もうまるで燃えているかのような

 工場からの帰り道、向こうの方で何か大きな物が燃えている・・・?!

 と思ったら、桜をライトアップしていました(何故か笑)。

 こちらはいつもの本門寺の手前にある「長荘山養源寺」で、毎年この時期になるとこのような感じで夜桜を楽しませてくれます。

先ほどの遠目からでも目立っていたのはこの崖に植えられた桜で、境内にはベンチまで用意されていると言うサービス満点ぶりです。

この後ここでまさかの「シャッター押して貰えますか?」とお願いされたのですが、いやいやここじゃ顔は写らないでしょ!と思いきや、スマホだとストロボ機能があるので結構普通に写せるんですね。

私の使っているDP2Mにはストロボが着いていないのでその発想自体が無く、さらには「ちゃんと写らなくても素材が良いから大丈夫!」と言うボケ(?)にもすぐに返せず、色々とまだ勉強不足なようでした(笑)。

新★クロマフレア風パウダー顔料

クロマフレア風顔料

先日テスト塗装を行ったマジョーラっぽいクロマフレア風のパウダー顔料ですが、それとは別ルートで違う顔料も手配していました。結論から言うと、今回のは凄いです。

 取り敢えずクロマフレア系は3種で、奥に見えるゴールドは偏光でもなんでも無いゴールドです(ただしこの中ではそれが一番高いと言う・・・)。

 先程の画像の一番手前の顔料で、青→紫→赤→橙→黄に変化する色です。

 別角度から見るとこんな感じです。前回テストした顔料に比べ、かなり色変化が激しいです。

 こちらは先ほどのとは別で、最初の画像の左手前にある色です。

「青→紫→赤→橙」に変化するとの事で、最初の色と似たような系統になりますが、

 この手の色としては非常に粒子感が細かく、これはマジョーラ、クロマリュージョンカラーに匹敵する上品な質感です。そう、求めていたのはこれなんですよ!

 先程の画像と同じ色ですが、見る角度によってここまで色相が変化します。パウダータイプでこれはヤバいレベルです。

 こちらはまた別の色で、最初の画像の右奥にある色となります。

 この中では一番粒子感が大きく、「青緑→青→紫→赤」に変化する顔料です。私的な見解としては赤味が判り難いので「青緑→紫」といった感じですが、青緑が非常に綺麗な色あいで、上品な色変化が実用向けでもあるかと思います。

 そしてこちらはゴールドで、粒子は粗く見えますが、口径0.3mmのエアーブラシで普通に塗れます。粗く見えるのは顔料のサイズと言うよりも「輝度」がとても強い感じで、こういう顔料は他に見た事が無かったので今回試しに買ってみました。ちなみに値段は先ほどのクロマフレア系の倍します。

通常こういった発色の良いゴールドを表現するには、シルバーの上に透過性のイエローを塗る「キャンディーカラー」となりますが、単体でここまで綺麗なゴールドが出せるなら何かに応用できるだろうと思っています。となるとやはりマイクですかね。

ただこの影響力からしてスプレーガンや周りへの影響(被害)が強いので、正直なところは余り使いたくは無い色でもあります。

クロマフレア系のパウダー顔料はさらに3色を追加で発注しているので、それらも届き次第テスト~色見本を作製しようと思っています。私はこの手の色は余り詳しくなく、またこれらの顔料は海外からの取り寄せなので情報が得られないのがネックなのですが、以前工場に遊びに来られた塗装屋さん達ならこの系統の色は良くご存じの筈なので、どれがどうマジョ―ラの色に該当するのかを確認して頂こうと思っています。是非に(笑)。

通勤路に咲く桜

 ここのところ気温が上がって来たせいか、呑川の亀や鯉の泳ぐスピードが随分と早くなって来ました(鯉ならまだしも、亀ですらカメラが追いつきません・・・)。

 テレビでは「どこどこの桜が満開~!」みたいな事を言っていますが、大田区の桜はまだ5~8分咲きといった感じですかね~。

 そしていつもの池上本門寺に!

ここも満開まではあともう少しといった感じでしたが、防犯用ライトのお陰で中々見応えがありました。

この時期に有り難い事としては、カメラを構えていても不審に思われない!と言う事で、この時も暗闇の中地べたに座ってゆっくり撮影を楽しんでいます。と言うかミニ三脚だとかなり低い位置から液晶画面を見る必要がある訳でして・・・。

 LEDタイプの街灯だと光の当たり方が局所的になるので、同じ場所でも数年前に見ていた景色と違って見えるのが面白いです。

去年に気付くまで全く知らなかったのですが、東京のマンホールには桜の柄が多く使われているようで、その後気にして見てみると確かにそこらじゅう桜だらけでした(笑)。

湿度計の中身

 先日工場の中を整理していたら、以前100円ショップか何かで買った湿度計が出て来ました。

工場の二階に置いておくのもなんなので、一階に持って行こうと思い工具箱の上に置いておくと・・・、

 うっかり手を滑らせてしまい、木っ端微塵に!!

精密機械なのでもう駄目かと思いきや、

って、中身はこれだけか!と。

どうやらこの湿度計は「バイメタル式」との事で、真鍮に湿気を吸い易い「感湿材」を貼り合わせ、それらの伸縮率の違いで針を動かす構造になっているとの事です。

温度計に比べて湿度計ってちょっと特別な物だと思っていましたが、まさかこんな単純な機構である意味衝撃的でした。

念の為ブース内に設置している温湿度計と比べてみると、殆ど誤差も無く問題無く使えそうです。まあ、あの構造なので余程の事が無いと壊れようもありませんか・・・(笑)。