スバル WRX STIテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスバル WRX STIの純正テールランプ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのような比較的鮮やかな赤とクリアーレンズだった物に、

以前施工した同型のテールランプの時の濃さを参考に、スモーク塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

撮影した時は雨が降って暗かったのでスモークが濃く見えますが、実際は参考にした画像と同様、もっと薄く感じられるかと思います。

撮影と梱包はそれなりに手間が掛かるので、手が空いた時に先にそれだけ済ませておいたりする場合があります(一緒に塗った物でもそれぞれ別の日に撮影という場合もあります)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバル WRX STIテールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたスバル WRX STIの純正テールランプです。

そのまま棚板に置くと倒れてレンズのフチが接触してしまうので、養生した紙の上にマスキングテープやガムテープの芯などを固定して角度を調整しています。エアーブローの際にはこの辺も含めしっかり埃を飛ばしておきます。

よく脱脂した後にプラスチックプライマーを塗布し、ベースコート=スモーク塗装を行います。

スモークの濃さはこの時の画像を参考にしながら調整しています。ベースコートは4~5コート程を塗り重ねています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

大分涼しくなってきたので本塗りもし易くなりました。

ハードナー(硬化剤)やシンナーは気温(ブース内雰囲気温度)によって変える事で対応は出来ますが、やはり40℃の環境で塗るより30℃以下の方が断然塗り易いです。私的な理想としては15℃くらいでしょうか。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ系透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズ系パーツです。その後よく乾燥させ、マスキングを行います。

その後一回目の脱脂清掃を行い、#800~#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン~オレンジ)で足付け処理を行います。

時々テールランプの塗装を行った後に「この後のメンテナンスはどうしたら良いですか?」「ワックス・コーティングを行っても大丈夫でしょうか?」といったご質問を頂く事がありますが、当店で提供している塗膜は自動車ボディのそれと同様の物ですので、同じように扱って頂いて大丈夫です。むしろコーティング等も一緒に行ってあげて頂ければと思います。

空研ぎは水研ぎのように周りを汚さない(研ぎ汁を出さない)というメリットがある反面、超微粒子の粉塵を出すので健康被害に遭い易く、なので換気をよくして常に作業者(私)が風上側で作業をするようにしています。

よくSNS等でレジンアレルギー(溶剤アレルギー)になっている方を見かけますが、恐らくは皮膚からの接触が大きな原因では無く、呼吸を通じて体内に吸収されている事の方が問題だと思っています。よく見られる自称有識者?のコメントとして、ビニール手袋着用必須を唱える方が多いのですが、恐らくそれよりも無意識のうちに有機溶剤を吸っているのが原因では?と思う次第です。有機溶剤はある程度の刺激臭がするので最初は判るのですが、ずっと嗅いでいるとその内臭いに慣れてしまってその環境を気にしなくなってしまうんですよね。

例えばプラモデルの塗装時に密室で換気扇を回すだけでは殆ど意味が無く(これは単に部屋を真空に近くするだけです)、揮発溶剤を室外に排出させながら塗装をするには、作業者を挟んだ対角に空気の入り口(給気口)を設ける必要があります(例えばドアを開ける等)。また最近流行りの3Dプリント等では、フィラメント(樹脂)を溶解する際に発生するガスや、光硬化型樹脂の成型後の洗浄に使うIPA(イソプロピルアルコール)をしっかり密封保存していなかったりする等、知らず知らずのうちに体の内部からそういった物に影響を受けて化学物質過敏症になっていると思われます。

ちなみに自動車塗装用の本ブース(プッシュプル型)なら、作業場=ブース内は常に一定量の空気が流れ続けるようになっているので、意外とノーマスクでも問題無かったりします。実際ベースコート程度ならマスクしない人多いですよね。ちゃんとした会社だと、ブース内の空気の流れがどうなっているかを外部会社に委託して流速測って貰うのが義務だったりもしますからね。

なので極少量でも、例えば寝る場所で常に揮発し続ける溶剤が部屋に置いてあったらそっちの方が健康被害は大きいと思います。ちゃんと密封しているつもりでも実際は少しずつ漏れ出てしまっている容器というのはあるので、やはり生活環境と作業場は別けるべきだとは思います(せめて寝る場所に塗料は置かない方が良いかと思います)。

小さいパーツは手で持って塗れるよう、芯棒に固定しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ系透過性塗装 下準備

次の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズ系パーツです。


レクサスエンブレム塗装承ってます

スバルWRX STIテールランプ塗装承ってます

フォレスターテールランプ塗装承ってます

トヨタエンブレム&ドアミラーウィンカー塗装承ってます


ドアミラーウィンカーとこちらのWRXテールランプは中古品なので裏側の泥汚れを掃除しておきます。ガスケット(防水パッキン)より外側は密封されているので結構ジャバジャバと水を流しても問題ありません。

テールランプあるあるで、棚状になったこの部分によく砂埃が溜まっているので、水を含んだ筆や綿棒を使って洗います。ブラシ系だと奥まで入らないんですよね。

フォレスターのテールランプは新品なので、電球ソケットが入る穴を塞いだらエアーブローをして埃を飛ばしておきます。この後は被塗面以外の部分をマスキングし、足付け処理を行います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルWRX STIテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたスバル WRX STIの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装べた塗りで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。

スモーク濃度については以前施工した事例からの画像をご指定頂いておりますので、そちらも紹介させて頂きます。

「極薄めと薄目の中間より若干濃い目」といったイメージで、この時の画像を参考にしながら濃度を調整するようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!