牛の骨を移植

その筋の方ならご存じだと思いますが、牛の骨から作った人工骨(の空箱)です。

少し前に根元が駄目になった歯を抜いて貰いまして、その際に足りなくなっていた顎骨歯をこれで再生・増大出来ると言う凄い物らしいです。ちょっと前はこんな物無かったと思いますが、歯科医療の世界も凄く進歩しているのですね。

ちなみに本来の使い方はインプラントを行う際の土台作りに使う物のようですが、現時点の私には先立つ物が無い為それについてはいつかの日の為に、取り敢えず歯を抜いて穴が空いている内にこれをやっておこうと言う感じです。10年くらい掛けて同化するらしいです。じゅ、十年ですか(笑)。

ちなみに治療は思っていたよりも激しくて(苦)、治療個所からは数日血が止まらず、「この状態で本塗り出来るのか…」と思いましたが、昨日から復活して無事本塗り作業も終えました。まさかあんなにグリグリするとは思いませんでしたが、やはりと言うか麻酔の効果は凄いですね(そこなのか!、と)。

そう言えば以前その歯科医の先生に、「物心ついた頃から歯磨きをしなかったと言う記憶が無いくらいちゃんとやっていて、しかも今は一日三回磨いているのに、何でそれでも虫歯が出来るんでしょう?」と聞いたら、「糸ようじやらないと意味無いよ。私だって毎日やってるし」との事でした。って、ええ?!そうだったんですか…。

と言う事で、そう言われた日から毎日寝る前には糸ようじ(今は歯間ブラシって言うんですかね)も取り入れる事にしまして、最初は面倒だと思っていましたが慣れるとそれも全然問題無くなりました。塗装前の脱脂作業みたいな物ですかね。昔ディーラーに居た頃はパテの前に脱脂なんてしませんでしたが(している人も居ませんでした)、その必要性が判れば面倒だと思う事すら無くなります。

いやーそれにしても歯間ブラシ、子供の頃の私にはピンバイスよりもそっちの方を教えてあげたかったですねぇ。