HAROのフレームカラー承りました

haro_2昨年末に御預かりしたHAROのアルミフレームとスイングアームは現在サンドブラスト屋さんに行っていまして、只今順番待ちの状況だと思いますので今しばらく御待ち下さいませ。

そして色についてですが、実はご依頼の前には「赤に近いオレンジ」とだけの御指定でしたので、後からになりましたが折角ですので色見本帳を送って好みの色を選んで頂きました。画像に写るVW社のSUNSET ORANGE(カラーコード:LB2A)です。なるほど確かに赤に近いオレンジで、余り派手では無く少し落ち着いた感じのオレンジとなります。サンセットと言うだけあって日没時の夕焼けのようなオレンジと言うことですかね。

それではフレームが戻って来ましたらまた紹介させていただきますね。少し時間が掛かると思いますがどうぞ宜しく御願い致します!

HARO自転車フレーム 下準備

haroこちらもお待たせしております。HAROのフレームとスイングアームはサンドブラスト屋さんの受付OKが出ましたので本日発送しました。その前の準備としては、ボトムブラケット部のねじ山などが削れないように各部をマスキングし、あと錆ていたブラインドナットも外しておく事にしました。ちなみに上の画像はお預かり時の状態です(マスキング後、撮影しないまま梱包してしまいまして・・・謝)。

haro2こちらが錆びていたブラインドナットで、ナット自体の錆は勿論ですが、その周りのアルミフレームにも腐食が発生しています。穴を開けた時にシーラーやプライマーを塗ってくれていれば良かったのですがそんな事をしてくれるケースは余り無いようで、大抵この辺がよく腐食しています。フレームがアルミでナットがスチールですから電位差で錆が出易いんですよね(気になる方は「イオン化傾向」で調べてみてください。鉄よりも先にアルミが腐ります)。

haro3と言うことでドリルで揉んで外しました。上のナットが外れにくかったので表面を軽くベルトサンダーで削りましたが、露出したアルミ素地が腐食してブツブツと侵食されているのが判ると思います。この変の塗装の下はみんなこんな感じになっている筈です。

haro4新たに取り付けるブラインドナットは下地処理が全て終わって本塗り直前にエポキシ接着剤を塗ってナッター(画像の工具)で取り付けます。今回は元々スチール製が付いていたので同じくスチール製の物を取り付けます。軽さを追求する場合や元々付いていた物がアルミならやはりアルミの物を付けておきます(ただ後者は思いっきり締めるとネジ山が潰れますので御注意下さい)。

サンドブラスト屋さんより戻って来たら重防錆仕様のプライマー&サフェーサーの塗布となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!(ブラスト屋さんは去年からかなりお忙しそうですので少し長くなるかも知れません。何卒御容赦下さいませ・・・!)。

HARO自転車フレーム塗装承ってます

haro 先日到着しておりましたHAROの自転車フレームです。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!

パッと見は綺麗に見えるのですが、実はこちらは白に自家塗装されていまして、下地の状態は余り芳しく無いようなので、今回はいつものサンドブラスト専門ショップさんにお願いして塗膜と一緒に腐食を一掃して貰う予定です。その後は耐蝕性の高い浸透型エポキシプライマーを使っての重防錆処理で承っています。ちなみにフレームがアルミ、スイングアームはスチール(もしくはクロモリ鋼)素材になっています。

haro1サンドブラスト作業は当初はこちらのスイングアームのみと想定していたのですが、どの道業者さんには発送で送りますので一緒にお願いしてしまった方がお得ですし作業的にも確実です。既存の塗膜を剥がしてみたらこちらの方も腐食が・・・なんて事は避けたいですからね。

ちなみに御希望の塗色は「赤に近いオレンジ」で承っておりまして、本日色見本帳を送りましたので後日御確認~御希望の色を選んで頂ければと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。連結部などはマスキングしておきますので御安心下さいませ。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!