徒歩通勤中の思考

 徒歩での通勤時間は片道40分くらいで、帰り道には大抵仕事以外の事を考えているのですが(最近は壁時計と一斗缶を)、朝の出勤時はほぼ仕事の事て、その日に行う作業の段取りを考えています。特に本塗り当日は頭の中で負のフローチャートが延々繰り返されていて、今日の気温だとやはりシンナーは遅めで、ただそれじゃ一歩間違えばナイアガラだよ…みたいな(苦)。

画像はいつもの呑川で、何だか随分と良い場所を見つけたなぁと、ちょっと羨ましかったり(笑)。

塗装は 「これをやれば凄く綺麗に仕上がる!」と言うような事は無く、各工程をきっちり仕上げつつ、今まで失敗してきた事をイメージしどうしたらそれらを回避出来るのか!と言う消去法的な考え方が基本となります。

よく夢の中でも仕事をしているのですが、その場合も上手くいった!と言う事は殆ど無く(一度も無いんじゃないかと…)、ただそのお陰で現実世界では致命的な危機を免れているのだとも思っています。

それにしても寝坊の理由が「もう少しで仕事が終わる所だった」とは、かなり病的なのではと(まあでもありますよね)。

逆に帰り道では「明日の段取り」なんて考えている事は殆ど無く(それは仕事なので工場を出る前に終わらせてますし)、それよりも壁時計の枠はやはりシリコーン型を作って注型か!とか(それはそれで病的ですが)、盤面に入れる文字は印刷ではなくアクリル板にレーザー彫刻した後に墨入れ、さらにその上から違う色をベタ塗りして裏から見れば良い感じになるのでは!とか、殆どが仕事以外の事で頭の中は埋まっています。

今日の帰り道は雨上がりだったのでジャバ様…、じゃなくてカエルが道端に結構沢山出て来ていました。彼らが出没するゾーンは大抵判ったので、この辺だけは考え事を止めて踏まないようにと注意が必要です。万が一でも踏んだら洒落にならないと言うか数日は立ち直れない気がしますので…。