色相環立体色見本 完成

先日購入していたウォールナット楢(ナラ)の木材です。

ウォールナットの方を、適当な長さにランダムでカットしました。

平面のままではノッペリとして面白くないので、それぞれの木端材に2ミリ~3ミリの段差を設け、その上に以前塗装しておいた立体色見本を並べようという作戦です。

 今回使う立体色見本は、制作した3個のうちの一番小さい物で、直径は380mmとなります。それでもそのサイズを出力できるプリンターは無いので、A4サイズに印刷した4枚を糊で張り合わせて台紙を作りました。

 背板は使わず、それぞの木端を木工用ボンドで接着していきます。

木端の下に2ミリ~3ミリ厚のアクリル端材を下に置いて段差の位置を固定しました。

塗装した立体色見本を仮置きして大体の位置を決め、

両面テープで固定します。段差が付いて隙間が空いているところには端材のアクリル板を挟みました。

実は何か月も前に完成していたのですが、背板の形が気に入らなかったのでこのままお蔵入りさせようと思っていたのですが、先日手伝いに来てくれたJIROちゃんがこれについて言ってくれたので、改めて紹介する事にしました。

仕事風に、最初の状態も紹介しますね。

元はこういったアクリル端材だった物を、

レーザーカットして何枚かを接着剤で貼り合わせ、

パテ処理をして継ぎ目を埋めたりもしています。

塗装に関しては(ここだけは)仕事に関係している為、後で正確に色が再現が可能なよう配合データから作っています。

壁時計として作っている物は直径が250mmで、今回の物はそれよりも大分大きくはなりますが、それでも3個作っているうちではこれが一番小さな物です。

一番大きい物は460mmになるのでさらに迫力がある筈ですが、未だ業務の方が(銀行口座の残高が)安定しないので、そちらに着手するのはもう少し先になるかと思います。せめてその間に壁時計とキーホルダーが作れればと・・・!

色相環色見本No.4

先日業者様からのご依頼で「鮮やかな黄緑色」といったご指定を頂きまして、丁度良い機会だったので以前から作製していた色相環色見本の内の一色を採用する事にしました。

今回採用したのはこちらの色相環の「4時」の位置にあたるグリーンで、最初の画像だとかなり鮮やかに見えますが、あちらは単に画像をPhotoshopLightroomで加工しているからです。蛍光塗料では無いですから普通に撮影しただけでああはなりませんので、念の為・・・。

ちなみに最初のお問合せでは「ランボルギーニ、ムルシェラゴのグリーン、LAM-0077でパール塗装無し」といったご指定で、ただこの色、そんなに派手な色では無かったような気が・・・と言う事で上記の画像を送ったところ、もっと派手な色のサンプル画像が戻って来たのでそれを参考にして今回の色となりました。

こういった塗色を作るのは特段難しい事では無いのですが、オーダーでのご依頼だと後から「あの時と同じ色で!」といった事がしばしばあるので、今回のように予め配合データのある色を使っておけば非常に安心です。普通の塗装屋さんなら当たり前の事過ぎて逆にデータは残さず、再度依頼が入った時にとても焦る訳です。判ります、痛いほど判ります(笑)。

今回塗装したヘッドカバーの画像は当ウェブサイトでの掲載もご承諾を頂いておりますので、後日施工例として改めて紹介をさせて頂きます。実際は(いつもの撮影では)こんなに鮮やかな色味では無いので、未加工と加工した画像とを見比べて頂ければと思います。いつも「縮小以外は未加工です」と言っている意味がきっと判るかと・・・。

アップしました!→Lancer Evolution Engine Cover

色相環キーホルダー試作完成②

 先日に引き続き、調色して作製した色相環12色を使って塗装した色見本キーホルダーの作製です。

 前回は取り敢えず的にベースコートだけの塗装でしたが、今回はしっかり2液ウレタンクリアーの艶消し仕上げにしています。見た目は変わりませんが耐久性が向上しました。

 が、キーホルダー用の土台は底をついてしまったので、取り敢えず5個までの制作となります。また材料を仕入れないとですね。

各部のクリアランスがかなり厳しいので、フチのバリをカッターで取り除きます。

 それぞれ組み合わせて完成です。

・・・が!

