ユニオンジャック塗装

smeg-5 現在仕事でご依頼頂いているROVER MINIのパーツ塗装の案件で以前施工した時の画像を探していたところ、丁度その時と同じ時期に行っていた冷蔵庫の塗装の画像があったのでちょっと引っ張りだしてみました。さらにはROVER MINIの案件と今日自宅で撮影したインコの画像の両方がユニオンジャックに関係していたって言うのもあるんですけどね。

smeg ベースとなる冷蔵庫はイタリアのSMEGなるメーカーの物で、テレビドラマのお洒落な場面などで時々見かけたりしたりします。

smeg-2 この製品は元々青い色の物で、この時はその青をそのまま活かして「白」と「赤」だけで塗るようにしています。通常は「白→赤→青」の3色を使った塗装になります。

ちなみにSMEGのメッキエンブレムはマスキングで行っていて、本来こういった物は取り外して作業すべきですが、破損させてしまった時に果たしてその部品だけが出るのか、また出たとしてもイタリアから取り寄せるつもりなのか(苦)って事でつけたまま塗っています。ちなみにこれを塗装したのは9年前くらいの事で現在はここまで大きなサイズの物はお受付しておりません。ご注意下さいませ。

smeg-3 青く残す箇所をマスキングした後、全体に白を塗ってから次に赤を塗っています。青の上にいきなり赤だと隠蔽するのは大変なので、赤く塗る場所も下色として一旦白を塗っておきます。

smeg-4そして全てマスキングを剝がし、青い部分は塗装では無く着色樹脂なので再度プラスチックプライマーを塗ってから全体にクリアーを塗ります。簡単そうですがユニオンジャックの柄は前後左右とも対称では無いので結構面倒で、ROVER MINIのルーフに新車の状態でこの柄をペイントで入れるような仕様がありましたが(裏メニュー的に)、その後BMW MINIになってからはシールになっていたりするのはそういう事ですかね。コスト的にそれが自然な成り行きだと思います。

inco-52と、改めてユニオンジャック柄の塗装を紹介したきっかけになったのがこちらの画像と言う訳でして、何度かここにも登場していますが同じくユニオンジャック柄に塗装したMINIのボンネットが自宅の作業場の壁に飾ってあったりします。ちなみに鳥達はそれに見入っている訳では無く、そしてあまり仲が良いと言う訳でもありませんが、それにしては丁度良い構図だったのでちょっと撮影してみた、といった感じですかね。

冬眠中だったうなぎも本日ようやく目覚め(!)、それなりに休日らしい一日だったと思います。