スクーターバイク フェーエルカバー塗装 完成

bike11 こちらもお待たせしました!スクーターバイクのフェーエルカバー(ガソリン給油口の蓋部分)とその取っ手は本日完成となります。

bike12 こちらも先ほど紹介したランエボの内装パネル同様、表面はザラザラとした梨地になっていました。ただこちらの方は比較的粗い梨地だったので二度塗りだけでは対応出来ませんからいつも通り「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を平滑に仕上げています。手間と時間(とお金)は掛かりますがザラザラとしたあの状態からでもここまで艶のある仕上がりにはなるのです。

bike13実際に組み付けるとこんな感じになるのだsと思います。中々しっくりくるというか高級感あり過ぎな気もしますが(笑)。

ちなみに裏側も同じように色は塗れていますので御安心下さい。厳密には裏側は塗っただけなのでこんなに艶があって美しい仕上がりではないですが、色が飛び散ったままと言うよりは全然マシな仕上がりになっているかとは思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

 

スクーターバイクのフェーエルカバー 本塗り

bike8こちらもお待たせしました!ランエボの内装パネルと並行して作業しておりまして、こちらも無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

画像はサフェ研ぎの前の状態で、黒い点々は研ぎ忘れを防止する為の「ガイドコート」です。単に缶スプレーの黒をパラパラと塗っているだけですがこれをやらないと大抵研ぎ忘れを起こして面倒な事になります(その油断が大敵かと)。

bike9最初は空研ぎ#320で面を平滑に研ぎ付け、それの目消しとラインの修整として#600の水研ぎ、そして#800で目均しを行います。

bike10そして本塗りのセッティングです。今回は「出来れば裏側も」との事ですので、先日も使ったプラモデル用の固定ワニクリップを使いました。自動車の塗装業界ではこんな使い方は普通しないので発想自体が無かったのですが、今の小物塗装に使ってみると本当に便利です。ただ今回はクリップに対して被塗物がちょっと大き過ぎてますけどね(笑)。

bike7   そして本塗り完了です。お待たせしました!

色はTOYOTAの「セーブルマイカメタリック」(カラーコード:4T5)で、恐らくスクーターの外装色に似た色かそれに合わせた色かと思われます。写真で見る限りでは外装色はソリッドのブラックなので敢えてアクセントカラーにしたのかも知れませんね。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!

 

 

スクーターフェーエルカバー サフェ塗り

bike9 こちらもお待たせしております。スクーターのガソリン給油口の蓋となるプラスチック製のパネルです。小さい方は恐らく取っ手ですかね。素材はPP(ポリプロピレン)です。

平面はダブルアクションサンダー#240で研磨し、側面や窪んだ箇所は同じく#240で手研ぎを行います。

PPの場合は切削性が非常に悪いので「梨地を削り落とす」というよりは素地表面の突起部分を多少削る程度での対応となります。これにより素地表面は非常に毛羽立ちますがむしろこれが塗膜の密着性を高めるので良しとしています(所謂アンカー効果です)。

bike10良く脱脂清掃したらプラスチックプライマーを塗り、続けてサフェーサーを塗布します。サフェは6コートくらいしていますね。部品表面は平らに見えて結構波打っていますのでラインの修正に備えて厚く塗っておきます(殆ど削り落とす事になりますが)。

それではまた進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

 

スクーターフェーエルカバー 塗装承ってます

cover すっかり紹介が遅れましたが無事承っております。スクーターバイクの給油口部分の蓋と取っ手の部品です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

cover1 色については事前に色見本帳をお送りしてその中から選んで頂きました。TOYOTAの「セーブルマイカメタリック」(カラーコード:4T5)となります。

cover2素材表面はザラザラとした梨地で、ボディのカウルパネル同様「艶々」でご依頼頂いておりますので、一旦この素地を「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理で平滑に仕上げます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

 

この他諸々ご依頼承っておりますがちょっと紹介が遅れております。順次ご案内しますので何卒もう少々お待ち下さいませ。