有孔ボード用マイクスタンド作製

 色見本用として塗装したマイクは壁の有孔ボードに掛けているのですが、その後マイクの数が大分増えたのでスタンドを増産する事にしました。

マイクを掛ける為のスタンドは専用の物を自作していて 、端材で買った3ミリ厚のアクリル板をレーザーでカットして作ります。

 こんな感じで3つの部品を組み合わせれば完成です。穴はギリギリに調整しているので、接着剤無しで大丈夫です。

いつも「これくらい作っておけば当分大丈夫だろう」と思いつつ、気付くと足りなくなっています。月日が経つのはあっという間ですね。

画像に写っていない物も含め、色見本用のマイクは現在22個出来ています。レース塗装もやろうと思ってユザワヤで生地を買ってあるのですが、それからもうすぐ一年が経ってしまうと言う始末でして・・・。

マイクに丁度良い有効ボード用のスタンドなんて恐らく売っていないと思いますが、データが作れてレーザーカットが出来る環境なら自作は非常に簡単です。

これの応用で、今度サーモス用のも作ってみようかと思います。と言うか有効ボードもそろそろ足りなそうですね・・・。

ストロボ2台目投入

 先日に引き続きストロボを購入しました。前回と同じくモノブロックタイプの300Wです。

 うっかり忘れていたのがこちらの受信機で、これが無いとストロボを無線で動かせません。ディップスイッチをもう一つのと同じようにして同調するようにします。

ちなみに今回購入したストロボはトップライト(上側からの照明)として使おうと思っていたのですが、天面用アクリル板の設置が間に合わなかった為、取り敢えず今回は左右からの使用にしてみます。

 ちょっと判り難いのですが、今までの右側からに加え、左側に設置しました。

まず参考までに、以前撮影したストロボ右側だけからの画像を紹介します。こちらは二週間くらい前に紹介した画像で、ストロボは右からのみ、左側にはレフ板を立てています。

そして今回撮影した画像です。 レフ板は使わず、左右に乳白アクリル板を立ててそれぞれにストロボを当てています。左側は少し上から下に向けています。

作品として見るのであれば最初の画像、光源は片側からのみの方が格好良く見えるのですが、これからご依頼を頂く為の塗装の見本としてなら出来るだけ全体が見えた方が信用度は高くなると思うので、私的にはこういう方向で行こうと思っています。もしくは色々条件を変えてカット数を増やすか、とかですかね。

 先程よりもストロボの出力を上げてみました。背景のグラデーションペーパーがインチキ臭い気がしないでも無いのですが(そもそも宙に浮いてますし・・・)、塗装面は判り易いですよね。画像の加工修正はしておらず(縮小はしています)、JPEGで撮ったままとなります。カメラはいつものNIKON D200で、レンズは40mmのマクロレンズです。

 こちらは先ほどと同じキャンディーレッドですが、クリアーを「艶消し」にした物です。以前こちらで紹介した着色アルマイト風塗装のマイクですね。

カメラは同じくD200ですが、レンズを50mmにしてみました。

 マイクは本物では無く、シリコーンで型を取って樹脂を流し込んで作った色見本用の物となります。SHUREのロゴはクリアー下にゴールドのデカールを貼ってあります。

塗装したのは結構前なのですが、これを飾る為のスタンドが足りなくなってしまい、その後さらに増産していました。アクリル板の端材をレーザーでカットして組み合わせ、有孔ボードに挿せるようにしています。今度そちらも紹介しますね。

STANDOX ペンスタンド

丸缶リサイクル

先日紹介した空き缶をリサイクルしたペン立て、と言うか工具立てですが、

 新たにもう一個作りました。同じく1リッター缶です。

パッと見は普通なのですが、STANDOXユーザーだと「???!」と思うかも知れません。

そう、スタンドックスの原色の白「MIX570」に1リッター缶は存在していないのです。日本国内に流通しているのはこれの4倍、4リッター缶のみです。

 そうとうマニアックな話になるのですが、実はスタンドックスの塗料のパッケージだけを1セット持っていて、いつか使う時が来るだろう!と思いずっと眠らせていたのですが、その後いつの間にかデザインも変わってしまい、だったらと言う事で今回使ってしまおうと思った次第です。勿論コピー品とかでは無く、本物です。

スタンドックス以外でも、白や黒など多く使う原色は4リッター設定になっているのが一般的ですから、もしかしたら消防法とかで保管出来る量の制限が厳しい国向けの設定なのかも知れません(当然日本にもそう言うのがありますが、かなり温い状況です)。

ちなみに右が現在のパッケージデザインで、左が10年くらい前までのパッケージとなります。古くなった塗料は本来の性能が発揮出来なくなるので(と言うか中に錆びが出たりして色が変わります・・・)、こうやって一目で新旧が判るようにしているという訳です。

先日のハードナー(硬化剤)の缶と、今回のMIX570で合計2缶が出来ましたので、本日ウェブショップに並べておきました。ウェブショップをご利用された方のみ無料で差し上げていますので、宜しければどうぞ。

クロマフレア風顔料 色見本キーホルダー完成

 少し前に入手してテスト塗装を行っていたクロマフレア風のパウダー顔料No.5(左)3個と、No.4(右)の一個です。販売用としてキーホルダー化しました。

 クロマフレア風顔料のNo.4は「紫→橙→黄」」と言った変化をする色で、鮮やかなバイオレットが特徴です。

左の3個はNo.5で、右端の一個だけがNo.4となります。

 No.4は正面から見ると鮮やかなバイオレットですが、角度が付くとオレンジに見えます。こうやって見るとNo.5と余り変わりありませんね。

 裏側を見るとまるでこの面だけ違う色を塗ったようですが、全面同じ色です。ここまで色が変わって見えるのは光干渉顔料、偏光パールの特徴ですね。

裏のロゴはドライプリンターを使ってデカールにゴールドを印刷し、「クリアー塗装→研磨→クリアー塗装」でデカールの段差を目立たなくしています。

 左側の3個は同じくクロマフレア風パウダー顔料を使ったNo.5で、「赤→橙→黄→緑」に変化する色となります。

 色変化はそんなに大きくありませんが、オレンジの発色が良いのが特徴です。

 裏側にはやはりデカールを、ゴールドとシルバーで貼りました。

が、シルバーの方はPRO_Fitのロゴの真ん中辺りにインクリボンが重なって出来たスジが見えるので、こちらはボツ品となります。

そしてこちらが恐らく一番大きな色変化を楽しめるクロマフレア風顔料No.2を使った色見本キーホルダーとなります。

先日マイクの塗装で御依頼を頂いておりまして、実際に出来上がったそれを見られたご依頼主様は大層喜ばれていたようです。こちらのページではサーモスに塗装した物も紹介しておりますので宜しければどうぞ。いずれの画像も未加工で、実物はさらに美しい色変化、質感を感じられるかと思います。

裏側にはPRO_Fitロゴのデカールを、やはりクリアーは二度塗りでデカールの段差を目立たなくしています。こちらはシルバーのみとなります。

後日ウェブショップにも並べておきますね。そう言えばSTANDOX缶も造らないと・・・。