GRスープラトランクスポイラー塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタGRスープラ純正のトランクスポイラーです。こちらのオーナー様は以前マツダアテンザのフロントグリル等の塗装の御依頼をいただいた方で、この度も当店をご贔屓頂き有難う御座います!

製品は新品で、艶消し黒が塗られた状態となります。

御依頼内容はトヨタ純正色の「ホワイトメタリック」(カラーコード:D01)の艶あり仕上げで承っています。

裏側には両面テープが貼ってあって、そちらはそのまま残すようにします。

ツルツルとした素地の上に艶消し黒が塗られているので、足付け処理だけしてそのまま上塗りを行う予定です(これがザラザラとしている場合は塗り終わった後に艶が引けたような状態になってしまうので別途サフェまたは2度塗りの必要があります)。

以前御依頼頂いた時の画像も紹介しますね。

この時は10年くらい前で、今の場所では無く知人の自動車板金塗装工場に間借りして営業していた時ですね。固定経費が今ほど掛かっていなかったので比較的安価で対応出来ていましたが、その後材料費も高騰し、この時代に比べるとかなり塗装費は上がっています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

インプレッサフロントウィンカー塗装承ってます

先日到着しておりましたスバルインプレッサ用フロントウィンカーランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容は透過性の橙=オレンジキャンディー塗装で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

また今回は色の見本としてちらのサイドマーカーも一緒にお預りしています。色板を作成しての厳密な調色作業は行いませんが、本塗り時にこちらを参考にして近い色味に出来るよう調整いたします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ブレンボキャリパー凹み文字部塗装承ってます

先日到着しておりましたバイク用ブレンボキャリパーです。こちらは硬質ブラックアルマイトが施された状態で、塗装をご希望されているのはキャリパー本体では無く、bremboの凹んだ文字部のみとなります。

これはどこかで見たような・・・と思う方はその通りでして、以前にも同じ施工を行った時のオーナー様から、今回はその時とは違うキャリパーで新たに御依頼をいただきました。まずはその時の画像を紹介しますね。

この時とはキャリパーが違いますからロゴのサイズも変わっていますので、今回もマスキング用のデータ作成からのスタートとなります。ロゴの色は前回と同様、VWのキャンディホワイト(LB9A)の艶あり仕上げとします。

施工方法も前回と同様、まずbremboの凹み文字部だけをサンドブラストで素地調整(足付け処理)し、プライマー塗装→ベースコート(白)→トップコート(クリアー)とします。塗装屋さんなら判ると思いますが、ワンミスで大変な事になりますので、出来れば避けて通りたい作業ではあるかと思います。

「だったら塗料を流し込めば良いんじゃ?」と思う方はいらっしゃるかも知れなく、実際私も近年よく見かける「ガンコート」や「セラコート」「パウダーコート」等の焼き付け型塗料であれば強い密着性を謳っているので、そちらを採用しているショップさんであれば対応してくれるのでは?と思いましたが(実際オーナー様に進言しました)、今回当店に再び御依頼頂けたので、他の方法は考えられなかったのかも知れませんね。ちなみに費用は塗料を流し込むような方法に比べると20倍くらいの金額になっていると思います。それでもこれをやろうと思う塗装屋さんは居ないのではと思いますが…。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルインプレッサGHテールランプ 本塗り

先日下準備をしておいたスバルインプレッサGH純正テールランプ一式です。

よく脱製清掃し、エアーブローで埃を飛ばします。

クリアー抜き箇所は、予め作成してあるデータを使ってのマスキングシートを作成します。

それらを所定の位置に貼り付けます。

隣合うレンズを合わせて位置にズレが無いかを確認しておきます。

その後プライマーを塗布し、透過性の赤=レッドキャンディーを塗布したらマスキングシートを剥がします。

露出したプラスチック素地にプラスチックプライマーを塗布します。

こちらはスモークは無しなので、そのままトップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

気温は大分下がりましたが、特に急ぐ必要は無いのでハードナーは春秋仕様(15℃~30℃)を使用しています。

乾燥硬化が遅いタイプは垂れるリスクがありますが、その分レベリング(平滑化)が良いので、肌目を出したく無い小物塗装ではそちらを選ぶ傾向が強くなっています。

逆に車体を塗っていた頃は塗装後の磨き処理を100%行うのが前提だったので、新車肌より若干弱め(浅め)にする為、早めの硬化剤を選択する傾向にありました。今の時期だとハードナーは5℃~25℃を使うのが日常でしたかね。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

VW空冷ビートルウィンカーレンズ 下塗り

先日下準備をしておいたフォルクスワーゲン空冷ビートルのウィンカーレンズです。

古いレンズで、部分的にひび割れも生じているのでそのまま本塗りでは無く、まずはクリアーのみでの下塗りとします。よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布します。

クリアーを塗布します。

1コート目のクリアーを塗った時点で激しい艶引けのような状態になったので、全部で3コート塗っておきました。

カバーから露出して色褪せた部分は問題無いのですが、長年隠れていた箇所で細かいクラックが生じています。

やはりと言うかいきなり上塗りをしていたら危ない所でした。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化、その後さらに二度焼きをしてから上塗りを行おうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!