サンプル用PCキーボードカバー 本塗り

 先日より分解~作業を行っていた塗装サンプル用ARCHISSのキーボードです。

元々は黒いキーボードでしたが、CHERRY社製のMX軸スイッチに合うピンク色のキートップを見つけたのでそれに換装しました。

今回塗るのはこちらの外枠で、

 また、先程とは別のHappy Hackingのキーボードも一緒に塗ります。

 今回はサンプル用としてなので、普通ではあり得ないような派手さ具合にしてみたく、少し前に入手した蛍光顔料を使ってみる事にしました。

 艶有りにするとさすがにクド過ぎると思い、今回は艶消し仕上げにしています。

またもう一方のHHKBはかなり淡い蛍光ピンクにしました。

 こちらはキートップは白のままで使うので、クドさは抑えて爽やかな感じに仕上がると思います。

 スペースキーについてはピンク色のキートップでは合うものが無かった為、元々着いていた黒い物を塗装して再利用する事にします。

尚、PCに使われている樹脂は皮脂で溶ける程弱い為、大抵は使っている内にこういう風に部分的に艶が出てしまいますが、これは塗装を行えば防げます(しかしコストを考えると新品のキーボードを何個も買った方が安いです)。

本塗りは先日仕事で行ったデジタルカウンターと一緒に行い、その後熱も一緒に入れてあります。組み付けはまだ先になると思いますが、出来上がり次第撮影も行いたいと思います。

あとは蛍光色を上手く表現出来るような撮影を出来るかどうか、ですかね~。

そうだ、小物塗装屋になろう(仮)⑩

そうだ、小物塗装屋になろう(仮)⑨

以前紹介した、小物塗装屋になるまでの経緯とか方法とかを紹介した記事の続きみたいな事になります。今回は「自宅編」みたいな感じですかね。

自宅には10坪程度のガレージと言うか土間のような作業場があって、

STANDOX原色塗料(本体)と、それを設置するミキシングマシーンが置いてあります。

ミキシングマシーンは単に塗料を置くだけの棚では無く、これに塗料をセットしておけばスイッチ一つで全ての塗料を攪拌をしてくれると言う優れものです。また15分くらいすると自動的に止まります。

自動車のボディカラーのように厳密な色の作成(復元)には計量調色が必要で、ただしそれは塗料中の顔料がしっかり混ざっている事が前提となるので、正確な色を作る為にはミキシングマシーンは必要不可欠なアイテムです。

ちなみに工場にあるミキシングマシーンは自宅の物の半分のサイズで、置いてあるのは同じSTANDOXの塗料ですが、こちらは自宅とは違う種類の塗料=1コートソリッド用の「STANDOX VOC 2Kエナメル」の原色となります。

これはクリアーに直接色が入ったような塗料で、対応色はソリッドカラー(パールでもメタリックでも無い色)のみ、これに硬化剤を50%(MSハードナーの場合)入れればそのまま艶のある塗装が出来ます(ただしデメリットもあるので私的には殆ど使っていません)。

尚これらミキシングマシーンについては、以前アートトイペインターのGUNさんが工場に遊びに来た時に動画を撮影していて、以下のサイトページでは実際に稼働している姿が見れるのでどういった物なのかが判り易いかと思います。

にんにき日記→■プロの塗装屋さんに遊びに行ってきました。

業界ではもう一般的な物ですが、普通の方からするとこの動きはちょっと想像出来ないみたいですね。

ちなみに工場で使う分はわざわざ小分けボトルに入れて持って行っていて、これが少々面倒な事ではありますが、今の工場にはもうこのミキシングマシーンを置くスペースが確保できない事、また最終的には自宅のこの場所で仕事をするつもり(!)なので、このスタイルは多分最後まで続くと思います。

自宅の作業場にはSTANDOXの色見本帳が一式あったり、コンプレッサーにエアードライヤー、排気には業務用の換気扇を2機(一個はダクト&フィルター付き)も設置しているので、ここで直ぐに小物塗装屋を始める!と言う事も実は可能です。

今は自転車用とカブの車庫、またちょっとした軽作業を行う程度になっていますが、いずれ今の工場を引き揚げて、マイクやリモコンキー、タンブラーなど極小さい物だけをここで塗装しようと思っています。

今の工場は賃貸で、当然それなりに固定経費が掛かっていますから、このまま歳をとっていけば仕上がりのレベルが落ちたりペースが遅れたりと、今の状況を維持するのは難しくなっていくと考えています。これは車を塗っていた時にも感じていた事で、それ故に今の形態となった訳ですが、さらに歳をとれば次の段階に行く必要があるという訳です。

または今現在工場の二階の一部を間借りしてくれているK氏のように、工場全体をシェアスペースみたいにして家賃収入を得るという事も考えられない事は無いかも知れませんが、それこそ歳をとってから自分の仕事をしつつ工場全体を管理するなんて事は難しいと思うので、やはり段階を踏んでミニマルな形態に移行していくのが理想だと考えています。

