GIANTフレーム&フォーク 下地処理

giant1 溶剤槽に浸け置きしておいてある程度の塗膜が剥がれたら、最後に細部に残った塗膜をサンドブラストで除去します。ワイヤーガイドの中などはどうしても塗膜が剥がれ難いですからね。

giant2フォークについては現状の塗膜はしっかりしているのでこれを剥がす必要は無く、ただ小傷は至る所にあるのでそういった箇所は平滑に研磨しておきます。ホイールを固定している箇所は塗装がボロボロなのでこういった箇所はサンドブラストで全て除去しておきます。

GIANTフレーム 旧塗膜剥離

giant

こちらもお待たせしております。剥離用溶剤槽が渋滞気味でしたが(エンジン系パーツで満杯でした・・・)、なんとかここまで来ました。剥離剤使えば一発なんですが諸々の事を考えると廃棄物の出ない今の方法の方が好きなんですよね。

剥がれていない箇所はスクレーパーである程度削ってあげてまた溶剤槽に戻しておきます。膜が張っているところは剥がれ難くても、傷が入った箇所はそこから溶剤が浸透し易くなるので早く剥がれてくれます。この後もう一日浸けとく感じですね。

GIANTのフレーム&フォーク塗装承ってます

giant先日はわざわざご足労頂き有難う御座いました。またこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

こちらの案件は自転車屋さんからのご依頼でして、このフレーム自体はそこのお客様のフレームとの事です。こういったケースでは依頼品を紹介する事はありませんが(そういうのも現在凄く多くなってしまいまして・・・)、今回は特に問題無いとの事ですのでこちらで紹介させて頂きます。GIANTのフレームですね。もしかしてフォークは違うのかも知れません(詳しくないのですいません・・・)。

で、ご希望色としては「艶消しサンドベージュ」との事で、その参考画像も頂いているのですが恐らくどこかのサイトから持って来られた物だと思いますのでこちらでは紹介しません。が、それに似た画像(と色)を見つけて来ましたので宜しければ参考にどうぞ。

http://stat.ameba.jp/user_images/20121022/22/yu-kob/bf/c2/j/o0800060012250113209.jpg

今回ご依頼頂いたのはここからも比較的近い、同じく川崎市は多摩区の「自転車屋POP」さんです。ホームページも発見しましたので紹介させて頂きますね。

自転車屋POPホーム

実はここの店員さん(じゃ無くて店長さんでしたか!?)のフレームも今回一緒にお預かりしておりまして、ただそちらの順番は最後尾(謝)になっていますので後日改めて紹介させて頂きますね。その前にちょっとヘビーな仕事がありますので・・・。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。今しばらくお待ちくださいませ!