プッシュフォ~ン(懐)

プッシュフォーン

ダイヤル式が当たり前の時代にこれが登場したらそれはもう凄いカルチャーショックだったのではと思います。まさにアナログ→デジタルの新時代到来って感じですかね(いや、どちらもアナログな気がしますが・・・w)。 今でも十分現役で通用しそうです(ちなみにこれ、普通に使えます)。

 

電脳?

外見はさっぱりしているけど中を開けてみるとオドロオドロしい姿っていうのが私的には好きです。何か悪い事をしているようで背徳的な気分が良いんでしょうね(病)。

構造としては非常にさっぱりしていて、ダイヤル式に比べると機械的というよりは電子機器って感じが強いです。ただダイヤル式同様に「必要最小限」って感じで作られているところが実は凄く潤沢な予算で作られているのを表しているようで、高度成長期だった時代を象徴しているようにも見えたりします。

分解

塗るのは外側の外装パネルですが今回はボタンも塗るので全部バラバラにしておきます。 一個一個はそれぞれ単独スイッチの構造になっているかと思いきや、現代の物と同じくシリコンスイッチになっているじゃないですか・・・。恐るべし電電公社です(またはもうNTTの時代だったんですかね)。

このプッシュフォンも塗る色は決まっていて(ちなみに先日のエヴァカラーではありません)、ただその色の調査がまだ出来ていないのでこの連休中に散歩がてら確認しに行ってきます。

それとは別にダイハツコペンのテールランプも確認しに行きたいのですが全然見当たらないんですよ・・・。てっきりダイハツのカーディーラーに置いてあるかと思いきやもう販売はしていないようですし・・・。 お客様預かり用の車庫には置いてありそうですが捕まったら困りますからね。うーん、こちらも見つかると良いのですが・・・。

iMac フロントパネルスピーカー部加工

壁作り

ちょっと前に作業は完了していたのですが順を追って紹介していきますね。

画像は小さくカットしたABS樹脂のプラ板を半田コテで固定して壁を作っているところです。ただし形状が「丸」→「楕円」ですからそれがスムーズに変化するように意識して形を整えていきます。プラ板は半田コテの熱で変形出来ますので曲げる加工は工作感覚で比較的容易です(ただし溶けると非常に臭いのですが・・・)。

スピーカー仮組み

とりあえずこんな感じで壁の貼り付けが完了です。なんだか凄く汚らしいですが骨格的な役割ですのでこの時点では気にしなくて大丈夫です。ただ見た目的には黒い方が良かったですね・・・。

 

3Mパネルボンドミニ

3M社のパネルボンドは「構造用接着剤」として近年の自動車板金修理に必要不可欠な物ですが、量が多いのと専用ガンが異様に高いので使う機会が中々難しかったところがあったと思います。

が、最近出たこれはまさにそれを小さくした物で、お値段もかなり手ごろな金額になっています。キャンペーン時には接着剤とこの専用ガンが一緒になって確か¥5,000程度だったと思います。

ただエポキシ系のパネルボンドは硬化させるのに結構な時間または熱量が必要になるので、今回のような工作程度の使用であればウレタン系接着剤で十分ですからそちらを利用する事にします。専用ガンは兼用でカートリッジだけを替えれば色々な接着剤が使えるので便利です。ただしコスト的には高いですけどね(苦笑)。

参考までに→3M(TM) プラスチックリペア セミリジッド ミニ 34240

接着剤塗布

多分接着剤はやら無くても大丈夫だとは思ったのですが、この時点でポリパテが手元に無かったので手持ち無沙汰から使ってみたところもあります。まあやって悪い事ではないですしね。

 

ポリパテ何だかプラモデル用のパテにも見えますが一応プロ用のポリエステルパテです。

私の仕事内容が車体の板金塗装から小物塗装になってからはパテの使用率が非常に少なくなり、通常は4キロ缶のパテを使うところが1キロ缶となって、ただそれでさえ使い切る前に使用期限?が過ぎて殆ど使わないままにゴミになってしまうようになってしまったのです。

で、「より少量になったポリパテを」と言うことでちょっと前に購入したのがこのチューブ式のポリエステルパテです。缶のタイプと違って空気に触れる面積と機会が少なくて済むので長持ち出来そうです。使い方は一般的なパテと同じく100:2くらいの配合ですね。グレーなのが主剤で黄土色の方が硬化剤です。

ちなみにこれは「バンパーパテ」と銘打っているだけに、「プライマー無しでPP素材にもくっ付く」といった特徴があるようです。本来ポリパテもプラスチックに塗る時はプラスチック専用プライマーの塗布が必須ですが、3Mの「樹脂パテ一番」よろしくそのまま塗っても大丈夫なようです。ただ私的にはいまいち信用しきってはいませんが(笑)。

パテ付け

そしてこんな感じにスピーカー穴の内側にパテを塗ります。一度にタップリ塗って楽をしたいのは山々ですが、実際には「薄付け→研磨」にした方が作業は楽で形も整え易いですかね。特に今回のように研ぎ難い場所の場合は出来るだけ削る手間を減らすようにした方が結果的には時間は短くて済みます。

 

加工は完了

正月休みが明けてから実は工場に持ち込んでサフェーサーの塗布~研磨まで済ませていました。塗装はまだですがどの道この時点で塗ってもまだまだ加工は続きますから傷が付いてしまうのがオチですし。

とりあえずこれでBOSEのツィータースピーカーをiMacのフロントスピーカーとして固定出来るようにしました。茶色いのはスポットパテ(ラッカーパテ)で、現時点では見た目は悪いですが塗ったら解からなくなるので気にしないで大丈夫です。

