ウレタン→セメント→ポリエステル

beida-2 先日ポリエステル樹脂を流し込んで造ったダースベイダーです。両面テープでは無くボルト(ナット)でしっかり固定出来るように加工する事にしました。 シリコン型に入れてあるのはこのままの方が傷を付けないで固定出来るからです。なんせピッタリですので(笑)。

beida-3 「余ったクリアー」で作った物だと切削性が悪いのでこんな風に穴は開けられませんが(ゴムのようですので・・・)、ポリエステル樹脂はしっかりしているので加工するのは比較的容易です。 M5のボルトがすっぽり入ったらOKです(もしかするとM4だったかも知れません・・・)。

beida-4 貼り付け面になる方を平滑に削ったら穴にボルトを挿してエポキシ樹脂(接着剤)を流し込みます。というよりはボルトの頭にエポキシを付けて差し込む感じですかね。ポリエステルはプライマー無しでそのままでもよくくっ付くのでかなりのトルクが掛かっても大丈夫だと思います。プラスドライバの頭でも入れれば「ミニドライバー」が出来そうです(笑)。

beida-5 接着剤がしっかり固まったらこんな感じにセットしてその日が来るのを待ちます。ここからは遊びではありませんが(仕事になりました。笑)、これ単体で塗って食べていける程甘くは無いですので、他に黒を塗るタイミングに合わせて一緒に塗ります。 それにしても普通のリゴラック(FRP用)は随分と色味が付きます。硬化剤の量はこれでも適正で、入れ過ぎるとさらに焦げ茶色になったりします。元々は主剤も硬化剤も透明なのに、反応して色が出るっていうのもちょっと不思議ですよね。元々色が無いのに褪色って事では無いでしょうし、紫外線もまだ全然浴びて無いですし・・・。 beida-6そして艶有りブラックで塗装完了です。奥の一個は艶消し黒の仕様になっています。 これでボンネットに穴を開けて裏からナットで固定すれば盗まれる心配は無いですし、自転車のボトルゲージを着ける所にもワンタッチで付きますからかなり手軽にご利用頂けるようになりました。ボルトの代わりにバルブキャップを埋め込んでおけばホイールのドレスアップにもなりますしね(どれも誰もしませんか。笑)。