願わくばKawaii感じで・・・

alan先日購入したアランのフレームとフォークです。仕事と私用の中間的な使い方といった感じですかね。

と言ってもこのフレームは致命的な損傷を受けていて、このままでは乗れないと言うかもう直せない状態なので自転車としての生涯は終えたような感じです。この辺がアルミフレームの痛い所ですかね。クロモリだったら直せたと思うのですが。

alan-4損傷部はちょっと痛々しいので紹介は避けますが、ヘッドチューブとトップチューブを繋ぐラグの上部に大きな亀裂が入っています。正面から見るとヘッドチューブとラグとの隙間に接着剤らしき物が溢れていますから補修も試みたのかも知れません。ただし命を乗せて走るにはそんな修理ではとても怖くて乗れませんし、かといって新しいフレームが買える程のお金を出してまで直そうという方は現れなかったようで今回私の元にやって来るに至りました。まあこういったケースでは普通手を上げられませんよね。

alan-3ただ私としては前々からこういったフレームを探していて、単に塗るだけと言うよりもそれ自体ある程度価値のある物の方がやり甲斐はありますから丁度良かったのです。盲導犬の引退後って訳ではありませんが、本来の働きが出来なくなったその後の余生を違う形で過ごして貰えればと思った次第です。このロゴは残したいので剝がす前にスキャンしてデータ化しておきたいと思います。

alan-2面白いのはこのフレームの造りで、フルアルミ素材なのに各チューブとラグは別体となっています。全体的なフォルムもとてもスリムで、とてもアルミで造られているフレームとは思えない程です。まあだから割れたのかも知れませんが・・・(苦笑)。

alan-5削り出しで造られたワイヤーガイドなんかも妙に格好良かったりして、塗装のベースとしては中々面白そうです。

ちなみに再塗装の内容ですが、こういった「自転車らしい配色」では無く、もっと全然違う色の使い方をしたいと思っています。工業製品的な堅いイメージでは無く、何ていうか柔らかくてフワフワとした平和的な配色と言うか・・・。ただ自身そう言った色の使い方は全く得意では無いので、だったらという事で今までとはちょっと違う方法で計画を進行していくかも知れません。自分一人ではどうしても固定概念が崩せないので外部の力を借りるかも、といった所ですかね。進行しましたらまた紹介したいと思います。