たまにはこんな感じに

haneda-7 今日はあいにくの雨で撮影も出来ませんでしたから、以前撮影した画像で何かないかと探してみました。出てきたのはちょっと前に行って来た羽田空港の国際線ターミナルを撮影した時の画像です。

いつも外に持ち歩いているカメラのSIGMA DP2MerrillはRAW形式とJPEG形式を同時で撮影する方式を取っていて、帰ってからPCのモニターで確認する時はファイルサイズの小さなJPEG画像で、その中から良いと思った物をRAW形式で保存したファイルから現像作業を行います。ただDP2MのRAWファイルはちょっと特殊なので、一旦はSIGMA純正のソフト「SIGMA Photo Pro」で開いてtiff形式で保存し、今度はそれをadobeの「Lightroom」で編集(現像)します。当初はこれがネックでDP2Mを買うかどうか悩んでいたのですが、自身の技術力不足をカヴァーしてくれるのはDP2Mしかないだろう(苦)と言う事で勢いで買ってしまったところであります。

上の画像はやはりRAWから編集した物で、実際はこんなに青緑色では無いのですが、余り面白味が無かったもので色々弄っていたところ、思いっきり色相を動かしたらちょっと面白かったのでそのまま書き出す事にしました。参考までにJPEGで撮影した画像も紹介します。

haneda-6こちらがJPEGで撮影した物で、最初の青い方はこれとは別のRAW画像を元に、歪みを補正して左に少し回転させ、食み出た余白分をトリミングしています。ハイライトやコントラストなども変更し、少しシャープさを出しつつノイズも軽減させ、そして色相をググっと青緑にしてみました。カラーをモノクロっぽくした訳では無く、モノクロっぽい元画像に残った色を強調させて幻想的にした感じですかね。JPEGのままでは出来ない事もRAWファイルなら後から色々変える事が出来るのです。

ただファイルサイズはJPEGで1.72MBの所、RAWでは9.98MBと5倍強となっていて、実はこれでも画像サイズを小さくしているので少なくて済んでいるところです。撮影する時の設定を最大サイズにすると一枚で50MBになったりしますからPCのスペックが低いと編集作業が大変になってしまいます(それ故にいつも最小サイズで撮っている訳でして・・・)。

最近はこういった画像編集も含めて撮影が楽しいのですが、やり出すと一枚の画像でも一時間くらいアレコレやっていて、何がどうなったのか、そもそも一体どうしたかったのかが判らなくなってしまいちょっと凹んでしまう事もあります。蛇足を通り過ぎてもう支離滅裂といった感じでして・・・。

まあそれでも毎日やっていれば何かしらは上達しているでしょうから、後になって今の画像を見た時に「あーあこれはひどいな」なんて思えれば続けていた甲斐もあると言うものです。実際今もそうですし(苦)。DP2Mをお勧めするのは微妙なところですが(笑)、RAWでの撮影と現像はお勧めです。