EGOISTブレーキキャリパー&ローター&ホーン塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたEGOIST鍛造キャリパーとNISMOスポーツホーンブレーキディスクの塗装、本日完成です。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

ニスモレッド(カラーコード:LA10)の艶消し仕上げで塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ブレーキディスクは2ピース構造で、ディスクから取り外したアルミ製のこちらは黒アルマイトが施されていたので表側のみサンドブラストを行ってニスモレッドに塗装しています。

ホイール当たり面は固着防止の為プライマーとベースコートのみで、そこを避けるようにして艶消しクリアーを塗っています。

ノート用ブレーキディスク 本塗り

ホーンの外側はプラスチック製で、元々シルバーだった物をこちらもニスモレッドの艶消しに、

ロゴはグレーと赤だった物をシルバーで同じ様に再現しています。こちらは塗装では無くデカールでの施工となります。

キャリパーも元々黒アルマイト仕上げで、 そのまま上塗りを行っても塗料は密着しませんから、

サンドブラストを行ってプライマーを塗ってから上塗りを行っています。

また今回は窪んだロゴ部をシルバーで塗装しています。スポーツホーンに入れたロゴのシルバーは金属感があるので、それに合わせて輝度感の高いSPFシルバーを採用しています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました!

ノート用スポーツホーン 本塗り

先日お預かりしておりましたノート用の日産スポーツホーンです。

ブレーキキャリパーは数日前に下塗りを行っていて、先日はブレーキディスクのプレートの本塗りも終えています。

今回は色替えの塗装と元のようなロゴ入れも承っておりまして、元々プリントされたロゴは平面の箇所だったので直接スキャナー台にそれを置いて読み込む事にしました。

スキャンして読み込んだ画像です。NISSANのロゴは元々持っている物があるので、

新たにSPOTS HORNのロゴデータを作成しました。

実際にプリントアウトしてサイズを確認し、良ければこれを基にデカールを作成します。

そして本体を塗装する為の作業を行います。

塗らない部分をマスキングし、

ロゴのプリントを削り落とし、全体を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理をします。

よく脱脂清掃し、樹脂素地が露出した箇所にプラスチックプライマーを塗布したら、

ベースコートを塗布します。キャリパーとローターにも使ったニスモレッド(カラーコード:LA10)ですね。

その後場所を工場二階に移動し、用意したデカール(シルバー)を貼り付けます。

元の画像を見ながら同じ位置に配します。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。クリアーは艶消し仕様となります。

時間が経過すると艶が消えます。

艶消しならデカールの段差も目立たなくなるのでは?と思いましたが、

 やはり気になったので、強制乾燥完全硬化後に、

表面を研磨して均し、再度全体に足付け処理を行って、

もう一度クリアーだけを塗りました。

デカールはシールに比べると非常に薄い物で、今回のようにエンジンルーム内に隠れてしまう物ならそこまで気にする必要は無いのかも知れませんが、出来上がって届いたそれを手に持って眺めた時に段差がはっきりと判ってしまうと残念な気持ちになってしまうと思いますから(少なくても私はそう思う派です)、「完璧」という物は無いにしても、出来る限りスッキリした気持ちになれる仕上がりにしたいと思っています。

一回目の塗装に比べるとデカールの段差は殆ど感じられなくなりました。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。次はブレーキキャリパー本体ですね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

EGOISTブレーキキャリパー&ローター&ホーン塗装承ってます

先日到着しておりましたEGOISTのブレーキキャリパーと2ピースローター、日産純正ホーン(左右)となります。こちらのオーナー様は以前日産ノートのリヤドラムブレーキカバーや、内装パーツの塗装を御依頼頂いた方となります。この度もご贔屓頂き誠にありがとうございます!

ブレーキキャリパーは黒アルマイト仕上げで、

RGOISTのロゴをCNCで切削し、アルミ地が露出した状態となっています。

こちらの御依頼内容としては、キャリパー本体を前回と同様「ニスモレッド」(カラーコード:LA10)、ロゴはシルバー、クリアーも前回と同じく艶消し仕様で承っています。

尚、アルマイト被膜にそのまま塗料は密着しない為、素地調整としてサンドブラストとプライマー塗装を行う予定です。

尚、凹んだ文字をマスキングで塗り分けるのはとても手間(コスト)が掛かる為、

以前施工したこちらのAPレーシングキャリパーの凹み文字ロゴと同じく「二度塗り」で対応しようと思います。この場合先に赤を塗ってクリアーでコートし、その後ベースコートの白を塗って余分を除去→キャリパー全体にクリアーコートといった感じですね。

ホーンも同じくニスモレッドの艶消し仕上げで、また「NISSAN」「SPORTS HORN」のロゴをシルバーで再現するようにも承っています(弧の模様は再現しません)。

ブレーキディスクも同じ様にニスモレッドの艶消しで、

こちらは2ピースなので外してそれ単体で施工します。キャリパーと同様アルミ製の黒アルマイト仕上げで、このまま塗っても塗料は密着しませんから、サンドブラスト処理&プライマー塗装を行ってからの上塗りとします。塗るのは表側だけで、またホイール当たり面は前回施工したリヤブレーキカバー同様、クリアーを塗らないようにしようと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!