 

 折角なので結晶塗装Ver.も作る事にしました。

 いつもご贔屓頂いている業者様から結晶塗装のご依頼があったので一緒に塗らせて頂きました。

前回のイモリの時と同様、タイミングベルトカバーに乗せて撮影してみました。ダクトファンが増設されたみたいで何だか格好良く見えます(笑)。

下のタイミングベルトカバーに比べて、今回塗装したアクリルの方が結晶目が細かいのが判ると思います。サイズの大きいヘッドカバーなどはさらに結晶目を大きくします。

 そして色相環12色に塗装したピースです。一つ6ミリくらいなので食塩の空き瓶に入れて保管しています。

 こんな感じで嵌め込んでいきます。ピッタリに作ってあるので嵌め込むだけでも結構大変です。

 と言う訳で完成です!

 これは中々ヤバいです。

当面のところ量産は難しそうですが、出来上がったらウェブショップで販売したいと思います。後日改めてリュックに装着した状態でも撮影しておきますね。

プラスマイナスゼロ加湿器塗装 完成

 先日マイク塗装のついでに本塗りをさせて頂いておりました±0(プラスマイナスゼロ)の加湿器の塗装、ついに完成となります!

かなり凄い色ですが、仕事の時と同様サイズ縮小以外の加工はせず、勿論ですがカメラ側の設定もノーマル状態で撮影しています。

一応最初の状態も紹介しますね。

元々は彩度の低い水色だった物を、

こういった角度によって大きく色が変化する顔料を「3種類」使って塗りました。

尚、上記画像は本物のクロマフレア顔料を使った塗料(DUPONTのクロマリュージョンカラー)で、実際にこれを使おうとすると1色揃えるだけで10万円を超えてしまいますから、現在当店では「クロマフレア風」のパウダー顔料を海外から取り寄せ、STANDOXのバインダー(樹脂)に入れて使う事で対応しています。

 使ったのはクロマフレア風No.4とNo.19とH07の三種類です。特殊な色は知り合いの塗装屋さんに教えて貰ったり譲って貰った物がありますので、詳細は伏せて番号で紹介をさせて頂いております。うちのように「STANDOXの塗料じゃないと…」とか拘らなければ各メーカーからこういった塗料は出ていますので普通に誰でも出来る塗装です(ただSTANDOXにはこういう塗料は出ていないのでして…)。

 とにかく異様な程に色が変わります(笑)。

 如何にクロマリュージョンやマジョーラでも一色だけではこんなに色変化はしないですよね。

 まるでCGのよう(笑)。

 蛍光灯でも撮影してみました。

 真ん中の蒸気が出て来るところは塗るとマズイと思ったのですが(ゴアテックスのように水蒸気は塗膜を通り抜けてしまい、気化した際に体積が膨張して塗膜が膨らんでしまいます)、水色のままだと凄く格好悪いので後から黒に塗りました。どうせ加湿器としては使わないと思いますので(笑)。

 先ほどと同じ物とは思えない程違う色に見えます。この黄色~紫に変化している色はNo.4ですね。

 ストロボでも撮影しました。

手前の綺麗な青はNo.19で、色変化自体は大きく無い顔料ですが、スカっとした青が私的にお気に入りです。知り合いの塗装屋さんにも頼まれて取り寄せましたが、多分皆さん結構気に入っているのではないでしょうか。

と言う感じで、塗り方自体が曖昧なので当店の仕事としてはどうなのかと言う所ですが、一例としてあればこれはこれで良いかなぁと思った次第です。球体では無く平面でグラデーションさせても面白いかもですね。

±加湿器はさらにもう一個追加してピンクが2個ありますので、時間が出来たらまた何かで塗ってみたいと思います(その前に色相環12色を仕上げ無いとです)。