロゴや文字の色と揃える事が出来ない為、改めて「2コート塗装」で出来るようにと色を検討し直し中です。

ちなみにモトクロームは変則3コート塗装で、今回のような微細な文字入れ塗装には到底適用出来ません。塗装屋さんなら判ると思いますが、結構面倒な塗装なのです。

car66と言う事で少々勿体ないのですが塗装済みの自家製極小トヨタエンブレムも足付け処理をして塗り直します。

standox15今回使う原色は少し前に導入したSTANDOXの新色SPFシルバーで、粒子感が非常に細かくてフリップフロップ性が高い金属感のあるメタリック原色です。

今までのメタリックは溶融したアルミをノズルから排出し、高圧ガスで霧化したアトマイズ粉をボールミルなどで粉砕・研磨してフレーク状にするという金箔と同じ製法だったらしいのですが、これに対して最近のメタリックは(恐らく「高輝度」と呼ばれる物)、アルミを基盤に蒸着させて粉砕・分級し薄片にするといった「蒸着アルミフレーク」が主流になっていて(と言う事が先日のレクサスのムック本に書いてありました)、その為に最近立て続けに新色のメタリック原色がリリースされているのだと思います。

car67 と言う訳で下塗り無しでそれぞれの色を塗っていきます。

car68 色の構成は「SPFシルバー」と黒「MIX571」で、それぞれ5:2、5:1、1:1、1:2、1:4の5種類を作成しています。

car69 こちらが丁度真ん中の1:1です。私用のサンプル用のキーホルダーもこの色で塗っておきました。

car74 それぞれ区別が付くように裏側に使った原色と比率を描いてあります。さすがにトヨタのエンブレムは描けないので位置がズレ無いように注意しておきます(まあ見比べれば判りますけどね)。

car75一番金属感があるように見えるのは1:1の比率の物ですが、ただ今回は車体に採用されているブラックメッキをイメージされていますので、となると一番手前の濃いのが良いかも知れません。

まああくまでもイメージではありますが、ご確認&ご検討頂ければと思います。

ようやくこれで一歩進みました(しかし作業が進んでも何故かゴールが霞んで行くような気が…笑)。