私自身、元々は「机一つあれば出来る仕事」と言うのを理想にしていたのですが、さすがに今やっている塗装でそれは難しく、ただ対象物を限定していけばこれくらいのスペースでも塗装の仕事は続けられると思っています。車体の塗装では到底無理でしたが、これなら最期まで塗装の仕事を続けていけるだろう!と言う感じですかね。塗装は難しい事ばかりですが、それだけに飽きずにいつまでも続けていきたい仕事でもあります。

今後AIの進歩やIoT化がどんなに進んでも小物塗装の需要は無くならないと思うので(下地処理はどうやっても無理ですよ)、取り敢えずあと20年くらいは今の形で、その後はプレッシャーの無い塗装をやって楽しく余生を過ごせれば理想的だと思っています。

って、プレッシャーの無い仕事なんて存在するのかどうかは微妙ですが(怖)。

塗装ワークショップサーモス 完成

サーモスタンブラー塗装 先日、塗装ワークショップ(模擬)で従兄弟に塗って貰ったサーモスステンレスマグです。その後60度40分程の熱で二度焼きし、磨き処理を行っておきました。

 二度焼きをした理由としては、最後に塗ったクリアーが結構な膜厚だった為で、また一部ではタレやワキ(塗膜中の溶剤が抜けきらなく突起またはピンホールを開けてしまう)が発生していましたが、後で発送で構わないという事だったので念入りに熱を掛け、さらに磨き処理を行っておきました。

今回行った塗装ワークショップ(模擬)での従兄弟の感想としては、「回しながら塗るのが難しい!」との事でしたが、実は丸い形状の物は平らな物を塗るよりも綺麗に塗れるのが特徴で、そう言った点ではサーモスは初心者向きの被塗物でもあるとは思います(勿論誰でも綺麗に塗れるという訳では無いので、仕上りを優先されるのであればワークショップでは無くご依頼を頂ければと思います)。

今回はちょっと塗膜が厚くなり過ぎて(と言うか私の教え方が悪くて・・・)多少なり問題が起きましたが、肌の悪い仕上りになるよりは艶々に塗れた方が良いと思っていますので、今回の塗装は十分だったのでは無いでしょうか。

尚、練習用として塗装した注型ダースベイダーは、予め開けておいた穴にヒートンを埋め込んでスナップリングを取り付け、キーホルダーとして使えるようにしておきました。

こんな感じでポシェットやリュックのファスナーに着けておくと魔除け開けやすくてとても便利です。

尚、今回協力して貰った従兄弟はかな楽しかったらしく、既に次のワークショップに参加する気満々です(マジカ…)。

一応7月の祭日またはお盆の夏休み辺りに開催出来ると思いますが、私的に暑いのは苦手ですので、出来れば夏の時期を避け、涼しくなった11月くらいに、なんて・・・ゴッホゴッホ(笑)。

丸缶リサイクル

 先日使い終わったSTANDOX硬化剤の缶を捨てようと思った時、外側に貼ってあるパッケージ紙が比較的綺麗だったので、丁寧に剥がして再利用しようと思いました。いい加減そう言う考えは止めて即捨てろって話ですが・・・。

 そしてこちらの非常食用ビスコ缶ですが、これも中身は既に食べてしまっているので既にゴミと化しているのですが、こういった物も中々捨てられずに棚に残っていました。

たださすがにこれをそのまま使うのは恥ずかしく、いつ捨てようかと悩んでいたところ・・・。

ジャジャーンと!マニアにしかこの格好良さが判らないSTANDOX缶の出来上がりです。

ビスコ缶はちょっと高さが短いのでパッケージ紙は上下をカットしていますが、多分言われないと本物のSTANDOXの缶にしか見えないと思います。

使い方は単なるペン立てと言うか工具入れなのですが、パッケージのデザインが格好良いのと、世界トップレベルの塗料メーカーと言う事もあって、これが机の上にあったら結構嬉しかったりします(しませんか・・・)。

ちなみに右奥にあるのは本物の空き缶で、こちらは元々赤が入っていた物を、軽く洗ってノギスや定規などを入れるのに使っています。こちらのページで紹介していますので宜しければどうぞ。

同じ様な空き缶はあと3個あって、さすがにこれらをこのまま使うのは貧乏臭いと困っていましたが、先ほどのようにSTANDOX仕様にしたら欲しがる方が居るかも知れませんので、出来上がり次第ウェブショップの方で紹介しようと思います。勿論金額は無料で(さすがにゴミでお金は取りません・・・)、何かしらご購入頂いた方のみおまけ品として差し上げようと思います。

ただ本来はメール便(無料)で済むところを、これの為に送料が掛かったりしたら本末転倒ですので、どうかその点だけご注意頂ければと・・・。

蓋は余りにもひどいので捨てておきますね(笑)。