Nワゴン アウターハンドル&リヤガーニッシュ塗装承ってます

 先日本塗りを終えているホンダNワゴンテールランプのオーナー様より、追加でアウターハンドル一式とリヤガーニッシュの塗装をご依頼頂きました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

ご依頼内容はこれらの部品をボディ同色の「シャイニンググレーメタリック」(カラーコード:NH880M)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

 リヤガーニッシュについては、裏側の上下ボディと当たる部分にゴムとスポンジモールが貼ってありますが、どちらも剥がすと再利用が出来無さそうなのでマスキングにて対応致します。

 アウターハンドルについては当初そのまま塗ろうと思っていましたが、パッキンが着いていたりと構造的に難しい感じだった為、一旦分解する事にしました。

 それぞれを固定しているシャフト棒は爪の部分にステンレスパイプを当てて簡単に取り外せました。

後は組み付け時にそれぞれを間違えないよう、部品にマーキングをして個別に保管しておきます。

またハンドルの方に着いているグリースは塗装には厳禁の為、一旦洗浄して綺麗に除去した後、組み付け時に同じような物をっておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座います!

ホンダNワゴンテールランプ 本塗り

 こちらもお待たせしました!ホンダNボックスの純正テールランプも無事本塗り完了しております。

こちらは部品が到着してから本塗りまでかなり早くなっておりますが、一歩遅ければ一ヶ月程後になっていた事もありまして、この辺は当方の都合と言うよりかは他のご依頼者様によってタイミングが決まりますので、納期にバラつきがある事はどうかご理解下さいませ。

 まずは上段部分をマスキングした状態でプラスチックプライマーを塗布し、続けてレッドキャンディー塗装を完了させます。

その後上段のマスキングを剥がし、今度は下段(赤)部分をマスキングして再びプラスチックプライマーを塗布し、オレンジキャンディーを塗装します。

 今度はクリアー抜き部分のマスキングを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。やはりと言うか結構手間と時間が掛かっています。

最後に全体に薄くスモークを塗り、そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

途中の括れた部分には黒いプラスチックパーツが着くのでそこは色が塗っていなくでも大丈夫ですのでご安心下さいませ。

パッと見は純正テールランプなので普通の方は気づかないかも知れませんが、同車オーナーが見たらまさかこれが純正テールランプだとは判らないと思うのでビックリするかも知れません。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダNワゴンテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダNワゴン純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容は

・上部ウィンカー箇所をオレンジキャンディー塗装

・下部をレッドキャンディー塗装

・下部バックランプ部をクリアー抜き

・最後に全体に薄くスモークを

・クリスタルクリアー

となります。

以前同型製品の施工例がありますのでそちらを紹介させて頂きますね。

こちらは以前施工した仕様で、今回はさらにこのウィンカー部レンズをオレンジにすると言う仕様となります。

 バックランプ部分のマスキングは前回の施工時に型のデータを作成していて、今回のように「前回と同じような感じで」と言う内容であれば【お任せコース】で対応が可能です。

 テールランプ上部がウィンカーになっていて、今回はここの部分がオレンジ&スモークになります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Nワゴンサイドガーニッシュ ロゴ入れ塗装 完成

nwgn15大変お待たせしました!Nワゴンのサイドガーニッシュ、シルバーのロゴ入れ塗装で完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

nwagon今回は既にボディカラー(ホワイトパール)に塗られたパーツをベースに、見本のシールと同様のロゴをシルバーの塗装で入れ直すというご依頼になっています。

nwgn16 シールと違ってロゴ部分の段差は殆ど無くなりました。

nwgn17シールの段差が無くなった分、ロゴのシルバーがベースカラーのホワイトに埋もれ気味になってしまっていますが、角度によってはスカシの黒味がしっかり見えるので問題無いと思います。何よりも今までのような「角が剥がれてしまう・・・」といったストレスは全く無くなったのではないでしょうか。

