スバルエンブレム(表面のみVer.)本塗り

 先日私物として追加購入していたスバル純正エンブレムのアクリルプレート部です。

奥にあるのは仕事でご依頼頂いている物で、そちらは裏側の青いプリントを剥がして裏表を塗装しますが、その方法だと大分コストが上がってしまいますので、今回のように表側からだけ塗った仕様を試してみたかったのです。自ら営業をしていくスタイルですね。

プラスチックプライマーを塗り、キャンディーカラー(ベースコート)を塗っていきます。こちらはキャンディーレッドべた塗りです。

青は今までマイクに使っていたキャンディーブルーでは無く、

少し前に入手したハウスオブカラーのKK-13「BURPLE」を採用しました。ちょっと赤味のある青でしょうか。

当初は今まで使っていた同社のキャンディーブルー(コバルトブルー)との違いはよく判らなかったのですが、番号からしてこちらが後発ですから、恐らくは褪色性がアップしていると考え(現代は粉砕ローラーが良くなっています)、また角度を着けてみた時に深みを美しく感じられたので使ってみる事にしました。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。これで終わりは簡単・・・!

ちなみに赤はいつもテールランプ等に採用している色で、鮮やかさを優先するならハウスオブカラーのKK-11アップルレッドの方が良かったのですが、耐候性を考えて当店規定のキャンディーレッド(三世代目)を採用しています。マイクの場合は耐候性を考えなくて良いので(屋外に放置する事は無いので)、彩度を優先してアップルレッドを使っています。

そしてバープルの塗り方ですが、こちらは敢えて周りを濃くして中央を薄くしてみました。

既存のキャンディーブルー(コバルトブルー)に比べると、塗れば塗る程濃くなるような感じがするので、メッキの六連星が暗くなり過ぎないようにしています。現在使っているキャンディーレッド同様顔料系の特徴なんでしょうね。

キャンディーレッドは元々青かった部分に透明な赤が重なった事で濁ったグレー(黒)になっていますが、これ単体で見ればそんなに違和感はないと思います。むしろこれをヨシ!と考えてしまえばよいのかと(そこはパワープレイで。笑)。

  今回の方法なら自家塗装でも出来ると思うので、ご自身でやられたい方は是非挑戦してみて頂ければと思います。トップコート(クリアー)でキャンディーカラーにしようとすると濃淡が着けにくいので、しっかりベースコートとクリアーでそれぞれ別けて塗った方が良いかと思います。そして失敗したらご用命頂ければと思います(マッチポンプ商法みたいですが実際これが一番ご納得頂けるのではと!)。