またこれを鳴らすデジタルアンプについては先日2個の内一個をちょっとした過ち(w)から燃やしてしまいましたが、その後2個追加した後にさらにワット数の高いタイプの物を2個購入していたりします。電子工作にちょっとハマってしまいなんだか色々買ってしまう始末でして・・・。

後はウーファーの固定でして、こちらは当初の固定方法から二転三転して一応一つの形に落ち着きました。ちゃんとした計画表と言うのは無いので思いつきで内容がコロコロ変わるのですが、そういった事も踏まえてこういった工作物は面白いんですよね。

エヴァカラー調色

エヴァンゲリオン初号機

作業としては仕事そのものなんですが、如何せん依頼者は・・・居ないのですw

ちょっと色々やりたい事があって、とりあえずその為にはエヴァンゲリオンの色を作る必要があったので今回フィギアを入手するに至りました。中央に倒れているのがその初号機です。

ただネットで色々見ているとそれぞれにかなり色ぶれがあるというか、結構適当に自分で決めてしまっても良かったかも知れません。中にはメタリックやらパールになっている配色もありましたし・・・。

という事で私もオリジナル(と言うかフィギア)のカラーそのままと言う訳では無く、多少なり自分好みに色味を変える事にしました。紫は少し濃く、緑とオレンジは鮮やかな感じですかね。後者の2色は面積比が小さい配色になるので少し鮮やかなくらいが宜しいかと思いまして。

ちなみに全くの偶然ですがこの作業をした後で、「このタンブラーをエヴァンゲリオンのようなカラーで」といったお問い合わせがありました。うーん、解かります解かります(笑)。なんだ、ちゃんと仕事に繋がっているじゃないですかw。

テスタロッサは・・・

テスタロッサ

久しぶりにTACさん入庫中のテスタロッサの作業が進行し始めたので早速撮影してみました。

左フロントフェンダーの板金~パテ作業は昨年まで結構進んでいたのですが多分紹介していなかったと思います。チラッと他の画像には写っていたと思いますが(笑)。本日はドアを取り付けてフェンダーとサイドシェルのチリを確認していました。

 

ボディラインの確認

という事でどうやらいよいよレストアらしい光景になってきました。反対側の完成済みパネルのボディラインに合わせて作成した木型を当ててラインを確認している光景です。作業者はTACのゴトー氏ですね。

と言うかそもそもの作業内容はレストアではなく単なる修理?だったと思うのですが、(確か)購入したばかりのこの車体が実は結構な修復暦があり、その時の修理内容がちょっと適当っぽかった感じで今回それの修正と言うことで作業が大掛かりになっていたと思います(間違いだったらすいません)。

で、こういった作業は「基」となるラインが解からない場合が殆どですから、自らそれを感じ取ってラインを復元していく必要があります。格好良く言うと「車体と会話をする」(何故か爆)って感じですかね。

ただこれはあながち間違いではなく、ちょっとだけだと解からない事でもずっと同じ物事に対峙していると少しずつですが今まで解からなかった事が徐々に紐解けて来たりします。自動車の板金塗装の場合だと、パッと見てもその車体に修復暦があるかどうかは結構簡単に解かるようになったりもします。フェラーリのような手作りのような車体の場合は新車時から修復暦ありみたいな感じですが(板金塗装屋さんなら誰もがそう思うかと・・・苦笑)、アウディのようなカッチリした車体だと逆にそれが新車塗膜なのか再塗装された物なのかは結構解かり易いですね。塗装だけでもそのメーカーや車種独自の肌とか特徴があるのです。

なので自動車補修塗装は、「如何に戻すか」「修復暦を解からないようにするか」が第一に必要であって、「きれいに」とか「美しく」なんて事を理想として仕上げるのは実は間違いだったりします。正確には「直した事が解からない程の復元で、さらにその後も何の問題も起きないようにする事」が補修塗装屋の仕事だと思います。なので古い車のレストアであれば敢えてレベルの低い塗料を使ったりする事も当然あります。発色が良くなく艶の質感も鈍い輝きの塗料とかですね(大袈裟に言うとラッカーで、それに変わるものでは昔ながらの国産10:1のクリアーとかでしょうか)。

と言ってもこれらは私的見解ですので余り気にしないで下さい。タイトルにもあるように仕事とは関係なく今は自動車の補修塗装が本業でもありませんので・・・。

 

木型

これは先ほどとは違う箇所の型ですね。ボディに当てている木型は木製の薄い合板(ベニヤ板)で作っていますが、場合によっては鉄製の平板を棒状にして叩いて曲げたりして作ったりもします。

レストアは自動車修理に関する全ての作業が出来なければいけないので、ゴトー氏のように整備も板金も塗装も出来る人間ならこういった仕事が丁度良いのでは?と思うのですが、実際これを商売として成り立たせるのは非常に難しいんですよね。都内近郊などで家賃が高い場合などの固定経費が掛かる環境もそうですが、いつまでも終わりの無いような作業を続けていくモティベーションとかでしょうか(これも私的見解ですが)。

ちなみに反対側の側面とボンネットまではほぼ完成しているのですが(詳しくは旧社外記で紹介しています)、「あと残り半分」と思うのはちょっと違いまして、こちら側の修理は画像のように反対側のボディラインに合わせて作業するようになるので実は向こう側以上に時間が掛かると思います。

変な修復さえされていなければこんなに大変じゃ無かったと思うんですが・・・、まあこれは今更言っても仕方ないですからね(他人事みたいですいません)。

また進行したら撮影しておきます!