ランボールギーニリモコンキー塗装承ってます

先日到着しておりましたランボルギーニ ウラカン用のリモコンキー(スマートキー)です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容としては、鍵本体の黒い樹脂部分をブレンボレッドの近似色、またLamborghiniのロゴ部を黒に、クリスタルクリアーの艶あり仕上げで承っています。

メッキの部分とボタンについてはそのままで、今回塗るのは黒い部分のみとなります。

表面はザラザラとした梨地なのでそのまま上塗りを行っても艶のある仕上がりにはならず、ただ「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった作業だとLamborghiniのロゴが埋まってしまう恐れがあるので、今回は「2度塗り」の工法を予定しています。

凹み文字の塗り分け方法については以下のような感じとなります。

この時は最初に赤に塗って完全硬化させ、その後黒を塗って余分を除去、最後にクリアーで全体をコートしています。

今回の鍵には両サイドに何かに嵌める為の溝があって、ただ恐らく使う事は無いと思うのでパテで埋めてしまうという事も考えていたのですが、

念のためこちらはそのまま残して塗るようにしようと思います。色自体は一緒に塗るのでこの部分も赤になります。

赤については車体に装着されているブレンボキャリパーのレッドと合わせたいとの事で、

この時の赤を採用しようと思います。

また今回のリモコンキーには灯火する箇所があるので、そこはクリアー抜き=色は塗らないようにしようと思います。クリアー自体は塗るので段差等の違和感は無いようにします。

以前施工したこちらのロジクールワイヤレスの「G」の部分のような感じですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フェラーリリモコンキー塗装(ストライプ)承ってます

先日到着しておりましたフェラーリ純正リモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容としてはいつも通り裏表のカバーパネルの塗装で、ただ今回は以前施工した同型のリモコンキーと同様、表側のカバーにはストライプライン入れの塗装も承っています。

判り易いようその時の画像を紹介します。

配色はフェラーリ純正色での構成となり、各色はそれぞれ以下の通りとなります。


・赤・・・ROSSOCORSA(カラーコード:322)

・白・・・Bianco Avus(カラーコード:100)

・青・・・Blu Nart MET(カラーコード:523)


こちらの裏側はストライプにはせず、赤=ロッソコルサ(カラーコード:322)の単色となります。

クリアーはいずれも高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

現状は塗膜に傷がありますので、こちらはいつも通り「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地処理を行ってからの上塗りとなります。

またキーリング取り付け部には、こちらもこの時と同様傷付き防止用のステンレスリングを作成して取り付けるよう承っております。

早速も分解しました。今回塗装するのは右の赤いカバーパネル2枚のみとなります。

跳ね馬のエンブレムと鍵のシャフト部分はコンパウンドとブラシで掃除&艶出ししておきました。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

マセラティリモコンキー塗装 完成

先日行っていた二度目のエンブレム塗装が終わり、その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

ボタン等の付属品はアルコールと柔らかいブラシで洗浄し、

それぞれを組み付けて完成です。大変お待たせしました!

色はマセラティ純正色の「ボルドーポンテヴェッキオ」(カラーコード:226125)となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

いつもならカバーパネルのつなぎ目に一段溝が出来るのですが、今回はこの辺りにも深い傷が多くあったので研磨して均しておきました。

通常はエンブレムの塗装は行わないのですが(素地がメッキなので部分的な塗装が出来ません)、今回は既存の青い被膜が全て綺麗に剥がれてしまっていたという事もあり、テスト的にこちらの塗装を行ってみました。

純正であって純正っぽく無い仕上がり(エンブレムが青い以外の色!)というのが面白いと思います。

ちなみに今回のエンブレムですが、塗装する前にシリコーンで型を取り、ピューターを使って鋳造を試みてみたりしていました。ただやはりというか細かい部分の再現が出来なく没となりました。いずれ機会があれば社外記の方で紹介しようと思います(ウレタンレジンだと上手くいきました)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

マセラティエンブレム 本塗り(2回目)

先日リモコンキーカバー本体と一緒に塗っておいた付属のエンブレムです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。素地がザラザラだったので艶が引けているのが判るかと思います。

ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシを使って足付け処理を行います。

よく脱脂清掃し、芯棒に固定したら本塗り開始です。

今回は他にも2回目のクリアー塗装が必要だった物(LINE6ワイヤレスマイク)があったので、そちらと一緒に行っています。

クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

今回は下地が出来ているので艶引けも少なく艶のある仕上がりになるかと思います。

それでは完成次第改めて紹介します。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリ488リモコンキーカバー塗装 完成

先日本塗りを終えていたフェラーリ488の純正リモコンキーです。予め外しておいたFERRARIのメッキエンブレムを嵌め込み、

削ったカシメの部分にエポキシ接着剤を点付けして固定します。脱落しないよう、表側にも回り込むよう多めに塗っておきます。

その後同じようにして本体のプラスチックパーツを取り付けます。タップリ接着剤を着ければ外れたりする心配は無いのですが、万が一再び分解したくなった場合(傷が付いて塗り直したくなった場合等)、今回と同じ様に分解が出来るような方法で組付けています。

その後一日寝かして硬化したら完成となります。お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々は赤く塗られていたカバーパネルを、

濃紺のフェラーリ純正色「BLU POZZI」(カラーコード:520)に塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

画像だと黒に見えますが、実物はより紺に見えますので、その違いは比較的容易に判るかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!