BMWコーナーレンズスモーク塗装 完成

bmw11 こちらもお待たせしました!京都からご依頼のBMW純正コーナーレンズも本日完成となります。濃度は「薄め」になります。

bmw12 オーナー様より頂いたメールに、「10数年以上経過した純正部品を掃除しました。現代の技術で23年目の愛車を輝かさせてください。」とのメッセージがありまして、とにかくレンズ自体は新車時以上に輝いているとは思います。高品質なポリウレタンクリアーは、こういった透過性の部分に使うとガラスのようにも見えたりします。

bmw13現在別件でご依頼頂いているオーナー様から、「凸状の文字は消えないように」とご心配頂いていましたが、塗膜の厚み程度でこの文字は埋まりませんのでご安心下さい。消えるとしたらむしろ足付け処理の時に削ってしまうケースになるかと思いますが、テールランプの研磨にはコシのある耐水ペーパーではなく、足付け専用の布状のタイプを使っているのでこういった文字を削り取る力は無いですかね。ですのでご安心下さい。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

BMWコーナーレンズ スモーク塗装 本塗り

bmw32 そしてこちらも無事本塗り完了しております。今回はまとめて3セット、合計9個のレンズを一緒に本塗りしています。保険作業の無い小物塗装ではこうやって効率良く仕事をする事で商売が成り立っている訳で、逆を言えば納期を指定されると(短納期をご希望されると)効率は非常に悪くなり、今の値段設定ではどうしても赤字仕事になってしまいます。
なのでその場合は「納期指定割増」という形で追加費用を頂く事になりまして、ただ仕上がりが上がる訳でも無いのに費用が高くなるという事は私も望んでいませんので全くお勧めしておりません。どうかお時間に余裕を持ってご依頼頂ければと思います。どうしてもと言う方は何卒ご理解を宜しくお願い致します。

bmw33 ちょっと解かり難いですが、タブレット画面に映るテールレンズの「中央部分」の濃さに今回のコーナーレンズを合わせます。当店で定める濃度設定としては「薄め」にあたりますかね。

bmw34そして無事本塗り完了です。オーナー様が懸念していたレンズ内側のカット形状ですが、特に問題無く中々良い感じに仕上がったと思います。これについては私的には「透明感」と「輝き」が表現出来ればと思っていたので、ある程度予想通りに出来たと思います。

bmw26考えて見ればオーナー様から頂いた参考画増は先日こちらでも紹介していましたね。先日アップロードしいていた画像はサーバー上にありますから使い回す分にはサーバー負荷にはならないのでこれは助かります。

今回のスモークは上のテールランプの「真ん中部分」の濃さに合わせています。画像だけ見比べるとコーナーレンズの方が薄く見えますがそれは状況が違うからで、テールランプと同じ状況にすればもっと濃く見える筈ですので。

それではこちらももう少々お待ち下さいませ!

BMW(from京都) フロントコーナーランプ スモーク塗装承ってます

bmw25先日到着しましたBMWの純正フロントコーナーレンズです。この度のご依頼誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては、「リヤのスモークレンズと同じような濃さにして欲しい」との事で、実はこれとは別に最初からスモークになっている社外品?のレンズを購入されたそうですが、元々装着してあるリヤのスモークテールに比べて濃さが足りない(と言うか色味も違うような)との事で今回のご依頼に至りました。参考画像も頂いていますので紹介しますね。

bmw26こちらが現在装着されているテールランプで、これに合わせてフロントのコーナーランプを塗装します。

ちなみにこの画像だとスモークの濃さは色々あるように見受けられます。それぞれ別けてみますと・・・

①上下に四角く抜いてある「極薄目」

②中央とその周りの「薄目」

③中央フチとテールランプ周りの「標準濃度」

という事で、私的には②の「薄目」の部分に合わせて仕上げる予定です。如何でしょう?

ご要望ありましたら是非お聞かせ頂ければと思います。

それでは作業着手まで今しばらくお待ち下さいませ。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

BMW内装部品 塗装承りました

先日BMWのテールランプをスモーク塗装でご依頼頂きましたオーナー様から、追加でご依頼頂いた同じくBMWの内装部品です。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

ご依頼の内容としては、写真上にある大きな部品をどこかのショップさんに塗装して貰い、その仕上がりがイマイチだったとの事でそれの修正塗装となります。ちなみに左下の部品がオリジナルの色です(25年前の物ですが新品らしいです・・・)。

左がオリジナルの色で右が塗られてしまった物ですね。確かに同じグレーではあるのですが、明らかに塗られた右側は赤味が足りないです。塗装屋的には「青白い」って感じですかね。

まあこういった色違いも気にする方は気にしますし、気にしない方は気にしないですから難しいですよね。 出来たこれを見せられて「どうです?バッチリでしょ」なんて言われたら・・・ちょっとショックかも知れませんかね(そう言われたかどうかは解かりませんが)。

で、実は自動車用塗料にはこういった便利な物もあります。内装用の色見本帳ですね。 ただこれはGM(ジェネラルモータース)社用の物ですから今回のBMWの内装用とはちょっと違います。ちなみにどの塗料メーカーでも用意されている物ではありません。DUPONT辺りはスマートリペアだか何だかで内装塗装は比較的流行ってましたよね。確かにアメリカ的にはそう言うのが好きそうです(笑)。

参考までに近い色を選んで色見本帳を当ててみるとこんな感じです。各色の真ん中に穴が開いていて、そこから下に当てた実際の塗膜と色を比べる事が出来ます。と言ってもこんなアバウトな方法で色が合っているかどうかなんて解かりませんけどね。参考程度です。

ちなみに当初の案としては、「色違いを防止するなら全部塗ってしまう方が間違いない」と言う事もあって、そういった場合にはこの程度の色選びでも問題無いかと思います。それよりもちゃんとカラーデータ(配合データ)がある訳ですから、例えば塗装した部品の一つを何かしらの理由で交換した時、後からそれだけ塗るとしても全く同じ色で再現する事が可能となります。長い目で見るとこういった方法の方が良い場合もありますかね。

ただ参考までにこの色は使えません。一応配合データを見たのですが2コート仕様の配合データしか無いのです。今回塗装された塗膜は訳あってベースコートが塗れません(激しくチヂレを起こす可能性が・・・)。

と言う事で結局は新たに色を作る必要がありますかね。なので新品部品は塗らず、それに合わせて色を調色して先ほどの青白い部品と小さな灰皿のみ塗装する事になります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!