nwgn19 手前が見本としてお預かりしたシールが貼ってある方で、奥が今回塗装した物となります。

nwgn20同じく、右側が見本としてお預かりしたシールの方で、左が今回塗装した方です。

nwgn18今回は既存の部品にロゴを入れているだけですが、実際は単に色を塗るだけよりもかなり手間を掛けていて、しかも相当デリケートな作業となっています。

最近同じような内容でのお問い合わせが多いのですが、前記の事から費用的にはかなり大きくなってしまいますのでどうかその点を御理解頂ければと思います(出来る限り色々なショップでの見積もりと作業内容の確認をされる事をお勧め致します)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

Nワゴンサイドガーニッシュ 本塗り

nwgn6 先日ロゴデータを作成しておいたホンダNワゴンのサイドガーニッシュです。

ちなみにこちらは既に塗装店にてボディカラー(3コートホワイトパール)に塗装されている物で、純正の塗膜とは違って塗膜がしっかりしていますから安心です。樹脂製品の純正塗装は膜厚が薄いのでちょっとした事で角から下地が出てしまったりするのでかなり神経を遣います。

nwgn7 全体を#1500の耐水ペーパーで水研ぎをし、さらにスコッチとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行なっています。水を使うのはしっかり汚れを落とす必要があるからで(空研ぎだと汚れが伸びて残ってしまうのです)、今回はベースカラーは塗装しないのでこの場合はかなり神経を遣います。

nwgn8 まずはベースクリアーを塗布します。これは色の付いていないベースコートで、これから塗るロゴ(シルバー)の馴染みを良くする為です。最後に塗るクリアーコートとはまた違います。

nwgn9 ベースクリアーをよく乾燥させたら用意しておいたマスキングシートを貼り付けます。

位置については元の見本通りに、左右も揃えます。

nwgn10 ロゴに塗るシルバーについては特にご指定を頂いていなかったのですが、原色のままだとベース色のホワイトパールに埋もれてしまいそうなので3%だけ黒を入れる事にしました。画像は見本としてお預かりしているシールが貼ってあるパーツです。

使った原色はシルバーがMIX812で、これの特徴としては粒子のサイズは真ん中くらい(中目)、光沢感の強い球体アルミです。透かしが黒く表面が明るくそこそこ粒子感もあるので今回に丁度良いと思いましたが、大きな面積に使うとムラになり易い少し癖のあるシルバーです。DUPONTで言うとAM17に該当して、塗装屋さんならこの辺はよく判りますよね。黒は通常のMIX571を使っています。

nwgn11 元々のシールのシルバーは非常に目が粗いシルバーなのですが、それのままとなると隠蔽力が非常に悪く膜厚が付き過ぎて輪郭の仕上がりが悪くなってしまいます。今回のようなロゴ入れの場合は如何に膜厚を抑えて塗るかで仕上がりが大きく変わってきます。

nwgn12 スキングシートを剥がし、軽くタッククロス(不織布に粘着物質が付いた塗面拭き取り用の専用ウエス)で拭いた状態です。塗り分けた箇所の段差が殆ど感じられないのが判ると思います。

ここである程度の段差が残ってもクリアーを塗って研げば平らにはなりますが、見た目でその段差(と言うかケバケバ)は残ってしまうので、ここで如何に綺麗に仕上げるかがポイントになってきます。

nwgn13 そしてよくエアーブローをし、クリアーを塗って本塗り完了です。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーを使用しています。

nwgn14かなり塗り込んでいるので艶々なのですが、如何せん白が眩しすぎて上手く写せません。と言うか壁のビニールを交換してから照明が明るくなり過ぎて最近どうもイマイチです。カメラも大分使い込んでいますし、レンズなんかジョイント部分が割れてしまっているので撮る時はそこが開かないように押さえて使っている始末です。そろそろ買い替え時ですかね。

この後は磨き処理を行い、完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!