インプレッサシフトパネル塗装承ってます

imp134 先日到着しておりましたインプレッサの内装シフトパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

この型のパーツは何度か塗っていますが、全体がシルバーに塗られた物は今回が初めてですね。今までの物に見慣れていると全体がシルバーとはちょっと異様です。

imp135 ご依頼内容としては、色見本としてお預かりしたAVパネルの端に塗ってある「ガンメタリック」の近似色への塗装で、この色でシフトパネル全体をベタ塗り、クリアーは「半艶」で承っています。

内容は違いますが形が似ているので以前施工した時の画像を紹介させて頂きますね。

imp136このパーツは元々中央のみがシルバーに塗られていて、周りのシボ模様は何もせずに中央部分だけを半艶黒に塗装しています。今回のパーツはシボ模様が無く、しかも全体がシルバーなので、これを全部半艶のガンメタにして他の内装部品と統一を図ろうと言う感じですかね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

BMW MINIメッキエンブレム 下準備

mini216 先日メッキ素地用の下地処理を行い、サフェーサーの塗装までが完了していたBMW MINIの純正メッキエンブレム一式です。本塗りはまだ先ですが、先日作製した自家製ABS丸プレートをくっ付けておきたかったので先にサフェーサーを研いでおきます。

表面がちょっと煤っぽくなっているのはガイドコートで、サフェーサーの表面に黒をパラっと塗っておき、これを目安にサフェーサーを研いでいきます。

mini217 サフェーサーを研ぐ場合は何かしら堅い物を当てて研ぐ事が基本で、例えば今回のような研ぎ難い溝の部分はヘラにペーパーを当ててザクザクと削ります。2液のウレタンサフェーサーは比較的堅いのでペーパーのコシだけで研ごうとすると肌が残ったり歪が出たりするんですよね。ただ研ぎ方を間違えると筋状に彫ってしまうのでその辺がちょっと難しいかも知れません。

私も最初はどうしてもこのサフェ研ぎでラインが出せず、半分泣きながら研いではサフェをまた塗って研いで~を一日中繰り返していた記憶があります。お陰で今はサフェ研ぎが塗装工程の中で一番好きになっていたりします。塗装は塗るよりもよほど下地の方が難しいですからね。

mini218 そしてボンネットバッジに丸く作製したABS板を貼り付けます。基本は薄手の両面テープで、それの補助としてエポキシ接着剤を使います。

mini219位置がピッタリあっているのを確認したら端材のアクリル板片を当ててクリップで固定します。

基本的には両面テープでエンブレムを固定しているので、もし何かしらの理由で中央の丸いプレートを外さなければならない場合に、(多分)塗装したプレートを壊す事なくドライヤーとヘラで取り外しする事が可能で、また補助的につけたエポキシ接着剤は、元々空いているエンブレムの穴を通って裏表にくっ付いているので、これがカシメとなってプレートの脱落防止にもなっていると言う訳です。