色相環色見本制作④ 塗料完成

 先日より引き続き作成していた色相環用のSTANDOX12色、完成です。

 ラベルには配合データも記載して、色が無くなって作る時にも簡単に出来るようにしました(まあこの程度なら手書きで良かったのですが・・)。

 またそれぞれの色が色相環のどの位置になるのか判るようユニバーサルなデザインにしておきました。せっかちな私としてはとても便利で、またうっかりミスも防げると思います。

配列通りに並べるとこんな感じで、今回導入した容器は蓋も比較的透明なので上から見ても中身が判るのが便利です。普通そうですが、溶剤塗料用の物でこういうのは余り無かったんですよね。

と言う訳でベースとなる色が出来上がり、次はいよいよ立体色相環の作成となりますが、本日は祭日で休みだったのでこちらも少し進行させておきました。後日改めて紹介出来ると思います。

2018.11.3WS色見本キーホルダー完成

 すっかり紹介するのを忘れていたのですが、先日11月3日に行ったサーモス塗装ワークショップで塗って貰ったアクリル板一式です。一緒に塗装したサーモスと共に既にお渡ししております。

カエルは二つ塗って貰っていて、右は通常の2コートブルーパール、左はその上にクロマフレア系を重ねた3コート仕様となっています。

 メタリックも入っていますが、青く光っている点々はパールです。ブルー系のパールは3種類あって、その内の一番粒子が粗くて輝きの強いタイプです(MIX845)。

 こちらはその上に青系のクロマフレア風塗装を重ねた方です。青が綺麗に出ています。

イモリの方は二色をグラデーションしていました。

 こちらは青の上にグリーン系のパールを重ねています。

 お渡しする前に私のカバンで(勝手に)撮影をしておきました。

こちらの色見本キーホルダーは、以下の年末に行うワークショップで作れます。

また今回スプレーガンを始めて持った方でも普通にサーモスが塗れてしまったので(!?)、当初条件に入れていた「経験者のみ」は無しにしました。まだ空きがありますので宜しければどうぞ!↓

2018.12.23塗装ワークショップ予定

結晶塗装色々

 年末が近くなるにつれて業者様からの結晶塗装のご依頼が増えています。一体何故・・・。

 と言う事ですが、塗装で溜まったストレスは塗装で解消する!と言う感じで、前回の赤に引き続き今回は黒の結晶塗装をアクリル板に施してみました。また追い込まれている私の心境を塗装したイモリで表現しています。ゴッホゴッホ(疲)。

アクリルは熱伝導しなく、もしくは仕事では無かったので気合が足りなかったせいか、イモリの幾つかは上手く結晶目が出ていない物もありましたが(見せられるのは半分程度です)、比較的まともに出来たイモリを選んで後日土台のアクリル板に貼ってキーホルダー化しようと思います。

そう言えばうっかりクロマフレア風塗装をし忘れて(!)、仕方ないので下色に塗った黒にそのままクリアーを塗って仕上げたイモリですが、意外に格好良くてビックリです(笑)。

ただこれだけだと塗装屋の仕事としては残念過ぎるので、背板を艶消し黒では無く「結晶塗装の黒」にすれば、色々な塗装が組み合わさった色見本と言う感じでもう少し見れるようになるような気がしないでも無いかと思っています。

が、それよりも先に色相環キーホルダーですね。画的にも映えそうで今から楽しみです。

色相環色見本制作③

 色の方は大体出来て来たので、次は壁に飾る立体色相環を作成します。材量は以前大量に買ったアクリル板の端材です。

 アクリル板は数枚を重ねますが、重たくならないよう中抜きをしつつ、さらにそれらを使って一回り小さい色相環を作れるようにします。

 まだ途中ですが、こんな感じで材料が出来てきます。

 このような感じで、全長460ミリの色相環になります。

 アクリル板の厚みは5ミリで、このように何枚かを重ねて接着し、サフェ(またはパテ)で継ぎ目を消します。

当初は6枚=30ミリを考えていましたが、ちょっと野暮ったいのでもう少し薄く、これの半分くらいで良さそうです。となると数はもう十分なので次はいよいよ接着作業ですね!